レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 登録日時
- 2010/07/23 17:23
- 更新日時
- 2012/12/22 15:57
- 管理番号
- 戸畑一般 121
- 質問
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解決
八幡の黒崎窯業工場内にあった火山の詳細は分かりますか?
- 回答
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黒崎窯業は、2000(平成12)年4月旧富士製鐵系のハリマセラミック株式会社と合併し、社名を黒崎播磨株式会社に変更しています。
八幡西区の黒崎播磨株式会社八幡事業所内には、標高41メートルの妙見山があります。白亜紀に噴火した全国的にも最小級の噴火口跡です。
事業所内の説明版によると、火山の大半が侵食によって失われましたが、現在でも溶岩が地下深くから上がってきた通り道の部分を見ることができます。
溶岩の種類は玄武岩です。玄武岩でできた溶岩は流れやすいため、当時それほど高くない平らな火山で、すぐ西側にある城山(道伯山)とひと続きであったと考えられています。
黒崎播磨株式会社では、毎年10月から翌年3月までの第3日曜日に、見学希望者に対して一般公開しています。噴出したマグマが固まった火山岩頸(ネック)を見学することができます。
- 回答プロセス
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『北九州の近代化遺産』黒崎窯業丸窯(黒崎播磨)に市内唯一・全国最小の噴火口跡の記載があります。平成12年社名変更の記載もあります。
『北九州の史跡探訪』に死火山妙見山の項目の記載があります。
黒崎播磨株式会社ホームページの妙見山で検索すると、環境社会報告書2010に火山のある工場風景妙見山の情報があります。
黒崎播磨株式会社総務グループ及び環境グループ様より、資料を提供していただき確認しました。
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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『黒崎之里 第10号』 黒崎史蹟保存會/編 黒崎史蹟保存會 1984年
(3~5頁) - 『北九州の近代化遺産』 北九州地域史研究会/編 弦書房 2006年 〈K602/キ〉 (136~137頁)
- 『北九州の史跡探訪 増補・改定版』 北九州史跡同好会/執筆 福岡自費出版センター 1990年 〈K292.1/キ〉 (170~171頁)
- 黒崎播磨株式会社 「環境・社会報告書 2010」http://www.krosaki.co.jp/c5/pdf/c_5_2/AttachedFile%20E&SReport2010.pdf(2011年12月10日)
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『黒崎之里 第10号』 黒崎史蹟保存會/編 黒崎史蹟保存會 1984年
- キーワード
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- 北九州
- 史跡
- 遺産
- 照会先
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- 黒崎播磨株式会社 総務グループ 電話 093-622-7224
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000069477