レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 登録日時
- 2009/09/27 17:12
- 更新日時
- 2012/12/26 16:17
- 管理番号
- 北九-2006-95
- 質問
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北九州名物の食べ物が出てくる文学作品を紹介してください。今でも購入できる食べ物がよいのですが。
- 回答
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八幡製鐵所名物の「カタパン」と「くろがね羊羹」が『黒獅子旗に燃えた男たち』の中に次のように記されています。
「カタパンとくろがね羊羹は、当時、製鉄所の工場で働く人の栄養補給に、日本製鉄が独自に開発した品だった。」
若松生まれの火野葦平は『河豚』という題名の小説で河豚を食べる人を書いています。
森鴎外は『小倉日記』明治32年8月10日に「かんころ」のことを次のように書いています。「甘藷を才截りて日に曝し、常食とす。かんころと伝ふ。生なるままに干したると蒸して干したるとあり。」
鴎外は、同年9月9日には紫川で鰻をたべたと『小倉日記』に書いています。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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『黒獅子旗に燃えた男たち』 折世凡樹著 学習研究社 1999年
(158頁)
朝日新聞 2003年7月25日付 探訪名作の味 -
『河豚』 火野葦平著 新潮社 1941年
『小倉日記』 森鴎外著 北九州森鴎外記念会 1999年 (20~21,26~27頁)
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『黒獅子旗に燃えた男たち』 折世凡樹著 学習研究社 1999年
- キーワード
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- 北九州名物の食べ物
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000058348