レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2007/01/07
- 登録日時
- 2007/02/21 02:11
- 更新日時
- 2024/03/30 00:31
- 管理番号
- M07010812556529
- 質問
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御庭焼について知りたい。
- 回答
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『大辞泉』によれば「岡山藩の御庭焼き。正徳年間に後楽園で創始。俗に色絵備前などとよばれる」とする。『岡山県大百科事典』『岡山の焼物』では別名として後楽園焼、旭川焼を挙げ、三代継政の頃には後楽園の花畠で操業していたとする。作品は楽焼で精巧な細工物の彩色備前か絵備前とする。現在の後楽園御庭焼は『岡山の焼物』によれば1907(明治40)年頃から、田中巴石によって後楽園入口にて楽焼の茶陶を焼いたのを始まりとする。岡山後楽園のHP内にある園内売店・茶店案内の「残夢軒」に後楽園御庭焼について「三代・把石、四代・把石による「御庭焼」は、現代に伝わるレトロの伝道師です」という紹介がある。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 陶磁工芸 (751 9版)
- 参考資料
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- 小学館「大辞泉」編集部『大辞泉』小学館,1995.岡山県大百科事典編集委員会編『岡山県大百科事典 上』山陽新聞社 1980.桂又三郎『岡山の焼物 岡山文庫3』日本文教出版,1970.桂又三郎『備前閑谷焼とお庭焼』大雅洞,1969.岡山後楽園HP「園内売店・茶店案内」(2006年12月現在)(http://www.okayama-korakuen.jp/chaya/chaya.htm)
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2007010812531656529
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000033502