レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2005年11月01日
- 登録日時
- 2005/11/24 11:29
- 更新日時
- 2018/01/19 14:01
- 管理番号
- edo2005-11
- 質問
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解決
大名の江戸城登城はどんな様子だったか 。
- 回答
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江戸城の城門は、三十六見附(実際には三十六以上在った)などと言ってたくさん在ったことが知られていますが、『図説江戸2 大名と旗本の暮らし』(平井聖監修・学習研究社・2105/1089/2)によれば、”大名が登城するのは大手門、内桜田門(現在の桔梗門)の二か所と決められていた”とあります。
『図解・江戸城をよむ』(深井雅海著・原書房・2105/887/97)によれば、大名の多くは”大手門の門前の橋の手前、下馬所において駕籠や馬から下りた”といい、さらに奥の下乗所~玄関と続き、”日光門主・御三家などのほかはこの場所(下乗所)で駕籠から下りる定めであった”とあります(あとは徒歩)。
供の者ですが、一〇万石以上の大名でも、下馬所より下乗所まで「侍六人、草履取一人、挟箱持二人、駕籠かき四人」、下乗所より玄関まで「侍三人、草履取一人、挟箱持一人」しか連れることができなかったそうです(元禄十二年閏九月)。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本史 (210 9版)
- 参考資料
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- 『図説江戸2 大名と旗本の暮らし』(平井聖監修 学習研究社 2000年 2105/1089/2)
- 『図解・江戸城をよむ』(深井雅海著 原書房 1997年 2105/887/97)
- 『図説 江戸城 その歴史としくみ』(平井聖監修 学習研究社 2008年 2105/1426/0008) (p.8 大名登城のルール)
- 『江戸城展』東京都江戸東京博物館編 [齋藤慎一,畑尚子執筆] 東京都江戸東京博物館,読売新聞東京本社 2007年 M3624/TO-3/292-S00 p.80-81) (「江戸城年始登城風景図屏風」)
- キーワード
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- 江戸城
- 大名
- 照会先
- 寄与者
- 備考
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宮内庁HPhttp://www.kunaicho.go.jp/東御苑に江戸城の史跡 (2014/6/13確認)
江戸東京博物館所蔵「江戸城年始登城風景図屏風」(TOKYO DIGITAL MUSEUM) http://digitalmuseum.rekibun.or.jp/app/collection/detail?id=0190203530&w=%93%6F%8F%E9 (2014/11/26確認)
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000024880