レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2004年3月1日
- 登録日時
- 2006/09/02 14:39
- 更新日時
- 2016/09/09 10:51
- 管理番号
- 北九-2006-0031
- 質問
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解決
竜巻の強さは何で測るのですか。
誰が決めたのですか。
- 回答
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竜巻とは、柱状または漏斗状の雲が積乱雲の底から垂れ下がり、海面から巻き上げられた水滴、または地面から巻き上げられた塵、砂などが、尾のように立ち上がっている渦巻のことをいいます。
竜巻の強さを表すものとして藤田スケール(Fスケール)を用います。これは竜巻を弱い方からF0・F1と始めてF12の強さまで区別しています。例えば「F0」は秒速17~32メートル(軽度の被害)これにより煙突やテレビのアンテナが壊れる。「F1」なら秒速33~49メートル(中程度の被害)屋根瓦が飛び、ガラス窓が割れる。「F5」は秒速117~142メートル(信じられない被害)人家が跡形もなく吹き飛び、数トンもある物体が、どこからともなく降ってくる、というものです。この藤田スケールは1971年に当時シカゴ大学教授であった藤田哲也博士(北九州市出身)が発表し、今ではアメリカのみならず、カナダ、日本などでも利用されています。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 『ドクター・トルネード藤田哲也』 藤田哲也著 藤田記念館建設準備委員会事務局 2001年 (33~98頁) (K451/フ)
- 『最新気象の事典』 東京堂出版 1993年 (323~326頁) (451/サ)
- 『気象予報士のための天気予報用語集』 新田尚監修 東京堂出版 1996年 (162~163頁) (451.2/テ)
- キーワード
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- 竜巻
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000030267