レファレンス協同データベース
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2024-03-19T03:02:19+09:00
レファレンス協同データベースの新規公開情報をお知らせします。
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遠里小野の地名について、由来を知りたい(大阪市立中央図書館)
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000347339
2024-03-19T00:30:22+09:00
関連資料を紹介します。
(1) 『大阪の地名由来辞典』(堀田 暁生/編 東京堂出版 2010.8)
p.85「遠里小野」の項に、「柿本人麻呂の歌に「すみの江の遠里小野の真萩もて」(『万葉集』)とあるなど、この地は古くから歌枕として知られている。歌の中での読みはいずれも「とをさと・おの」で、住江(住吉)の周縁部の原野、といった意味が込められているが、「とをさと」は韻律を整える和歌独特の言い回しとみられ、元来は「をりおの」だった可能性が高い。「を」と「う」、あるいは「お」と「う」の読みの混同により、「うりうの」とも呼ばれ、現行地名の読みが「おりおの」に確定するまでは両様に呼ばれていた。『太平記』の「住吉合戦」の項では「瓜生野」の字があてられ、さらに江戸時代この地域が瓜の産地として知られていたこともあって、瓜に由来する地名とも考えられた。」とあります。
(2) 『日本歴史地名大系 28-[1] 大阪府の地名 1』(平凡社 2001.7)
「住吉区」のp.726-727「遠里小野村」の項に、「「東成郡誌」は地名の由来として、瓜破(うりわり)村(現平野区)と同じく、昔瓜の産地であったので瓜生野(うりうの)と称したが、のちなまって「おりおの」とよぶに至ったとする。(中略)遠里小野の名はすでに「万葉集」巻七に「住吉の遠里小野(とほさとおの)の真榛もち摺れる衣の盛り過ぎ行く」などとみえる。」とあります。
(3) 『角川日本地名大辞典 27 大阪府』(「角川日本地名大辞典」編纂委員会/編 角川書店 1983.10)
p.276「遠里小野<大阪市・堺市>」の項で、「古くは「とおさとおの」とも読み、瓜生野(うりうの)とも称した。」とあります。
(4)国立国会デジタルコレクション『東成郡誌』(大阪府東成郡 編 大阪府東成郡 大正11) (インターネット公開) <名著出版復刻版 下巻 当館所蔵ID:0070093613>
https://dl.ndl.go.jp/pid/978621/1/825 (2024.3.12確認)
「第廿二編 墨江村 第一章 地理」のp. 1551(コマ番号825)に、「名称の由来は中河内郡の瓜破と語源を同くし、昔時は瓜の産地なりしを以って瓜生野と称せしが、訛りて遠里小野と呼ぶに至れりと。」とあります。
(5)国立国会デジタルコレクション『住吉細見記』(梅原忠治郎 著 松田尚友堂 1927)(国立国会図書館内/図書館・個人送信限定) <当館所蔵ID:0000246501>
https://dl.ndl.go.jp/pid/1184786/1/67 (2024.3.12確認)
「遠里小野をさして」の項、p.96(コマ番号67)に「遠里小野は古来の摂津郷にして瓜生野と言ひ、今遠里小野を「をりをの」と言ひ、単に「うりの」とも呼ぶ。姫瓜と言ふ美しい瓜の産地であつた。」とあります。
(6)国立国会デジタルコレクション『大阪府全志 巻之3』(井上正雄 著 大阪府全志発行所 大正11) (インターネット公開) <清文堂復刻版 当館所蔵ID:0000172308>
https://dl.ndl.go.jp/pid/965800/1/66 (2024.3.12確認)
「第三篇 国郡市町村志 第一章 摂津国 第二節 東成郡 第二項 墨江村 大字遠里小野」の項、p.76(コマ番号66)に遠里小野の由来についての記述があります。
(7)国立国会デジタルコレクション『地名は語る : わが町の生い立ち 大阪市内篇』(大阪民主新報社 編集 文理閣 1982.6) (国立国会図書館内/図書館・個人送信限定) <当館所蔵ID:0000341369>
https://dl.ndl.go.jp/pid/9575225/1/92 (2024.3.12確認)
「遠里小野-古代の歌枕 瓜と油の産地」のp.170-172(コマ番号92-93)に遠里小野の由来についての記述があります。
(8)国立国会デジタルコレクション『万葉集と郷土 : 摂津・播磨・淡路歌枕』(吉川貫一 著 中外書房 1958) (国立国会図書館内/図書館・個人送信限定) <当館所蔵ID:0080221794>https://dl.ndl.go.jp/pid/1345045/1/35 (2024.3.12確認)
「二、 住吉附近―大阪市」のp.61-63(コマ番号35-36)「遠里小野 浅沢小野」に遠里小野の由来についての記述があります。
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1939年、奥野椰子夫作詞、服部良一作曲の「夜のプラットホーム」が発売禁止になった後、服部良一が歌詞を英語に替え、洋盤と偽って発売したというのは本当か。(大阪市立中央図書館)
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000340770
2024-03-19T00:30:21+09:00
以下の資料に関連する記述がありました。
(1) 『ぼくの音楽人生 -エピソードでつづる和製ジャズ・ソング史-』 (服部 良一/著 日本文芸社 1993.3)
p.179-192「東宝系映画音楽」の章に「夜のプラットホーム」の発売禁止処分について記述があり、p.182に「この曲には、もう一つ話がある。惜しい曲なので、こちらも一案を浮かべ、コロムビアの洋楽部で英語のタイトルと歌詞をつけて洋盤で売り出したのである。日米開戦前だったので英語はまだ許されており、これはそのまま店頭に出て、かなりのヒットを記録した。(中略)『アィル・ビー・ウエイテング』(待ちわびて)の曲名で、歌は洋楽部に籍を置く日独混血児のファクトマンという声楽を勉強していた青年が、ビック・マックスウェルの芸名で吹き込んだのである。(中略)作曲者はR・ハッター。つまり服部良一の隠し名である。」とあります。
(2) 『上海ブギウギ1945 -服部良一の冒険-』 (上田 賢一/著 音楽之友社 2003.7)
p.86-118「3 特殊工作員、服部良一」のp.95に「「夜のプラットホーム」はその二年後、歌詞を英語に替え、「I'll Be Waiting」という英語のタイトルと、さらに「待ち侘びて」といかにもそれらしい邦題までつけ洋盤と偽って発売。歌と演奏は「ヴィック・マックスウェルと彼とダンス・オーケストラ」。作曲と編曲は「R・ハッター」。(中略)ヴォーカルの「Vic Maxwell」とはコロムビア・レコードの社長秘書の日独ハーフの青年、ファクトマン。そして作編曲の「R.Hatter」とは服部さん。HATTORIをもじった変名だった。R・ハッターの変名で洋盤を出したのには、別に深い意味はなく、面白そうだからやってみただけのことだと服部さんは言う。」とあります。
(3) 『大歌謡論』 (平岡 正明/著 筑摩書房 1989.8)
「第十四章 「何日君再来」のドゥエンデ」のp.501-502に「夜のプラットホーム」の発売禁止処分について記述があり、p.502に「せっかくの自信作の発禁をおしんだ服部良一は、これを外国の曲ということにしてコロンビアの洋盤で売りだした。R・ハッター作、ビッグ・マックスウェルの歌、コロムビア・ジャズ・バンドの演奏で「アイル・ビー・ウェイティング」という曲ということにし、流行したのはいいけれど、戦後、服部良一はR・ハッターの曲を盗作したと非難されたそうだ。」とあります。
(4) 『月がとっても青いから -マイ・ラスト・ソング 3-』 久世 光彦/著 (文芸春秋 2001.2)
p.49-54「夜のプラットホーム」のp.51に「この曲は、実は昭和十四年にはもうでき上がっていた。(中略)ところが時代が時代だったので、発売が中止になったのである。諦めきれない服部良一は、歌詞を英訳し、アレンジも新たにして、洋盤として世に出したのだ。(中略)作曲者の名前は、服部良一をもじって、R・ハッターだというから面白い。」とあります。
