レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2007/12/23
- 登録日時
- 2008/02/02 02:12
- 更新日時
- 2024/03/30 00:32
- 管理番号
- M07122310562691
- 質問
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住宅顕信(すみたくけんしん)について知りたい。
- 回答
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岡山市出身の俳人。本名は住宅春美。1961(昭和36)年3月21日~1987(昭和62)年2月7日。中学校を卒業後、昼は勤務し、夜は調理師学校に通う。1980(昭和55)年岡山市に臨時採用される。この頃から仏教に傾倒し、通信教育を受けて、1983(昭和58)年に京都西本願寺で出家得度する。翌年、急性骨髄性白血病のため入院。病室で句作をはじめ、自由律俳句雑誌「層雲」の誌友となる。1985(昭和60)年には、初の句集『試作帳』を自費出版。1987(昭和62)年25歳の若さで一生を終えた。俳人としての創作期間はわずか3年で、生涯に残した俳句は281句であった。没後、知人らの尽力により、第二句集『未完成』(弥生書房 1988年)が刊行されたほか、『Unfinished 英語版住宅顕信句集「未完成」』(広陽本社 2003年)、『ずぶぬれて犬ころ』(中央公論新社 2002年)、『住宅顕信全俳句集全実像』(小学館 2003年)が刊行されている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 詩歌 (911 9版)
- 参考資料
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- 『生きいそぎの俳人住宅顕信』横田賢一著,七つ森書館,2007年. 『いつかまた会える』香山リカ著,中央公論新社,2002年. 『春風の扉』池畑秀一編集,山本遺太郎,1993年. 『住宅顕信読本』中央公論新社,2002年.
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2007122310543162691
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000041538