レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20101001
- 登録日時
- 2010/11/18 02:00
- 更新日時
- 2010/11/18 02:00
- 管理番号
- C2010口頭1101
- 質問
-
解決
e-ラーニングの市場動向について調べています。
- 回答
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e-ラーニングの市場動向を調べる資料としては、以下のようなものがあります。(【 】内は当館請求記号です。)
ここでは、eラーニングを「パソコンと通信ネットワークを活用した教育研修システムによるeラーニングを用いた研修に関する、システム開発、教材コンテンツ 制作、研修サービス提供、システム導入コンサルティング等の業務に携わる事業」と定義付けしています。(『業種別審査事典 第7巻』(金融財政事情調査会 2008 【D2-J8】より)
●『eラーニング白書』(日本イーラーニングコンソシアム 年刊 【Z71-K604】)
eラーニング業界全体を俯瞰できる資料です。企業・個人・教育機関における活用状況、eラーニングビジネスの動向、アジア主要国の状況についてまとめられています。
eラーニングビジネスの動向の項目では、eラーニングベンダへのアンケート調査結果をもとに、実態と動向についてグラフ入りでまとめられています。販売時のセールスポイントやビジネス障害項目と重視項目など、事業者視点の調査結果も分かることが特徴的です。
●『ブロードバンドビジネス市場調査総覧 2009』(富士キメラ総研 2009 【DK341-J110】)
pp197-202「個別サービス編」にe-ラーニングの項目があり、市場概況から規模推移・予測、マーケットシェア、利用ユーザ動向などがまとめられています。
●『業種別審査事典 第7巻』(金融財政事情研究会 2008 【D2-J8】)
pp876-881に「e-ラーニング事業」という項目で、業種の特色、業界の動向として主要顧客である企業やインフラ整備の動向などをわかりやすくまとめています。
●『eラーニング等のICTを活用した教育に関する調査報告書 2007年度』(メディア教育開発センター 2008 【FD4-J10】)
本書は、教育のe-ラーニングについて特化した資料です。全国国公立私立大学、短期大学及び高等専門学校を対象にアンケートを実施。教育機関でのe-ラーニングをはじめとした、情報コミュニケーション技術(ICT)を活用した教育の導入・普及についての調査結果と、取組事例が紹介されています。
当館所蔵は2007年度版が最新ですが、インターネットでは2008年版が公開されており、全文アクセス可能です(http://www.code.ouj.ac.jp/seika/tyousa)。
●『教育ビジネスの現状と将来展望 2006』(富士経済 2006 【FB35-H146】)
pp155-163 「e-ラーニングサービス市場」において、教育ハードウェア市場の一つとしてのe-ラーニングサービス市場についてまとめられています。市場規模や市場動向のほか、主要企業の商品内容が市場別(学習塾市場、資格取得学校市場など)に一覧になっている部分が特徴的です。
●『エデュテイメントマーケット 2004』(富士経済 2004 【FC65-H69】)
2004年版のサブタイトルは、「目的別・年代別に見た学習ニーズとeラーニングのマーケットトレンドを探る」となっており、e-ラーニングの市場について多く言及されています。
総括・市場分析編ではe-ラーニング分析として市場規模推移、主要ベンダーの市場動向、から市場予測がまとめられており、企業名とサービス名、サービス動向が一覧になっています。
教育分野市場編では、幼児、初等・中等、補習・受験、高等、習い事・稽古事、生涯学習、企業内教育の各分野での、e-ラーニング事業への取組状況が紹介されています。
巻末には、e-ラーニングベンダー事例編として、企業ごとにサービス内容や現状の課題と方向性などがまとめられています。
●『アジア情報化レポート. eラーニング動向』(国際情報化協力センター 2006 【Z71-R683】)
中国、韓国をはじめ、アジア14か国について、eラーニングの状況、主要動向、利用・活動事例がIT事情やIT政策・施策とともにまとめられています。eラーニングの状況では、eラーニング関連機関、eラーニング政策・施策が記載されています。
●『HRD/HRM/e-ラーニング総合情報ガイド : e-Learning bible. 2003年版』(JMAM人材教育 2003 【DL966-H1】)
e ラーニングに関する様々な情報がまとめられた資料です。eラーニングサービスベンダーガイドでは、企業名、概要、沿革、事業内容が掲載されており、eラー ニングコースウェアガイドでは、コース名、学習時間/期間、コース金額、提供会社名等が掲載されています。そのほか、eラーニング関連企業サービス内容一覧やeラーニング関連団体の名簿も収録されています。
●『The Sage handbook of e-learning research』(Sage Publications 2007 【FC65-B34】)
e ラーニングに関する世界的な動向と技術的な情報がまとめられた資料です。第1部では、eラーニングの発祥といった歴史的経緯(2、3章)に加え、各国のインターネットユーザー割合等の関連データを踏まえeラーニング市場の可能性を検証する(4章)などの内容が記載されています。
●e-ラーニング情報ポータルサイト(http://www.elc.or.jp/Default.aspx)
日本eラーニングコンソーシアム(eLC)が運営しているe-ラーニング情報のポータルサイトです。e-ラーニングに関する最新のニュース、用語集、e-ラーニングの導入事例などを見ることができます。
また、会員名簿も公開されているので、e-ラーニング関連企業リストとしても役立ちます。
インターネットの最終アクセス日は2010年10月1日です。
上記資料は、最近のデータを調べるためのものです。年代を遡って調べる際は、資料のタイトルや当館請求記号が異なる場合があります。当館蔵書検索・申込システムNDL-OPAC(http://opac.ndl.go.jp/index.html)によって、請求記号をご確認ください。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 社会教育 (379 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- e-ラーニング
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000073571