レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2010年10月5日
- 登録日時
- 2010/11/24 13:55
- 更新日時
- 2011/02/10 17:18
- 管理番号
- 2010-041
- 質問
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解決
ヴォルテールの詩篇『リスボンの災害についての詩』(原題:『poème sure le désastre de Lisbone』)の日本語訳はないか。
- 回答
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『九州大学文学部創立四十周年記念論文集』p.1011-1063に掲載の永田氏の論文中に、当該詩篇の原文引用と大意があります。
論旨本文の合間に詩篇原文引用・大意が差し挟まれているため、詩篇の全部分が掲載(和訳)されているのかどうかは不明です。現物をご確認ください。
- 回答プロセス
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(1)『ヴォルテール書簡集』(2008)など、図書数点をあたるが、情報なし。
(2)『フランス文学研究文献要覧』第4巻(1981)p.1987に、
「41381 永田英一 リスボンの震災について -ルソーとヴォルテール <九州大学文学部創立四十周年記念論文集 ‘66 p1011-1063>」
との情報あり。
(3)『九州大学文学部創立四十周年記念論文集』(1966)を確認。
p.1011-1063に掲載の永田氏の論文中に、当該詩篇の原文引用と大意あり。
- 事前調査事項
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ヴォルテール関連年表などで、当該詩篇の正式タイトルと発表年月の確認。
それによると、リスボンの大地震が起こったのは1755年11月1日、
詩篇の発表は同年12月。
詩篇の邦題は、『リスボンの災厄についての詩』『リスボン震災についての詩』など、表記に揺れがある。
- NDC
- 参考資料
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- ヴォルテール書簡集 : 1704-1778 / ヴォルテール [著] ; 高橋安光編訳(法政大学出版局, 2008.3 ) (大今図 開架 135.3||V9485)
- フランス文学研究文献要覧 / 杉捷夫 [ほか] 編(日外アソシエーツ, 1981) (大今図 参考室 028.95||F||4)
- 九州大学文学部創立四十周年記念論文 / 九州大学文学部編(九州大学文学部, 1966) (大今図 B1階書庫 041||K3)
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 大学教員
- 登録番号
- 1000074136