レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2005/03/12
- 登録日時
- 2005/05/27 02:10
- 更新日時
- 2009/06/16 09:55
- 管理番号
- 埼久-2004-109
- 質問
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解決
東日本と西日本に境界線を引く際に、どのような観点があるか。中央構造線、言語(方言)、電力供給(50/60ヘルツ)など。資料を紹介してほしい。
- 回答
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以下の観点と、該当資料を紹介する。
①各種の観点 『コンサイス日本地名事典』 東日本・西日本の項目では、ブロック割り・フォッサマグナ・各種文化面・方言による線引きが紹介されている。
②地帯構造・地質・地形の観点 『地学教育辞典』等にフォッサマグナ・構造線図あり。
③方言の観点 『日本語の起源』『全国方言辞典』等に境界図・区画図あり。
④各種文化の観点 『東と西 海と山』『日本うまいもの辞典』(味覚の境界線あり)
⑤交流周波数の観点 『電気百科事典』に周波数分布あり。
⑥植生の観点 『環境考古学事始』『日本の植生』
⑦ブロック割の観点 《気象庁》(地域区分・予報区)
⑧東西差異の様々な観点を示す資料 『東日本と西日本』ことば・身体・遺跡・江戸と上方など。境界図・分布図も数点掲載があり。『東と西の語る日本の歴史』
- 回答プロセス
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質問者の例示や、調査過程で出てきた観点を元に各分野の資料にあたった。
また、「東日本と西日本」「東と西」をキーワードに自館目録を検索し、資料を探した。
回答以外の調査済み資料
②『地形学事典』『風土学ことはじめ』
③『日本語の世界 8』『日本の方言区画』『方言地理学図集』
④『国文学年次別論文集 国文学一般 1998』「日本列島上の歴史と文化におけるもう一つの東西境界線「関東・越後線群」」
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本 (291 9版)
- 参考資料
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- 『コンサイス日本地名事典』(三省堂編修所 三省堂 1989)
- 『地学教育辞典』(藤本治義 朝倉書店 1957)
- 『日本語の起源』(同一書名多数 書誌未確認)
- 『全国方言辞典』(同一書名あり 書誌未確認)
- 『東と西 海と山 日本の文化領域』(大林太良 小学館 1990)
- 『日本うまいもの辞典』(近藤弘 東京堂出版 1986)
- 『電気百科事典』(オーム社 1982)
- 『環境考古学事始』(安田喜憲 日本放送出版協会 1980)
- 『日本の植生』(同一書名多数 書誌未確認)
- 『東日本と西日本』(大野晋 日本エディタースクール出版部 1981)
- 『東と西の語る日本の歴史』(網野善彦 そしえて 1982)
- キーワード
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- 日本-地理
- 東日本-西日本
- 地帯構造-地質-地形
- 中央構造線
- フォッサマグナ
- 日本語-言語-方言
- 文化
- 交流周波数-ヘルツ-電力
- 植生-植物
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000021886