レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2010年01月29日
- 登録日時
- 2010/01/29 14:54
- 更新日時
- 2010/03/04 15:44
- 管理番号
- 山形県-2008-0029
- 質問
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解決
新憲法施行の日(1947年5月3日)山形県都での式典で「最上川」にかわり、新しい県民歌となる「朝ぐもの」が歌唱紹介されたといわれているが、「朝ぐもの」の歌について、経緯・作者・歌詞などが知りたい。
- 回答
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憲法施行日に県民歌として歌われた「朝ぐもの」について、「山形県史通史編第6巻」P82~86にこの関連記載があります。
『新憲法普及活動の一つとして、憲法普及会県支部より公募されてできたもの。公募の結果一等に東置賜郡宮内町(現在山形県南陽市)の原まこと作詞の「朝ぐもの」、佳作に宍戸一郎作詞の「吾妻しぐれ」が選ばれた。」と載っています。
『作詞の「原まこと」は本名、原 知一、明治43年5月山形市生まれ、昭和15年から九里学園米沢女子高校、宮内高校他に勤務、国語科担当。アララギ派の歌人で、この作品は、生れたばかりの長男の名前で応募した。』とあります。「同上山形県史通史編第6巻」「私の作曲集と社会音楽四十年の歩み」P227『第4章主なる作詞者紹介」
歌詞は、「山形県史資料篇21(現第資料 政治・行政編」P112に『山形県民の歌「朝ぐもの」 原まこと作詞、橋本國彦作曲 憲法普及会山形県支部 撰定』として楽譜とともに載っています。
1番の歌詞は「朝ぐもの たなびくかなた ゆきひかる 山のおきふし やまがたは たくましいくに たずさえて みんな働き 新生の 祖國おこそう」以下3番まであります。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 声楽 (767 9版)
- 詩歌 (911 9版)
- 参考資料
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資料①山形県史通史編第6巻/山形県編/2003(K209/ヤマ6)
資料②山形県史資料篇21/山形県編/2000(YK209/ヤマ/21)
資料③私の作曲集と社会音楽四十年の歩み/工藤八郎著/1984(YK760.8/クド)
※( )は自館の請求記号です。
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資料①山形県史通史編第6巻/山形県編/2003(K209/ヤマ6)
- キーワード
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- 県民歌
- 憲法普及会
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000062648