レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2008/03/24
- 登録日時
- 2008/12/03 02:11
- 更新日時
- 2011/04/08 20:20
- 管理番号
- 10-0C-200803-01
- 質問
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解決
観念アート、概念アートについて説明された本が読みたい
- 回答
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「現代用語の基礎知識2008」に「コンセプチュアル・アート(conseptual art)概念芸術」の項目あり。
「美と芸術のフェイズ」(勁草書房)p.279-300に、コンセプチュアルアートについて記載あり。
「日本大百科全書」に「コンセプチュアル・アート」の項目があり、「コンセプト・アートともいい、概念芸術と訳される。現象的には第二次世界大戦後の主として欧米におけるネオ・ダダ、ポップ・アート、フルクサス、ヌーボー・レアリスム、ミニマル・アートなどのなかにみられる、反芸術的な傾向や芸術を問い直す傾向をさす。~」と記載。
以上をご紹介。
- 回答プロセス
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1.当館蔵書検索 フリーワード“概念アート”ד観念アート”で検索するもヒットなし。
2.新聞記事で読んだのことなので、新聞データベースを検索
・商用データベース「朝日新聞「聞蔵」」、「産経新聞ニュース検索サービス」、「日経テレコン21」(日経四紙記事)→×
・商用データベース「読売新聞ヨミダス文書館」→1件 2000.5.10山田彊一関連記事
・商用データベース「毎日新聞毎日Newsパック」→1件 1995.11.9山田彊一個展について
3.当館蔵書の中で、以下の山田彊一著作を見るが、“概念アート”“観念アート”の記載なし。
・「名古屋発・おもしろ老後生活術」(当館書誌ID:0000390328)
・「ナゴ・ハラ」(当館書誌ID:0000130409)
・「ぼくらにできる教育革命」(当館書誌ID:0000834262)
・「名古屋力」(当館書誌ID:0011454222)
4.商用データベース「MAGAZINEPLUS」(日外アソシエーツ雑誌論文情報)
“概念アート”ד観念アート”で検索 → 参考になるものヒットせず。
5.以下の美術関係の参考図書を調査するも関連記述見つけられず。
「日本美術史事典」「和英対照日本美術用語辞典」「日本近現代美術史事典」「新潮世界美術辞典」
6.「現代用語の基礎知識2008」に「コンセプチュアル・アート(conseptual art)概念芸術」の項目あり
7.当館蔵書をフリーワード“コンセプチュアル・アート”で検索、関連資料をあたる。
「コンセプチュアル・アート」(当館書誌ID:0010117655)・「20世紀美術」(当館書誌ID:0080097864)は貸出中のため、タイトルをご紹介。
8.商用データベース「ジャパンナレッジ」で、キーワード“コンセプチュアル・アート”で検索、5件の項目が見つかる。
① コンセプチュアル アート[カタカナ語] (情報・知識 imidas)
② コンセプチュアル・アート[現代美術の流れ]【conceptual art】 (情報・知識 imidas)
③ コンセプチュアル・アート(概念芸術)[現代アート]【conceptual art】 (現代用語の基礎知識)
④ コンセプチュアル・アート (日本大百科全書)
⑤ コンセプチュアル‐アート【conceptual art】 (デジタル大辞泉)
うち、説明の詳しい「日本大百科全書」をご紹介。
- 事前調査事項
- NDC
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- 芸術史.美術史 (702 9版)
- 参考資料
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「現代用語の基礎知識 2008」 自由国民社,2008.1 ISBN 978-4-426-10126-8 <当館書誌ID:0011544897>
「美と芸術のフェイズ : プラトンからコンセプチュアル・アートまで」 利光 功/著 勁草書房,2003.3 ISBN 4-326-80048-8<当館書誌ID:0010500931>
商用データベース「ジャパンナレッジ」
「日本大百科全書」
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「現代用語の基礎知識 2008」 自由国民社,2008.1 ISBN 978-4-426-10126-8 <当館書誌ID:0011544897>
- キーワード
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- 観念アート
- 概念アート
- コンセプチュアルアート
- 照会先
- 寄与者
- 備考
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大阪市立図書館多機能OMLISでは、2010年4月より商用データベース「ヨミダス文書館」に代えて「ヨミダス歴史館」(読売新聞記事)を提供。
大阪市立図書館多機能OMLISでは、2011年4月より商用データベース「毎日Newsパック」に代えて「毎索」(マイサク)(毎日新聞記事)を提供。
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000049439