レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011年7月14日
- 登録日時
- 2011/07/18 16:09
- 更新日時
- 2016/05/14 10:47
- 管理番号
- 日進11S-4
- 質問
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解決
獣帯に散在する12の星座の文様とそれを現す記号が見たい。
- 回答
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星座の名称と記号は下記の資料に記載あり。
『世界大百科事典9』(031/043/9)p561(星座の名称と記号)
『日本大百科全書8』(031/014/8)p874(星座の名称と記号)
星座の文様は下記の資料に記載あり。
『図説・マンダラの基礎知識』(186.8/0145)p173-181(文様)
『曼荼羅図典』(186.8/085)p181-183、p191-194、p211-214、p234-237(文様)
- 回答プロセス
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『世界大百科事典』(031/043/9)で”獣帯”を引くと”黄道十二宮”のことであることがわかった。
同事典で”黄道十二宮”を引くと、一覧があり、12の星座の名称、記号がわかる。
”12の星座の文様”が何を指すかがわからなかった為、『日本国語大辞典』(813.1/0127/13)で”文様”と引く。
すると「絵画・工芸などに装飾として施された図象」とあった。
そこで『世界大百科事典』に記載されている図象を探すが、自館の資料ではみつからなかった。
『日本百科全書8』(031/014/8)で”黄道十二宮”をひくと「仏教では密教大系に十二宮が移入され、大日経疏では十二宮を西方月天の眷属とし胎蔵界曼荼羅図の外縁部にかかれることがある」ことがわかる。
自館OPACで”胎蔵界曼荼羅図”で検索する。
『図説・マンダラの基礎知識』(186.8/0145)の「大悲胎蔵生マンダラの構成」に黄道十二宮について西洋の十二宮の図、マンダラでの十二宮の図がある。
『曼荼羅図典』(186.8/085)にも外縁部である最外院の東方・南方・西方・北方で確認することができる。
- 事前調査事項
- NDC
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- 恒星.恒星天文学 (443 7版)
- 参考資料
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- 『世界大百科事典9』下中直人編/平凡社/2007/(031/043/9)/p561(星座の名称と記号) (AJ94371504)
- 『日本大百科全書8』相賀徹夫編/小学館/1986/(031/014/8)/p874(星座の名称と記号) (AJ94059956)
- 『図説・マンダラの基礎知識』越智淳仁著/大法輪閣/2005/(186.8/0145)p173~181(文様) (AJ94323342)
- 『曼荼羅図会』染川英輔ほか/大法輪閣/1995/(186.8/085)p181~183、p191~194、p211~214、p234~237(文様) (AJ94019616)
- キーワード
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- 獣帯
- 黄道十二宮
- 星座
- 十二宮
- 12星座
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 『国史大辞典7』(210/0298/7)p293 ”十二宮”でも名称と記号の確認がとれる。
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 司書講習生
- 登録番号
- 1000088638