(5) 『潮』 1981年9月号(281号) (潮出版社 1982.9)
p.180-201 中澤まゆみ「「ダイナ」はもう聞こえない」のp.186-188「外人名でジャズをかいた服部良一」にて「夜のプラットホーム」についての記述があり、p.187に「「夜のプラットホーム」は「I‘m Waiting(待ちわびて)」と改題された。作曲者はハッター(Hatter)。服部の「o」を「e」に替えて、最後の「i」をはぶいたペンネームである。作詞と歌は、コロムビアの洋楽にいたファクトマンという日独混血の男が担当し、「マスクウェル楽団」という名前をでっちあげて、コロムビア・オーケストラが演奏した。」とあります。
(6) 『 新潮』 81巻12号(959号) (新潮社 1984.12)
p.280-302 安岡章太郎、色川武夫「〔対談〕昭和史-はぐれ者の来歴」のp.292-294「映画・ヒット曲を通じて入った西洋」のp.293-294で服部良一について語られており、p.294の安岡氏の言に「「夜のプラットホーム」っていうのあるだろう、戦後はやった。あれは英語の歌だったんですよ。(中略)あれも服部良一が作ったの。「さよなら、さよなら」というのは、シナ事変が始まったとき、直ちに禁止になったわけ。(中略)英語でつくりかえて売り出したんですよ。「グッバイ、グッバイ」というの、そしたら、これは検閲にひっかからなかった。(中略)これは僕はアメリカの歌だと思っていて、アメリカの歌の中にも、なかなかいいのがあると思っていたら、服部良一なんだ。」とあります。
(7) 国立国会図書館デジタルコレクション『中南米音楽 = La musica iberoamericana』 (208) (中南米音楽 1971-07) (図書館・個人送信限定)
https://dl.ndl.go.jp/pid/2267610/1/53 (2023.11.10確認)
p.104-105(コマ番号53) 蟹江丈夫「タンゴ・エンハポン発展史」はアルゼンチン・タンゴに関する記事ですが、日本コロムビアのレコード「待ち侘びて」に触れられており、「このレコードの演奏者、ヴィック・マックス・ウェル・アンド・ヒズ・ダンス・オーケストラ、なるもの、実は全部、コロムビア関係の日本の楽員である。(中略)しかも作曲者も、服部良一氏ではなくハッター・アンド・マックス・ウェルとなっている。もちろん、ハッターは服部氏をもじったものであることは間違いないが、この点、終戦直後の新聞の投稿欄に、「外国の作品を盗むなんてけしからん……云々」という投書が掲載され服部氏が「あれは当時の風潮から、日本人名ではうまくないとエディター側の意向もあってあのようなかたちになった。しかし、正真正銘の私の作品です」と答えておられた。」とあります。
(8) 国立国会図書館デジタルコレクション『明日の農村』 (187) (日本共産党中央委員会 1990-06) (図書館・個人送信限定)
https://dl.ndl.go.jp/pid/1771416/1/30 (2023.11.10確認)
p.54-57(30-31) 矢沢寛「"独断と偏見"の流行歌(はやりうた)50年私史-6-メ-デ-事件と講和条約発効のころ」のp.57(コマ番号31)「星はまたたき夜ふかく……」の項にて「夜のプラットホーム」について記述されており、「ところが淡谷のり子の吹き込んだレコードが出るや、たちまち検閲にひっかかって発売禁止。作曲した服部良一は一計を案じて、「アィル・ビー・ウェイティング(待ちわびて)」とタイトルをつけ、英語の歌詞でコロムビアの洋盤として売り出した。歌は洋楽部にいた混血の青年に歌わせ、作曲もR・ハッターと、服部良一をもじったペンネームで。」とあります。
(9) 国立国会図書館デジタルコレクション『月刊IM = Journal of image & information management』 30(12)(251) (日本文書情報マネジメント協会 1991-11) (図書館・個人送信限定)
https://dl.ndl.go.jp/pid/3323871/1/22 (2023.11.10確認)
p.40(コマ番号22) ディック・ミネ「コラム・第20回」に「服部良一氏は「R・ハッター」という一見外国人が作曲したようにして、あの有名な「夜のプラットホーム」を発表した。そして、戦後しばらくは、この名でとおされた。服部さんも粋な人である。」とあります。
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道路・交通に関する統計(国立国会図書館(National Diet Library))
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=man_view&id=2000029941
2024-03-18T14:18:00+09:00
道路や交通に関する統計には、以下のようなものがあります。【 】内は当館請求記号です。請求記号が記載されていないものは、版によって請求記号が異なります。国立国会図書館サーチでタイトルを入力して検索してください。『資料名』(書誌情報)の後ろに*が付いている資料は、国立国会図書館サーチの書誌詳細画面に目次があります。1.公的統計国の機関や地方公共団体などが作成する統計のことを公的統計といいます。大規模な調査が多く、客観性・信頼性が高いことが特徴です。調査結果の多くは、それぞれの府省庁や地方公共団体などのホームページで公開されています。道路・交通に関する総合統計書には、以下のようなものがあります。『交通経済統計要覧 : 数字でみる交通経済』(国土交通省監修 運輸総合研究所 隔年刊 【Z41-629】)*1-1. 基幹統計国の行政機関が作成する統計のうち、特に重要な統計は総務大臣によって「基幹統計」に指定されています。この基幹統計を中心として、公的統計の体系的整備が図られています。 道路や交通に関する基幹統計には、以下のようなものがあります。調査結果は、政府統計の総合窓口(e-Stat)、交通関係統計資料(国土交通省)で公開されます。自動車輸送統計調査(国土交通省)概要国内で輸送活動を行う自動車の輸送量・走行量などを把握するための調査です。調査周期昭和35(1960)年に調査を開始して以来、毎月実施しています。報告書国立国会図書館サーチで「自動車輸送統計」をキーワードにして検索します。港湾調査(国土交通省)概要港湾の実態を明らかにするための調査です。都道府県別の入港船舶の隻数および総トン数、船舶乗降人員数、海上出入貨物のトン数などが調査されています。調査周期明治38(1905)年に臨時調査を行ったのが始まりです。現在は毎月調査を実施しています。報告書国立国会図書館サーチで「港湾統計」と「国土交通省」、「運輸省」、「内務省土木局」をキーワードにして検索します。内航船舶輸送統計調査(国土交通省)概要内航に従事する船舶の貨物輸送の実態を明らかにするための調査です。内航船舶輸送量、燃料消費量、航海距離などが調査されています。調査周期昭和38(1963)年に調査を開始して以来、毎月調査を実施しています。報告書『内航船舶輸送統計年報』(国土交通省 年刊 【Z41-4477】)1-2. その他の公的統計基幹統計のほか、道路や交通に関する代表的な公的統計には、以下のようなものがあります。調査結果は、政府統計の総合窓口(e-Stat)、交通関係統計資料(国土交通省)で公開されます。道路統計調査(国土交通省)概要道路施設現況調査と道路事業費等に関する調査から構成されています。報告書『道路統計年報』(国土交通省 年刊 【Z41-2439】)全国道路・街路交通情勢調査(道路交通センサス)(国土交通省)概要全国道路交通の現況と問題点を把握するための調査です。道路状況、交通量および旅行速度を調査する「一般交通量調査」と、自動車の移動状況などを調査する「自動車起終点調査」から構成されています。報告書国立国会図書館サーチで「道路交通センサス」と「国土交通省」、「建設省」をキーワードにして検索します。大都市交通センサス(国土交通省)概要鉄道・バスなどの大量公共交通機関の利用実態を調査しています。旅客流動量や利用状況、乗換え施設の実態を把握することを目的としています。