レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 登録日時
- 2010/12/22 02:00
- 更新日時
- 2010/12/22 09:41
- 管理番号
- 2010-200
- 質問
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戦後、イタリアと国交関係が再開したのはいつですか。
- 回答
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イタリアとの国交関係再開については、外務省編『日本外交文書』「平和条約の締結に関する調書」第4冊に掲載されているほか、第6回外交記録公開で公開された外務省記録「本邦在外事務所設置関係」に関連文書が含まれています。 1943年(昭和18年)7月、イタリアのムッソリーニ(Benito Mussolini)首相が逮捕・解任され、バドリオ(Pietro Badoglio)政権が成立しましたが、日本はこれを承認せず、以来両国は国交断絶の状態にありました。
1951年(昭和26年)9月27日、東京にて、吉田茂首相とダイエタ(Marquis Blasco Lanza d' Ajeta)駐日イタリア外交代表との間で「日本国とイタリアとの間の外交関係の回復に関する交換公文」が交わされ、対日平和条約の発効日(1952年4月28日)を期して戦争状態を終結させ、外交関係を再開することが合意されました。これにもとづき、11月15日、在ローマ在外事務所が開設しました(初代所長は井上孝治郎)。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
- キーワード
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- 各国との外交関係開設関係
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000075767