レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2004年03月01日
- 登録日時
- 2008/03/21 11:33
- 更新日時
- 2016/07/15 12:03
- 管理番号
- 北九-2006-0054
- 質問
-
解決
福岡県の県花・県鳥・県木は、何ですか?その由来を知りたい。
- 回答
-
福岡県の県花は「梅」、県鳥は「鶯」、県木は「ツツジ」です。
梅が県花に選ばれたのは大宰府天満宮の菅原道真公と飛梅の故事によるものです。
「東風ふかばにおいおこせよ梅の花 あるじなしとて春なわすれそ」の歌碑が大宰府天満宮に建っています。これは延喜元(901)年早春、無実の罪で京都を追われた時に道真公が詠んだ惜別の歌です。梅は心あってか太宰府へ飛んできて、美しい花を咲かせたと伝えられています。
「梅に鶯」と、昔から言われるように菅公の梅にちなんで公募で鶯が選ばれたと『原色 県花・県鳥』には書かれています。
また、県木ツツジは植木、盆栽用として久留米地方で栽培が盛んで、苗木を海外まで輸出し有名であることから選ばれたと『原色 県花・県鳥』に書かれています。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 日本 (291)
- 参考資料
-
-
『原色 県花・県鳥』 中西悟堂著 東雲堂 1967年< R472.1/ナ> (88~89頁)
『講談社園芸大百科事典 特別巻』 講談社 1981年<620.3/コ/B>(145頁)
『ふくおか文学散歩』 轟良子著 西日本新聞社 2001年(174~175頁)
-
『原色 県花・県鳥』 中西悟堂著 東雲堂 1967年< R472.1/ナ> (88~89頁)
- キーワード
-
- 福岡県の県花・県鳥・県木
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000042752