調査周期昭和35(1960)年に調査を開始して以来、5年ごとに実施しています。報告書国立国会図書館サーチで「大都市交通センサス」をキーワードにして検索することができます。交通量統計表(警視庁)概要都県境および東京都内の主要交差点などにおいて実施された交通量調査の結果をまとめたものです。報告書国立国会図書館サーチで「交通量統計表」と「警視庁」をキーワードにして検索することができます。全国貨物純流動調査(物流センサス)(国土交通省)概要出荷側から貨物の動きを調査するものとして、全国を対象に輸送手段を網羅的に把握するため、5年ごとに実態調査を実施しています。報告書国立国会図書館サーチで「貨物純流動調査」と「国土交通省」、「運輸省」をキーワードにして検索することができます。なお、第1回調査の報告書名は「全国幹線貨物純流動調査報告書」です。貨物・旅客地域流動調査(国土交通省)概要鉄道、自動車、海運および航空の各輸送機関別に、国内地域相互間の輸送状況を調査しています。品目別機関別貨物量や輸送機関別旅客輸送量などが調査されています。報告書『貨物・旅客地域流動調査』(国土交通省 年刊 【Z41-252】)鉄道輸送統計調査(国土交通省)概要鉄道、軌道および索道の輸送実態を明らかにするための調査です。鉄道・軌道旅客輸送の旅客数量および旅客人キロ、鉄道貨物輸送の貨物数量および貨物トンキロなどが調査されています。報告書『鉄道輸送統計年報』(国土交通省 年刊 【Z41-5835】)航空輸送統計調査(国土交通省)概要日本の航空運送事業および航空機使用事業の実態を調査しています。報告書『航空輸送統計年報』(国土交通省 年刊 【Z41-2378】)このほか、道路・交通に関する公的統計には以下のようなものがあります。『交通統計年報』(警察庁 年刊 【Z41-615】)交通事故に関する統計を収録しています。令和元(2019)年版から、『交通事故統計年報』(警察庁 年刊 【Z41-615】)と『交通統計』(警察庁 年刊 【Z3-B189】)が統合されて『交通統計年報』となりました。警察庁ホームページ内「統計」に、「運転免許統計」、「交通事故発生状況」などの最新の関連統計が掲載されています。なお、警察庁監修のもと交通事故総合分析センターが刊行する『交通統計』【Z41-5984】もあり、同センターホームページ内「交通統計」にデータが掲載されています(要・会員登録)。『警視庁交通年鑑』(警視庁 年刊)東京都内で発生した交通人身事故に関する統計を中心に収録しています。警視庁ホームページ内発生状況・統計にも、関連する統計が掲載されています。『道路交通管理関係調査』(国土交通省道路局 年刊 【Z72-J177】)令和元(2019)年版までのタイトルは『道路交通管理統計』です。2.民間統計民間の機関が刊行する、道路や交通に関する統計には、以下のようなものがあります。『都市・地域交通年報』(運輸総合研究所 年刊 【Z41-2473】)*公共輸送機関の輸送量、輸送力に関する統計をまとめています。「都市交通編」では、首都圏、中京圏、京阪神圏における統計を、「地域交通編」では、都道府県や主要都市別等にまとめられた統計を掲載しています。交通機関別旅客輸送人員の推移、鉄道およびバス運賃の推移のほか、企業体別輸送改善状況も掲載されています。2016(平成28)年版より前の版は、『都市交通年報』【Z41-2473】と『地域交通年報』【Z5-411】に分割して発行されていました。『Circulation/transit outdoor advertisements = サーキュレーション資料』(オリコムメディア本部 年刊 【Z41-1578】)*都市交通の基本統計が掲載されています。電車の年間1日平均輸送人員、主要交差点自動車交通量、JRと東京メトロの改札口別乗降数、JR・地下鉄・私鉄の駅別乗降人員などが調査されています。『数字でみる鉄道』(運輸総合研究所 年刊 【Z41-4250】)*輸送実績や経営状況、施設状況など鉄道に関する各種統計が掲載されています。『高速道路便覧』(全国高速道路建設協議会 隔年刊)*高速道路整備の概要、諸計画および利用実態などが掲載されています。高速道路の供用延長・利用台数・料金収入の推移、道路別車種別平均利用距離、事業費・国費の推移、高速道路のキロメートル当たり建設費などが掲載されています。『トンネル年報』(日本トンネル技術協会 年刊 【Z16-1787】)*現在施行中のトンネル工事の記録が掲載されています。鉄道、道路、水路、各種トンネルの発注者、請負額、受注者などについて調査されています。会員名簿も掲載されています。自動車に関して、車両数、台数などについて調べるための統計資料には、以下のようなものがあります。『自動車保有車両数』(自動車検査登録情報協会 年刊 【Z41-161】)用途・燃料・車種別、乗用車の塗色別、積載量別、排気量別、メーカー別統計です。『自動車保有車両数. 輸入車』(自動車検査登録情報協会 年刊 【Z41-250】)市郡区別、車名・ブランド別輸入車統計です。『自動車保有車両数. 市区町村別』(自動車検査登録情報協会 年刊 【Z41-162】)『自動車保有車両数. 諸分類別』(自動車検査登録情報協会 年刊 【Z41-164】)排気量別、車両重量別、車両総重量別統計です。『自動車保有車両数. 形状別』(自動車検査登録情報協会 年刊 【Z41-166】)形状別、用途別、業態別統計を全国53の運輸支局別に掲載しています。『自動車保有車両数. 初度登録年別』(自動車検査登録情報協会 年刊 【Z41-163】)登録自動車と検査車両の車種別、車名別、初度登録年別車両数を全国53の運輸支局別に掲載しています。『新車登録台数年報』(日本自動車販売協会連合会 年刊 【Z3-2793】)*『新車販売台数状況』(日本自動車販売協会連合会 月刊 【Z3-2781】)2022年12月号をもって刊行を終了しました。『市区町村別軽自動車車両数』(全国軽自動車協会連合会 年刊 【Z3-2496】)このほか、民間の機関が刊行する道路や交通に関する統計には、以下のようなものがあります。これらの資料や主題に関する情報は、関連情報で紹介している各リンク先のページも参照してください。『数字でみる物流』(日本物流団体連合会 年刊 【Z41-5668】)*『数字でみる鉄道』(運輸総合研究所 年刊 【Z41-4250】)*『海運統計要覧』(日本船主協会 年刊 【Z41-296】)*2022年版をもって刊行を終了しました。『数字でみる港湾』(日本港湾協会 年刊 【Z3-B139】)*『日本の港湾』(日本港湾協会 5年に1回刊)*『数字でみる航空』(日本航空協会 年刊 【Z41-946】)*『航空統計要覧』(日本航空協会 年刊 【Z41-1009】)*3.国立国会図書館サーチで検索する国立国会図書館の蔵書は国立国会図書館サーチで検索できます。「道路」、「統計」、「調査」などのキーワードを組み合わせて探してください。ここでは、国立国会図書館分類表(NDLC)による分類や国立国会図書館件名標目表(NDLSH)による件名から検索する代表的な方法を紹介します。分類これらの分類記号に、キーワードとして地方自治体名、国名などを掛け合わせて検索できます。雑誌の場合、キーワード「統計 道路」のように、分野を示す語をキーワードに追加すると効果的です。詳細検索で「NDLC」の欄に分類記号を入力して検索してください。図書建設業統計(日本) DT662運輸・通信統計 DT691運輸・通信統計(日本) DT692運輸・通信統計(外国) DT693雑誌運輸・通信 ZD33建設業統計(日本) ZD68運輸・通信統計 ZD77運輸・通信統計(日本) ZD78運輸・通信統計(外国) ZD79件名道路・交通に関する代表的な普通件名には、「道路」、「交通」、「道路交通」、「運送」、「陸運」、「海運」などがあります。これらの件名と件名「統計」を掛け合わせると、道路・交通に関する統計を検索できます。また、対象となる国名や地方自治体名と組み合わせて検索できます。また、Web NDL Authorities(国立国会図書館典拠データ検索・提供サービス)の分類記号検索において「NDLC」を選択し「DK3」または「DL825」で検索をすると、道路や交通に関連するそのほかの普通件名も探すことができます。関連するレファレンス事例(レファレンス協同データベース)へのリンク宅配便の取扱個数の最近の傾向を知りたい。飛行機のパイロットのうち、定期運送用操縦士の数を知りたい。関連情報倉庫業について調べるには鉄道業について調べるには水運業について調べるには航空運輸業について調べるには
