レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20110404
- 登録日時
- 2011/05/19 02:00
- 更新日時
- 2011/05/19 09:16
- 管理番号
- B2011口頭0404
- 質問
-
解決
化粧品の香料の歴史と成分について、記載がある資料がありましたら教えてください。
- 回答
-
ご照会の事項について、以下のとおり回答します(【 】内は当館請求記号です)。
化粧品の香料の歴史について記載があった資料(1)、(2)と、成分について記載のあった資料(3)-(5)をご案内いたします。また、化粧品に限定してはいませんが、合成香料について記載のあった資料(6)を参考までにご案内いたします。
(1)『最新香料の事典』(朝倉書店 2000.5 【PA555-G43】)
「3. 香料の歴史」(pp.66-79)に、メソポタミア・古代エジプト・ギリシア・ローマ・インド・中国・日本の香料の歴史のほか、香料の発展・近代化に関する記述があります。
(2)『香料文化誌』(新装版 八坂書房 2003.12 【PA555-H17】)
ペルシア人とアラビア人の香料、東方諸国で使われた香料、シェイクスピア時代の香料、18・19世紀の香料、王侯貴族・有名人の愛した香料など、古代から中世・近世に使われた香料の歴史を記載しています。
(3)『香粧品科学』(朝倉書店 1997.3 【PA555-G13】)
「表5.9 動物性香料」(p.84)では、香料名、給源、性状、主な有香成分、産地を、「表5.10 主要な植物性天然香料」(pp.84-85)では、香料名、香調、採香部位、製法、主産地、主成分を、「表5.11 天然香料の分類」(p.86)では、分類、材料、製法、性状、主な香料名などを、「表5.12主要な合成香料」(pp.88-89)では、香料名、香調、主な存在場所、においなどを表にまとめています。
(4)『新化粧品ハンドブック』(日光ケミカルズ 2006.10 【YU7-H4065】)
「表21・1 おもな天然香料」(pp.482-483)では、名称、原料、主産地、主な製法、主成分を掲載しています。
「表21・2 代表的な合成香料」(pp.484-486)では、リモネン、シトラール等の化学構造分類、香料名、構造式、分子式、分子量、においを掲載しています。
(5)『においかおり』(フレグランスジャーナル社 2006.2 【PA555-H35】)「第5章 香料素材」では、天然香料105件について、製法、主要成分、香調、用途などを、合成香料158件について、化学名、CAS番号、分子式、分子量、沸点、比重などを掲載しています。
(6)『合成香料』(増補改訂版 化学工業日報社 2005.3 【PA555-H26】)
各論では、香料の分類ごとに、名称、別名、CAS名、CAS番号、既存化学物質番号、輸出統計品目表の商品分類番号、構造式、性状、沸点、融点、製法、用途、製造業者名、毒性などを掲載しています。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 油脂類 (576)
- 参考資料
- キーワード
-
- 天然香料
- 合成香料
- 調合香料
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000086456