レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2008/01/05
- 登録日時
- 2008/02/02 02:12
- 更新日時
- 2024/03/30 00:32
- 管理番号
- M08010509562793
- 質問
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近松秋江(ちかまつしゅうこう)について知りたい。
- 回答
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和気郡藤野村(現和気町)出身の小説家。本名は徳田浩司。1876(明治9)年5月4日~1944(昭和19)年4月23日。岡山中学を中退して、閑谷黌に転校する。1898(明治31) 年に東京専門学校に入学、卒業後仕事に就くが長続きしなかった。1910(明治43)年「早稲田文学」に『別れたる妻に送る手紙』を発表、小説家として認められ、引き続き遊離を題材にした『黒髪』、『狂乱』などを著した。1923(大正12)年に結婚。子供が生まれてからは作風が変わり、『子の愛の為に』などを書く。東京専門学校の同期であった正宗白鳥は、終生の文学的僚友となり、秋江の死に際して葬儀委員長を務めた。『近松秋江傑作選集』(全3巻 中央公論社 1939年)、『近松秋江全集』(全13巻 八木書店 1992-1994年)がある。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本文学 (910 9版)
- 参考資料
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- 『光陰 亡父近松秋江断想』徳田道子著,中尾民子,1993年. 『近松秋江私論 青春の終焉』沢豊彦著,紙鳶社,1990年. 『近松秋江』小久保伍著,審美社,1985年. 『流浪の人』正宗白鳥著,河出書房,1951年. 『近松秋江研究』紅野敏郎編,学習研究社,1980年. 『岡山の文学アルバム』山本遺太郎著,日本文教出版,1983年. 『岡山県歴史人物事典』山陽新聞社,1994年.
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2008010509560362793
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000041563