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水運業について調べるには(統計・名鑑・インターネット情報源等)(国立国会図書館(National Diet Library))
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=man_view&id=2000029630
2024-03-18T14:11:00+09:00
ここで取り上げる水運業は、日本標準産業分類の中分類45「水運業」におおむね該当します。港湾・海運を含む交通一般に関する統計は、道路・交通に関する統計をご覧ください。水運業について調べるための資料には、以下のようなものがあります。【 】内は当館請求記号です。請求記号が記載されていないものは、版によって請求記号が異なります。国立国会図書館サーチでタイトルを入力して検索してください。『資料名』(書誌情報)の後ろに*が付いている資料は、国立国会図書館サーチの書誌詳細画面に目次があります。1. 統計資料、名鑑類、調査・レポート等『海事レポート』(国土交通省海事局 年刊 【Z41-4722】)日本の海事産業についてまとめています。外航海運、国内旅客輸送、内航海運、港運の現状や課題について、図表やデータを用いて解説しています。国土交通省ホームページ内海事レポートに最新版、バックナンバーが掲載されています。2020(令和2)年版から構成を変更し、『海事レポート』と『数字で見る海事』を別冊で発行するようになりました。『Shipping now = 日本の海運』(日本海事広報協会 年刊 【Z5-563】)*「データ編」に外航海運、内航海運の関連統計やデータが図表も用いてまとめられています。日本船主協会ホームページに最新号が掲載されています。『海運統計要覧』(日本船主協会 年刊 【Z41-296】)*世界および日本の商船船腹、建造、荷動量などに関する統計を掲載しています。日本船主協会ホームページに主要データが掲載されています。2022年版をもって刊行を終了しました。『数字でみる港湾』(日本港湾協会 年刊 【Z3-B139】)*港湾関連の統計と、港湾行政の動向をまとめたハンドブックです。港湾取扱貨物量やコンテナ取扱個数などの統計が掲載されています。『数字でみる物流』(日本物流団体連合会 年刊 【Z41-5668】)*最新の物流動向を図表を用い解説しています。海運については貨物輸送量や船腹量、積卸量の推移などが掲載されています。『港運要覧』(日本ポート整備 年刊 【Z41-240】)*港湾の取扱実績を集計した統計です。港湾運送関連事業者数、港湾取扱貨物量、港湾運送量、品目別船舶積卸量、港別コンテナ貨物量などが掲載されています。『船員労働統計』(国土交通省 年2回刊 【Z6-436】)船員の報酬、労働時間、休日および有給休暇などに関して調査する基幹統計です。国土交通省ホームページ内交通関係統計資料のページに最新の調査結果が掲載されています。『世界のコンテナ輸送と就航状況』(日本海運集会所 年刊)*コンテナ荷動きやコンテナ船配船状況に関するデータや現況分析が掲載されています。なお、2012版年以前のタイトルは『世界のコンテナ船隊および就航状況』です。『Outlook for the dry-bulk and crude-oil shipping markets : 海上荷動きと船腹需給の見通し』(日本海運集会所 年刊 【Z41-6146】)*ドライバルクと原油の海運市場に関する年次報告書です。海上荷動き量や今後10年の荷動きの見通しが掲載されています。そのほか、鉄鉱石、原料炭、一般炭、穀物、原油、石油製品などについて荷動きや今後の見通しがまとめられています。『船の便覧』(内航ジャーナル 年刊)「法人編」「船舶編」に分冊刊行されています。「法人編」には、海運業者、造船所、舶用機器メーカー、官公庁、関係団体が収録されており、「船舶編」には、国内の船舶の名簿や保有船主一覧が収録されています。『日本船舶明細書. 1』(日本海運集会所 年刊 【Z43-1916】)『日本船舶明細書. 2』(日本海運集会所 年刊 【Z74-B41】)『内航船舶明細書』(日本海運集会所 年刊 【Z41-5529】)日本国籍を持つ船舶が掲載されています。「1」は大型船、「2」は小型船に対応しています。『内航船舶明細書』には内航船舶が掲載されています。「船舶明細」の部では、船名、所有者、船種、登録長などが掲載されています。「船主所有船表」の部には、船主の名称、住所、電話番号、所有する船舶の一覧が掲載されています。『現有作業船一覧』(日本作業船協会 隔年刊)構造物築造船、作業補助船、環境整備船、浚渫船、調査船などの作業船の一覧です。『海運・造船会社要覧』(海事プレス社 年刊 【Z41-B296】)*海運会社、造船会社、舶用工業、海運仲立・代理業者、商社および関係団体などの名簿です。資本金、役員・従業員数、役員・職員の名簿、決算概要、取引銀行、船舶、航路などが掲載されています。『運輸関係団体名簿』(運輸振興協会 年刊)*海事局や各地域運輸局の関係団体が掲載されています。五十音索引が付されています。『海事関連業者要覧 : 職員録』(日本海運集会所 年刊)*海運関係の要覧です。海運、海運仲立・代理、港湾運送、造船・舶用機器、損害保険、石油・商事・鉄鋼、金融、関連団体、官庁の海事関係団体が掲載されています。2022年版をもって刊行を終了しました。『港運事業者要覧』(日本海事新聞社 年刊 【Z71-N161】)*全国港運事業者一覧、検数・鑑定・検量事業者、主要港湾管理者、港運関係団体などが掲載されています。『日本の港湾』(日本港湾協会 5年に1回刊)*日本の港湾について、貨物量・入港船舶量・取扱いコンテナ量、埠頭ごとの施設設備が掲載されています。巻頭に港湾全体の概況が簡潔にまとめられています。巻末に港湾索引が付されています。このほか、水運業について調べるには、以下のような資料があります。『日本コンテナ航路一覧(日本海事新聞別冊)』(日本海事新聞社 年刊)『東京港ハンドブック』(東京都港湾振興協会 年刊)*『内航海運・フェリー業界の現状と課題』(大阪港振興協会 年刊 【Z72-T853】)*『我が国フォワーダーの海外進出状況外国フォワーダーの日本進出状況』(国際フレイトフォワーダーズ協会 不定期刊)*『受渡実務マニュアル : シッピングガイド 輸入編』(オーシャンコマース 不定期刊)『受渡実務マニュアル : シッピングガイド 輸出編』(オーシャンコマース 不定期刊)*『基礎から分かる海運実務マニュアル』(オーシャンコマース 不定期刊)*『図解船舶・荷役の基礎用語』(成山堂書店 不定期刊)*『ビジュアルでわかる船と海運のはなし』(成山堂書店 不定期刊)*『最新運輸業界の動向とカラクリがよ~くわかる本』(秀和システム 不定期刊)『基礎から学ぶ海運と港湾』(海文堂出版 2017 【DK131-L58】)*『基礎から学ぶクルーズビジネス』(海文堂出版 2018 【DK153-L14】)*『海洋・海事史事典 : トピックス古代-2014』(日外アソシエーツ 2015 【D2-L67】)『海と空の港大事典』(成山堂書店 2011 【D2-J213】)*2. 専門雑誌・新聞『資料名』(書誌情報)の後ろに**が付いている資料は、雑誌記事索引の採録誌です。国立国会図書館サーチで目次を検索できる場合があります。『Logi biz』(ライノス・パブリケーションズ 月刊 【Z71-H392】)**ロジスティクス・マネジメントの専門誌です。毎号特集記事や業界動向のほか、内航・外航海運に関する統計が掲載されています。毎年2月号では「物流企業番付」として、各種物流関連企業の総合ランキングが掲載されます。 『Logi biz』公式ページ『海運』(日本海運集会所 月刊 【Z5-28】)**国内外の海運や造船を中心とした物流専門誌です。毎年1月号は「海事産業展望」特集号です。 『海運』公式ページ『内航海運』(内航ジャーナル 月刊 【Z5-239】)**内航海運を中心に物流を扱う専門誌です。毎年8月号で内航・フェリー・造船の前年度決算を特集しており、各企業の内航売上、総売上、経常利益が掲載されています。