レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2006/02/19
- 登録日時
- 2006/07/08 02:11
- 更新日時
- 2009/11/20 08:56
- 管理番号
- 埼熊-2005-126
- 質問
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解決
昭和16年頃、東条英機がつくったとされる「戦陣訓」の内容を知りたい。
- 回答
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『国史大辞典 8』によれば、「戦陣訓」は「昭和16年(1941)1月8日、陸軍大臣東条英機が部内に示達した戦場における軍人の具体的行動の準拠を示した文書」で「生きて虜囚の辱めを受けず、死して罪禍の汚名を残すこと勿れ」の一文で知られる。序・本訓其の一・其の二・其の三・結により構成される。
『武士道全書 1』に全文あり。本書に東条英機の名はないが、『昭和 6 二万日の全記録』『国史大辞典 8』等に掲載されている概要から該当の資料と思われる。
- 回答プロセス
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自館目録を〈戦陣訓〉で検索したのではヒットしない。
《NDL-OPAC》を検索すると多数ヒット、その中の『武士道全書』を自館で所蔵していたので現物にあたる。
他に参照した資料は、以下のとおり。
『昭和天皇下の事件簿』(序文あり)『新聞集成昭和編年史 昭和16年度版1』(昭和16年1月8日朝日新聞掲載の記事に要約あり)『東条英機・その昭和史』『〈詳解〉日本陸軍作戦要務令』『陸軍歴史 上・下』『日本陸軍の本』『帝国陸海軍事典』ほか
- 事前調査事項
- NDC
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- 国防.軍事 (390 9版)
- 日本史 (210 9版)
- 参考資料
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- 『武士道全書 1』(佐伯有義 時代社 1942)
- キーワード
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- 軍隊教育-陸軍-日本
- 東条 英機(トウジョウ ヒデキ)
- 太平洋戦争-十五年戦争
- 軍事史-日本-昭和時代
- 照会先
- 寄与者
- 備考
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定番事例
管理番号「埼川-1993-134」「埼熊-2004-021」が類似の調査事例である。
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000029455