レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2004年3月1日
- 登録日時
- 2006/04/14 16:15
- 更新日時
- 2012/12/26 16:19
- 管理番号
- 北九ー2006-0015
- 質問
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解決
三井財閥で活躍した益田孝(ますだたかし)の資料は、ありますか
- 回答
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『鈍翁(どんおう)・益田孝』、『三井物産初代社長』、『事典近代日本の先駆者』などがあります。
益田孝は、嘉永元(1848)年10月17日に新潟県佐渡で誕生。文久元(1861)年幕府の外国方通弁となり、文久3(1863)年池田筑後守(いけだちくごのもり)に随行して渡欧しました。
明治維新後は、横浜で茶と海産物商を営み、これが大実業家の第一歩となります。明治6年井上馨(いのうえかおる)らとともに会社を起業。井上が政府に入り、同社は三井国産方(みついこくさんがた)と合体し、明治9年三井物産会社となって、益田は社長となりました。また明治21年には三池(みいけ)炭鉱の入札に成功し団琢磨の助力もあって銀行、物産、鉱山など次々に傘下に入れました。彼の活躍により三井物産は、日本有数の総合商社となりました。
益田孝は昭和13年(1938)年12月28日に90歳で生涯を閉じました。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 『鈍翁・益田孝 上・下 』白崎秀雄著 新潮社 1981年 (289/マ/1~2)
- 『三井物産初代社長』小島直記著 中央公論社 1981年 (F/コ)
- 『事典近代日本の先駆者』富田仁編 日外アソシエーツ 1995年 (524頁) (R281.03/ト)
- キーワード
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- 益田孝
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000028302