毎年1月号には海運景気の展望に関する記事が特集されます。『荷主と輸送』(オーシャンコマース 月刊 【Z5-207】)**毎年12月号に海運会社の実績に関する特集が掲載されます。 『荷主と輸送』公式ページ『Compass』(海事プレス社 隔月刊 【Z5-259】)**海運、造船、舶用工業に関する総合専門誌です。海運市況や物流動向、技術・製品動向に関する記事が掲載されています。 『Compass』公式ページ"KP Data"(Kaiji Press 季刊 【Z51-M203】)日本、韓国、台湾の主要造船所が受注・建造した工事に関するデータをまとめています。受注船や竣工船、各造船所の最新の手持ち工事について掲載されています。"Shipping Gazette" (Japan Press 週刊 【Z51-D245】)日本と海外を結ぶ外洋定期船の配船スケジュール、諸設備および扱い代理点などが掲載されています。『内航海運新聞』(内航新聞社 週刊 【Z85-1429】)内航海運業のほか、造船業や他の関連産業の動向を取り上げる専門紙です。内航新聞社のホームページの「今週のニューストピックス」に記事の見出しが掲載されています。このほか、水運業に関する雑誌・新聞には、以下のようなものがあります。『海事プレス』(海事プレス社 日刊 【Z38-1】)『Daily cargo : transport & logistics news』(海事プレス社 日刊 【Z85-1546】)『日本海事新聞』(日本海事新聞社 日刊 【Z85-34】)『輸送経済』(輸送経済新聞社 週刊 【Z85-362】)『輸送新聞』(輸送新聞社 週刊 【Z85-216】)3. 国立国会図書館サーチで検索するにはここに紹介する以外の資料は、国立国会図書館サーチで検索することができます。タイトルや編者・出版者名に含まれるキーワードから探してください。ここでは、国立国会図書館分類表(NDLC)による分類や国立国会図書館件名標目表(NDLSH)による件名から検索する代表的な方法を紹介します。分類これらの分類記号に、「水運」、「海上」、「運送」、「交通」などのキーワードを掛け合わせて検索できます。詳細検索で「NDLC」の欄に分類記号を入力して検索してください。図書海上運送 DK131海上運送政策 DK136船舶 DK145航路 DK147貨物 DK155港湾 DK161内航海運 DK171雑誌運輸・通信 ZD33運輸・通信(統計)(日本) ZD78件名「海運業」、「港湾運送事業」、「コンテナ輸送」、「内航海運」、「内陸水運」、「船舶」、「貨物船」、「船舶登記」、「海上運賃」、「碇泊料」、「港湾」、「港湾施設」、「航路」、「運河」、「客船」、「クルーズ」、「旅客」、「船員」などが普通件名として挙げられます。また、Web NDL Authorities(国立国会図書館典拠データ検索・提供サービス)の分類記号検索において「NDLC」を選択し「DK131」、「DK145」、「DK155」、「DK161」などで検索をすると、水運業に関するそのほかの普通件名も探すことができます。4. インターネット情報源統計情報(国土交通省)国土交通省による統計が掲載されています。「交通関係統計資料」のページには「港湾調査」、「内航船舶輸送統計調査」、「貨物・旅客地域流動調査」などが掲載されています。「物流センサス」のページには「全国貨物純流動調査(物流センサス)」が掲載されています。「分野別 統計・データ」には、「港湾」、「海運・船舶・船員」、「貨物輸送・物流」、「旅客輸送」の項目があり、水運業に関連する統計が掲載されています。我が国のクルーズ等の動向について(国土交通省)国土交通省によるクルーズの動向に関する調査です。日本人のクルーズ人口、外航旅客定期航路等乗客数が掲載されています。日本港湾協会「港湾物流情報」のページが、水運業に関する情報のポータルサイトになっています。「我が国主要14港データ」や国土交通省などの統計にリンクする「港湾・物流データ」などが掲載されています。日本船主協会(JSA)「船と海の基礎知識」のページ内「海運資料室」のページに『海運統計要覧』の主要データ、『Shipping now』の最新号が掲載されています。「メンバー紹介」のページに会員企業一覧が掲載されています。日本海事センター「海上荷動きの動向一覧」に、主要コンテナ航路の荷動き量などを掲載しています。また、海事関係の専門図書館である海事図書館のページもあり、蔵書検索などができます。調査及び立法考査局刊行物(国立国会図書館)「国土・建設・運輸」の分野に水運業に関連する当館作成刊行物が掲載されている場合があります。このほか、水運業に関するインターネット情報源には、以下のようなものがあります。日本海運集会所日本旅客船協会日本長距離フェリー協会日本作業船協会内航新聞社関連するレファレンス事例(レファレンス協同データベース)へのリンク世界の港湾世界のコンテナの荷動き量の統計関連情報道路・交通に関する統計海外の業界動向の調べ方海外のサービス業
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医療・公衆衛生に関する統計(国立国会図書館(National Diet Library))
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=man_view&id=2000029523
2024-03-18T14:07:00+09:00
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する最新の統計情報については、新型コロナウィルスに関するウェブサイト集に掲載している各機関のホームページをご確認ください。医療・公衆衛生に関する統計を調べるための資料には、以下のようなものがあります。【 】内は当館請求記号です。記載がないものは、版によって請求記号が異なります。国立国会図書館サーチでタイトルを入力して検索してください。『資料名』(書誌情報)の後ろに*が付いている資料は、国立国会図書館サーチの書誌詳細画面に目次があります。1. 公的統計国の機関や地方公共団体などが作成する統計のことを公的統計といいます。大規模な調査が多く、客観性・信頼性が高いことが特徴です。調査結果の多くは、それぞれの府省庁や地方公共団体などのホームページで公開されています。医療や公衆衛生に関する総合的な統計書には、以下のようなものがあります。「国民衛生の動向」(『厚生の指標』(厚生労働統計協会 月刊 【Z6-383】)の臨時増刊)*衛生行政の動向の解説と医療・保健統計が掲載されています。『厚生統計要覧』(厚生労働省編 年刊)厚生関係の諸統計を収録した統計書です。最新版は厚生労働省ホームページ内統計要覧一覧のページに掲載されています。1-1. 基幹統計国の行政機関が作成する統計のうち、特に重要な統計は総務大臣によって「基幹統計」に指定されています。この基幹統計を中心として、公的統計の体系的整備が図られています。医療・公衆衛生に関する基幹統計には、以下のようなものがあります。調査結果は、政府統計の総合窓口(e-Stat)、厚生労働省ホームページなどで公開されます。医療施設調査(厚生労働省)概要病院や診療所などの医療施設の分布や施設整備の実態を調査しています。調査周期医療施設動態調査は毎月、医療施設静態調査は3年ごとに実施しています。報告書『医療施設調査・病院報告』(厚生労働省 年刊)患者調査(厚生労働省)概要病院や診療所などの医療施設を利用する患者の傷病の状況を調査しています。調査周期3年に1回実施されます。報告書国立国会図書館サーチで「患者調査」と「厚生省」または「厚生労働省」をキーワードにして検索することができます。このほか、医療・公衆衛生に関連がある基幹統計としては、「社会保障費用統計」、「学校保健統計調査」があります。1-2. その他の公的統計基幹統計のほか、医療・公衆衛生に関する公的統計には、以下のようなものがあります。調査結果は、政府統計の総合窓口(e-Stat)、厚生労働省ホームページで公開されます。医師・歯科医師・薬剤師統計(厚生労働省)概要医師、歯科医師、薬剤師について、性、年齢、業務の種別、従事場所、診療科名を調査しています。調査周期2年に1回実施されます。