レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2007/10/31
- 登録日時
- 2008/03/31 02:13
- 更新日時
- 2008/03/31 02:13
- 管理番号
- 愛知県図-00181
- 質問
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解決
明治時代に、上州(群馬県)出身の「小淵志ち」という女性が、二川(ふたがわ)(現在の豊橋)で製糸業を始め、成功させたいきさつについて知りたい。またその工場名「糸徳社」の由来は?
- 回答
-
【資料1】には次のようなくわしいエピソードが載っています。小渕志ちは1847年群馬県勢田郡富士見村の農家の生まれ。無学ながら、幼いころより母親の操糸を見て育ち、製糸工場で働いた後、婿養子を迎えました。しかし、1879年中島徳次郎と出奔、遠州で生糸の製造を行っていることから東三河地方に来ました。そのころ田原ではまゆを生産していましたが、糸にする方法がわからず困っていたところに、田原のまゆを買い付けに来た志ちが現れ、二川で工場を起こし成功を収めました。また、【資料2】は小学生向けの読み物です。工場名の由来について、亡き夫徳次郎の一字をとって「糸徳社」としたとあります。その他、関連資料として【資料3】もあります。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 繊維工学 (586 9版)
- 参考資料
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- 資料1『蚕糸ふたがわ』小淵志ちと女工の生活を調べる会,1976 (1101480002)
- 資料2『愛知に輝く人々1』愛知県教育振興会,1980, (1101473910)
- 資料3『小淵しち 蚕人伝』スタンバイ,1999 (1107791565)
- キーワード
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- 小淵志ち
- 製糸業
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000043170