当館が所蔵する高松松平家の系図としては次のようなものがある。
1 『高松公御系図』(香川県歴史博物館(現香川県立ミュージアム)蔵本を1999年に電子複写したもの)
〔当館請求記号:K2882 T1 2〕〔所在場所:書庫 館外貸出不可〕
原本の成立など詳細は不明であるが、初代頼重から八代頼儀までの系図。藩主の子女にはその母の
名前が付されている。さらに、人物によっては、「仏生山 御送葬」との記述も見受けられる。
墨字のため判読が難しい箇所が多くある。
2 『徳川諸家系譜 第3』(斎木一馬/〔ほか〕校訂 続群書類従完成会 1988年)
〔当館請求記号:2882 T5 1-3〕〔所在場所:参考資料 館外貸出不可〕
本書〔水戸家支流讃岐高松松平〕の章に、宮内庁書陵部所蔵の「家系写」を活字にした初代頼重から
十一代賴聰の子までの系図がある。藩主の子女にその母の名前は付されていない。
(該当箇所:97~104頁)
※なお「徳川諸家系譜 第4」に簡略だが、次の系図あり。
p.241-242「高松松平家系図」
3 『平成新修旧華族家系大成 下巻』(霞会館華族家系大成編輯委員会/編纂 霞会館 1996年)
〔当館請求記号:36181 K4 1-2〕〔所在場所:ワークスペース1 館外貸出不可〕
本書の松平頼武の章は、八代頼儀から頼武氏の子までの系図。系図上の人物には生没年が
付されている。系図は、松平家によって校正されているもよう。(該当箇所:610~611頁)