統計表国立国会図書館サーチで「医師・歯科医師・薬剤師」と「厚生省」または「厚生労働省」をキーワードにして検索することができます。衛生行政報告例(厚生労働省)概要各都道府県、指定都市および中核市における衛生行政の実態を調査しています。精神保健福祉、栄養、衛生検査、生活衛生、食品衛生、乳肉衛生、医療、薬事、母体保護、特定疾患(難病)、狂犬病予防と幅広い分野を対象に実施します。調査周期調査対象により年度報および隔年報があります。報告書国立国会図書館サーチで「衛生行政報告例」と「厚生労働省」をキーワードにして検索することができます。国民健康・栄養調査(厚生労働省)概要国民の身体の状況、栄養摂取量および生活習慣の状況を調査しています。身長、体重、腹囲、血圧測定、食品摂取量、栄養素等摂取量、外食や欠食などの食事状況、運動、睡眠、飲酒、喫煙、歯の健康などが調査項目です。調査頻度毎年実施されます。報告書『国民健康・栄養調査報告』(厚生労働省 年刊 【Z41-575】)『国民健康・栄養の現状』(第一出版 年刊)なお、昭和22(1947)年から現在までの調査結果は、「国民栄養の現状」のページに掲載されています。このほか、医療・公衆衛生に関する代表的な統計には、以下のようなものがあります。詳細はリンク先の厚生労働省ホームページをご覧ください。国民医療費(厚生労働省)報告書『国民医療費』(厚生労働省 年刊 【Z41⁻2597】)歯科疾患実態調査(厚生労働省)報告書『歯科疾患実態調査報告』(口腔保健協会 5・6年に1回刊)社会医療診療行為別統計(厚生労働省)報告書『社会医療診療行為別統計』(厚生労働省 年刊)冊子体の刊行は2019年版をもって終了しました。受療行動調査(厚生労働省)報告書『受療行動調査』(厚生労働省 3年1回刊)地域保健・健康増進事業報告(厚生労働省)報告書『地域保健・健康増進事業報告』(厚生労働省 年刊 【Z41-571】)病院報告(厚生労働省)報告書『医療施設調査・病院報告』(厚生労働省 年刊)タイトル関連情報は「動態調査・静態調査」のこともあります。医療・公衆衛生に関する公的統計をまとめて掲載するインターネット情報源には、以下のようなものがあります。各種統計調査(厚生労働省)厚生労働省の統計情報がまとめて掲載されています。「厚生労働統計一覧」には「2. 保健衛生」の項目があり、厚生労働省で実施しているおもな統計調査や業務統計が掲載されています。「統計要覧一覧」には、「厚生統計要覧」、「厚生労働統計のあらまし」の最新版が掲載されています。政府統計一覧(社会保障・衛生)(政府統計の総合窓口)このページ内の「1-2. その他の公的統計」で紹介した以外の医療・公衆衛生に関連する公的統計が掲載されています。2. 民間統計公的統計のほか、業界団体や民間企業が作成する統計もあります。医療産業について調べるにはをご覧ください。3. 海外の統計『図表でみる世界の保健医療 : OECDインディケータ』(OECD編著 明石書店 隔年刊)*"Health at a glance" (OECD 隔年刊)経済協力開発機構(OECD)加盟国の医療・保健データをまとめています。原著である"Health at a glance"は各地域版も隔年に刊行されています。原著はOECD iLibrary(当館契約データベース)で見ることができます。『グローバルヘルス』(メディカル・サイエンス・インターナショナル 2017 【EG211-L239】)*国境を越えて拡がる保健医療の問題について、米国公衆衛生協会がまとめた資料です。『世界自殺統計』(明石書店 2015 【ED43-L37】)WHOが主導し、世界各国が参加した世界精神保健(WMH)調査から自殺に関する研究成果をまとめた資料です。このほか、以下の「リサーチ・ナビ」コンテンツで、国際機関による医療・公衆衛生に関する統計を紹介しています。WHO(世界保健機関)4. 国立国会図書館サーチで検索する国立国会図書館の蔵書は国立国会図書館サーチで検索することができます。医療や公衆衛生に関するキーワードや疾病名などに「統計」、「調査」などを組み合わせて探してください。ここでは、国立国会図書館分類表(NDLC)による分類や国立国会図書館件名標目表(NDLSH)による件名から検索する代表的な方法を紹介します。分類これらの分類記号に、件名「統計」やキーワード「調査」や「報告」などを掛け合わせて検索できます。「厚生労働省」や国名、地方自治体名を追加することもできます。雑誌の場合、キーワード「統計 衛生」、「調査 医療」のように、分野を示すキーワードを追加すると効果的です。キーワードには、下記に説明する件名が便利です。分類記号は、詳細検索で「NDLC」の欄に入力して検索してください。図書医療・公衆衛生(全般) EG211医療・公衆衛生(日本) EG213医療・公衆衛生(欧米) EG215医療・公衆衛生(その他の諸国) EG225医療施設 EG231医療従事者 EG234母子衛生 EG251栄養 EG257食品衛生 EG261雑誌社会問題・社会保障 ZE5件名医療・公衆衛生に関する統計を検索するための代表的な普通件名には、「医療」、「医療費」、「衛生」、「公衆衛生」、「疾病」、「難病」、「医療施設」、「病院」、「医療従事者」、「看護師」、「感染症」などのほか、「結核」、「後天性免疫不全症候群」などの疾病名があります。これらの用語とキーワード「統計」や「調査」を組み合わせると効果的に検索できます。また、「衛生 統計 日本」のように、国名や地方自治体名を追加することもできます。また、Web NDL Authorities(国立国会図書館典拠データ検索・提供サービス)の分類記号検索において「NDLC」を選択し「EG211」、「EG231」、「EG234」、「EG237」、「EG244」などで検索をすると、医療・公衆衛生に関する統計について、そのほかの普通件名も探すことができます。関連するレファレンス事例(レファレンス協同データベース)へのリンク昭和30年代のインフルエンザの患者数を知りたい。大正7(1918)年から大正9(1920)年にかけて世界的に大流行したインフルエンザ(スペイン風邪)について、日本国内における患者数、死者数、死亡率を知りたい。日本での膵臓がんの年齢別罹患率
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人口に関する統計(国立国会図書館(National Diet Library))
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=man_view&id=2000030188
2024-03-18T14:02:00+09:00
人口に関する統計には、以下のようなものがあります。【 】内は当館請求記号です。記載がないものは、版によって請求記号が異なります。国立国会図書館サーチでタイトルを入力して検索してください。『資料名』(書誌情報)の後ろに*が付いている資料は、国立国会図書館サーチの書誌詳細画面に目次があります。1. 公的統計国の機関や地方公共団体などが作成する統計のことを公的統計といいます。大規模な調査が多く、客観性・信頼性が高いことが特徴です。調査結果の多くは、それぞれの府省庁や地方公共団体などのホームページで公開されています。人口に関する総合的な統計書には、以下のようなものがあります。『人口統計資料集』(国立社会保障・人口問題研究所 年刊 【Z71-J518】)*『人口の動向 : 日本と世界 : 人口統計資料集』(厚生労働統計協会 年刊 【Z3-2530】)*国立社会保障・人口問題研究所の作成する人口に関する総合統計です。『人口統計資料集』、『人口の動向』の内容は同一です。国立社会保障・人口問題研究所ホームページ内「人口統計資料集」に最新刊、バックナンバーが掲載されています。1-1. 基幹統計国の行政機関が作成する統計のうち、特に重要な統計は総務大臣によって「基幹統計」に指定されています。この基幹統計を中心として、公的統計の体系的整備が図られています。人口に関する基幹統計には、以下のようなものがあります。調査結果は、政府統計の総合窓口(e-Stat)、総務省統計局、厚生労働省ホームページなどで公開されます。国勢調査概要国勢調査は、日本の人口の状況を明らかにすることを目的として、調査時に日本に常住している人すべてを対象とした人口・世帯調査報告です。