レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2003/03/14
- 登録日時
- 2004/12/28 02:14
- 更新日時
- 2007/02/27 14:58
- 管理番号
- 都立図事-2004001251
- 質問
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平清盛の娘・徳子(とくこ)が、出家後、建礼門院徳子(とくし)と読み方が変わる根拠が知りたい。
- 回答
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人名事典、建礼門院に関する資料等を調査したが、「とくし」という読みは見つからなかった。
資料1、4には読みなし。
資料2、3、8の読みは「のりこ」。
資料5は「とくこ」と「のりこ」の両方の読みあり。
資料6の読みは「とくこ」。
資料1~4によると、養和元年(1181)、安徳天皇即位に際して院号宣下があり建礼門院と名乗る、とある。出家したのは文治元年(1185)。建礼門院と名乗るようになったことと出家は関係ない。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 伝記 (280 9版)
- 参考資料
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- 【資料1】 日本女性人名辞典 / 日本図書センタ- , 1993.6 R/2813/3090/93
- 【資料2】 平安時代史事典 本編 上 あ-そ / 古代学協会∥編 / 角川書店 , 1994.4 R/2136/3013/1
- 【資料3】 平安時代史事典 本編 下 た-を / 古代学協会∥編 / 角川書店 , 1994.4 R/2136/3013/2
- 【資料4】 国史大辞典 第5巻 け-こほ / 国史大辞典編集委員会∥編 / 吉川弘文館 , 1985.2 R/2103/32/5A
- 【資料5】 皇室の百科事典 / 歴史百科編集部∥編 / 新人物往来社 , 1988.6 /2884/3003/88
- 【資料6】 源平争乱期の女性 / 集英社 , 1977 ( 人物日本の女性史 第3巻 ) /3672/75/3
- 【資料7】 大日本史料 第4編之12 / 東京帝国大学文科大学史料編纂掛∥編 / 東京帝国大学 , 1912 /2108/T727/D1-4-12
- 【資料8】 王朝の明暗 : 平安時代史の研究 第2冊 / 角田文衛∥著 / 東京堂出版 , 1977 /2136/20/77
- 【資料9】 平家物語の女たち : 大力・尼・白拍子 / 細川涼一∥著 / 講談社 , 1998.10 ( 講談社現代新書 ) /J345/3045/98
- 【資料10】 平安貴族 / 橋本義彦∥著 / 平凡社 , 1986.8 ( 平凡社選書 ) /2136/47/86
- 【資料11】 平家物語 / 杉本秀太郎∥著 / 講談社 , 1996.2 /J345/3032/96
- 【資料12】 桓武平氏国香流系図 第2巻 平清盛流・織田流氏族篇 / 千葉琢穂∥編著 / 展望社 , 1986.10 /2882/63/2
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000013192