大正 9(1920)年に開始されました。10年ごとに行われている大規模調査と、その中間年の簡易調査があります。大規模調査の調査事項には人口の基本的属性および経済的属性のほか、住宅、人口移動、教育に関する事項があります。簡易調査の調査事項には人口の基本的属性および経済的属性のほか、住宅に関する事項があります。国勢調査の結果を総括したものに「最終報告書」があります。統計表国立国会図書館サーチで「国勢調査」と「統計局」をキーワードにして、発行年代で絞り込んで検索することができます。なお、国勢調査報告は調査後数年して刊行されます。出版年は幅をもって絞り込んでください。参考資料『人口統計総覧 : 国勢調査集大成』(東洋経済新報社 1985 【DT221-255】)*(国立国会図書館デジタルコレクション)明治5(1872)年から昭和59(1984)年までに蓄積された人口、人口動態、人口移動、世帯、住宅の状況に関する統計が収録されています。『国勢調査からみた市区町村人口:大正9 (1920) 年-令和2 (2020) 年までの100年間の人口の推移』(日本統計協会 2022 【YU7-M1277】)大正9(1920)年から令和2(2020)年までの国勢調査の結果に基づき、平成の大合併後の市区町村別人口データをまとめています。また、市区町村の廃置分合・境界変更・名称変更一覧や、都道府県間の境界変更一覧も掲載されています。『国勢調査日本社会の百年』(岩波書店 2015 【DT11-L23】)「巻末表」に、国勢調査関連年表、第1回国勢調査からの調査事項の変遷表が掲載されています。『国勢調査の文化人類学』(古今書院 2004 【A411-H112】)*世界各国の国勢調査を歴史的背景を含め解説した資料です。イギリスをはじめとする欧州各国、日本、中国、ベトナム、フィリピン、アメリカ、カナダ、オーストラリアなど合計23か国が取り上げられています。人口動態調査概要国内で発生した出生、死亡、死産、婚姻、離婚の人口動態事象に関する全数調査です。明治32(1899)年に開始されました。人口推計、将来推計人口、生命表などの国内の他の統計にも数値が利用されています。また、WHOの「出生・死亡・死産・婚姻・離婚にかかる件数」やOECDの「乳児・新生児・周産期死亡率、低体重児の割合」などの国際統計にも数値を提供しています。統計表国立国会図書館サーチで「人口動態統計」と「厚生省」または「厚生労働省」をキーワードにして検索することができます。出生や離婚、死亡など個別の事象を分析した「人口動態統計特殊報告」も検索できます。報告書『人口動態統計』(厚生労働省 年刊)参考資料『人口動態統計100年の歩み』(厚生省 2000 【DT11-G37】)明治32(1899)年から平成10(1998)年までの人口動態に関する統計書です。生命表概要生命表は、ある期間における死亡状況(年齢別死亡率)が今後変化しないと仮定したときに、各年齢の者が1年以内に死亡する確率や平均してあと何年生きられるかという期待値などを死亡率や平均余命などの指標(生命関数)によって表したものです。特に、0歳の平均余命である「平均寿命」がよく知られています。基幹統計である完全生命表および簡易生命表のほか、都道府県別生命表や市区町村別生命表があります。それぞれの開始時期などの概要は厚生労働省ホームページ内生命表(加工統計)のページに掲載されています。調査周期完全生命表、都道府県別生命表、市区町村別生命表は5年に1回作成されます。簡易生命表は毎年作成されます。報告書『生命表』(厚生労働省 5年に1回刊 【Z41-2670】)『簡易生命表』(厚生労働省 年刊)『都道府県別生命表』(厚生労働省 5年に1回刊)『市区町村別生命表』(厚生労働省 5年に1回刊)人口推計概要総務省統計局による推計です。国勢調査による人口を基に、その後における各月の人口の動きを他の人口関連資料から得て、毎月1日現在の人口を算出します。調査周期各年10月1日現在の年次推計は第1回国勢調査が行われた大正9(1920)年の翌年の大正10(1921)年から、各月1日現在の月次推計は昭和25(1950)年国勢調査以降から実施されています。報告書『人口推計資料』(総務省 年刊)『人口推計』(総務省 月刊 【Z3-564】)1-2. その他の公的統計基幹統計のほか、人口に関する公的統計には、以下のようなものがあります。調査結果は、政府統計の総合窓口(e-Stat)のほか、総務省統計局ホームページや所管省庁のホームページで公開されます。戸籍統計概要法務省による統計です。全国の各法務局および地方法務局管内別に本籍人口、住民基本台帳に基づく人口や世帯数が調査されています。調査周期毎年実施されます。公表政府統計の総合窓口(e-Stat)のほか、法務省ホームページ内統計表一覧のページに掲載されます。人口動態職業・産業別統計概要人口動態事象(出生・死亡・死産・婚姻・離婚)と職業・産業との関係を明らかにする調査です。国勢調査実施年に調査が実施されます。統計表国立国会図書館サーチで「人口動態職業・産業別統計」と「厚生省」または「厚生労働省」をキーワードにして検索することができます。人口動態統計特殊報告概要厚生労働省が、人口動態統計のデータをもとにテーマごとに分析を行う調査です。テーマには、婚姻、離婚、死亡、外国人を含む人口動態などがあります。通常の人口動態統計報告には掲載されない統計についても取り扱っています。昭和35(1960)年度に「悪性新生物死亡統計」をとりまとめたのが最初です。昭和59(1984)年度以降は、テーマを変えつつ、ほぼ毎年実施されています。統計表国立国会図書館サーチで「人口動態統計特殊報告」と「厚生省」または「厚生労働省」をキーワードにして検索することができます。海外在留邦人数調査統計概要外務省による統計です。在外公館(日本国大使館、総領事館)に届け出されている在留届を基礎資料として、各年10月1日現在の海外在留邦人数を推計したものです。平成17(2005)年から平成30年(2018)年までは在外公館が調査した進出日系企業数も掲載されています。報告書『海外在留邦人数調査統計』(外務省 年刊)平成30年版をもって刊行を終了しました。在留外国人統計(旧登録外国人統計)概要法務省による統計です。日本に在留している外国人の人口がわかります。出身国、在留する都道府県、在留資格、年齢別、性別などの統計が掲載されています。調査周期平成24(2012)年度までは毎年調査としており、平成25(2013)年度以降は6月と12月の年に2回実施されます。報告書『在留外国人統計』(出入国在留管理庁 年刊 【Z41-5147】)住民基本台帳人口移動報告概要総務省統計局が実施する統計です。各地方自治体が作成する住民基本台帳に基づきまとめられており、国内における人口移動の状況を報告しています。移動元都道府県、移動先都道府県ごとの異動者数や、人口の増減などがわかります。昭和29(1954)年に「住民登録人口移動報告」として開始され、昭和42(1967)年11月に「住民基本台帳人口移動報告」に名称変更されました。月次表、四半期表、年次表のうち詳細報告は、総務省統計局ホームページなどのインターネット情報源に掲載されます。報告書『住民基本台帳人口移動報告年報』(総務省 年刊)『住民基本台帳人口移動報告総合報告書. 昭和29年~平成7年』(総務庁 1997)住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数調査概要総務省の実施する調査です。毎年1月1日現在の人口および世帯数がわかります。また、調査年の前年1年間の人口移動についても調査しています。人口と世帯数については昭和43(1968)年から、人口動態については昭和54(1979)年度から毎年実施しています。報告書『住民基本台帳人口要覧』(総務省 年刊 【Z41-827】)出入国管理統計概要法務省による統計です。毎月の港別の出入国者数、国籍別および地域別の外国人入国者数などがわかります。月次統計のほか、年次統計もまとめられています。月次統計は、法務省ホームページなどのインターネット情報源にのみ掲載されます。報告書『出入国管理統計年報』(法務省 年刊 【Z41-648】)このほか、人口に関する公的統計をまとめて掲載するインターネット情報源に、以下のようなものがあります。国立社会保障・人口問題研究所厚生労働省に所属する国立の研究機関です。人口動向に関する各種データや調査結果を公表しています。「刊行物」のページに、『人口問題研究』、『調査研究報告書』が掲載されており、世帯動向、出生動向などの統計や分析結果が掲載されています。統計データを探す(政府統計の総合窓口)このページ内の「1-2. その他の公的統計」で紹介した以外の人口に関連する公的統計が掲載されています。2. 海外の統計『国際連合世界人口年鑑』(原書房 年刊)国際連合による世界各国の人口統計集です。人口、出生率、死亡率、平均余命、乳児死亡数・死亡率、婚姻数・婚姻率、離婚数・離婚率などのデータを掲載しています。原著は"Demographic Yearbook"(United Nations 年刊 【Z61-B237】)です。毎年掲載されるデータと、数年ごとの特集(Special topic tables)の時だけに掲載されるデータがあります。国際連合ホームページ内Demographic Yearbookでも最新版およびバックナンバーを見ることができます。『世界人口白書』(国連人口活動基金 年刊 【Z41-2360】)原著は"State of World Population"(United Nations Fund for Population Activities 年刊 【Z61-D728】)です。国際連合人口基金ホームページ内Publicationのページにも掲載されています。"Vital statistics of the United States : births, life expectancy, deaths and selected health data"(Bernan Press 隔年刊 【Z61-H941】)National Center for Health Statisticsなどの統計をまとめたアメリカの人口統計です。このほか、以下の「リサーチ・ナビ」コンテンツで、国際機関による人口統計を紹介しています。WHO(世界保健機関)UN(国際連合)―主要統計UN(国際連合)―テーマ別主要資料EU(欧州連合)―統計3. 国立国会図書館サーチで検索する国立国会図書館の蔵書は国立国会図書館サーチで検索することができます。「人口」、「統計」、「調査」などのキーワードと地名や団体名を組み合わせて探してください。ここでは、国立国会図書館分類表(NDLC)による分類や国立国会図書館件名標目表(NDLSH)による件名から検索する代表的な方法を紹介します。分類これらの分類記号に、キーワードとして地域名や地方自治体名、国名などを掛け合わせて検索できます。図書人口統計 DT211人口統計(日本) DT221人口統計(外国) DT231 注:キーワードとして検索します。雑誌人口統計 ZD48人口統計(日本) ZD49件名人口に関する統計を検索するための代表的な普通件名には、「人口--統計」、「人口移動」、「都市人口」、「農村人口」などがあります。また、対象となる 国名や地方自治体名と件名「人口」を組み合わせて検索することもできます。そのほか、「高齢化社会」、「少子化」、「出生率」、「死亡率」、「世帯」、 「婚姻」のように対象をしぼった件名もあります。Web NDL Authorities(国立国会図書館典拠データ検索・提供サービス)の分類記号検索において「NDLC」を選択し「DT211」または「DT221」で検索をすると、人口に関する統計について、そのほかの普通件名も探すことができます。関連するレファレンス事例(レファレンス協同データベース)へのリンク自分と同じ年月日時に生まれた人の数を調べるシニア世代の結婚状況の国際比較東ヨーロッパの人口の長期的な推移アメリカ合衆国の人口フランスとクロアチアの最近の人口動態東京の孤独死に関する統計東京都文京区の民間賃貸住宅に住む一人暮らしの20代男性の数
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和服でいう「対服(ついふく)」の意味を知りたい。「アンサンブル」のことかと推測している。(いわき市立いわき総合図書館)
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000347616
2024-03-18T13:14:12+09:00
以下の資料に記述が確認できました。【資料①】『日本国語大辞典 第9巻』(小学館国語辞典編集部 小学館 2001)→p213「対服・双服」に「長着と羽織を同じ布地で仕立てた衣服」とあり。 ※データベース「ジャパンナレッジ」にも同様の辞典・記述あり。【資料②】『きもの語辞典』(岡田知子 誠文堂新光社 2021)→p27「アンサンブル」に「同布で仕立てた着物と羽織のセット。『お対』ともいう」とあり。【資料③】『男の着物人生、始めませんか』(泉二弘明 リヨン社 2003)→p72~73「アンサンブル」に「同一柄、同一品質でできた、揃いの着物と羽織全般を『アンサンブル』、または『対』と呼んでいます」とあり。【資料④】『きもの用語大辞典』(装道きもの学院 主婦と生活社 1979)(「国立国会図書館デジタルコレクション」 https://dl.ndl.go.jp/ja/)(最終アクセス:2024/3/5)→44コマ(80ページ)「アンサンブル」に「統一、調和を意味するフランス語。和服の場合は対(つい)、すなわち、長着と羽織を同じ布地で作った物をいう」とあり。女児用アンサンブル、男性用アンサンブルの写真掲載。また、177コマ(346ページ)「対」に「着物と羽織が同じ布地の物~」と記述あり。※こちらの資料は「送信サービスで閲覧可能」な資料です。詳しい閲覧方法は「国立国会図書館デジタルコレクション」をご覧ください。また、以下のデータベースで画像の検索・閲覧が可能です。【資料⑤】「身装画像データベース<近代日本の身装文化>」(https://htq.minpaku.ac.jp/databases/mcd/shinsou.html) →「対服」「お対」で検索すると新聞挿絵等の画像あり。【資料⑥】「衣服・アクセサリーデータベース」(https://htq.minpaku.ac.jp/databases/mcd/clothing.html) →「アンサンブル」で検索すると写真あり。
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電池について調べる(国立国会図書館(National Diet Library))
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=man_view&id=2000029409
2024-03-18T11:38:00+09:00
電池には、一次電池(乾電池などの使い捨て電池)、二次電池(鉛蓄電池などの充放電できる電池)といった一般的な化学電池のほか、燃料電池(燃料(主に水素)と酸素を用いて発電する装置)、物理電池(物理現象を利用しエネルギーを電気へ変換する装置。太陽電池など)があります。これらの電池の仕組みや用途などを調べるための資料には、以下のようなものがあります。『資料名』(書誌情報)*は目次・索引が画面下方にある資料です。スクロールしてご覧ください。【 】内は当館請求記号です。1. 参考資料『電池ハンドブック』 (オーム社 2010.2 【PA2-J33】)電池の基礎から特性、データ、設計、応用まで、網羅的に扱った資料です。電気化学の基礎から、測定法、各種電池(乾電池、鉛畜電池、リチウムイオン畜電池、燃料電池など)について詳しく解説しています。巻末に索引があります。なお、出版者のホームページで目次が閲覧できます。『電池便覧』 (第3版 丸善 2001.2 【PA2-G74】)*一次電池(乾電池など)、二次電池(鉛畜電池、リチウムイオン二次電池など)、燃料電池、太陽電池など、各種電池について幅広く扱った資料です。各種電池の歴史、理論、材料、製造法や性能などについて解説しています。巻末に索引があります。『トコトンやさしい二次電池の本』 (新版 日刊工業新聞社 2022.1 【PA185-M61】)*二次電池についてわかりやすく解説した資料です。鉛蓄電池、リチウムイオン電池(LIB)、全固体リチウム二次電池などの基礎知識に加え、測定法・用途・リユースへの取組みなどを解説しています。電池利用に関する関連規則の記載もあります。『最新二次電池が一番わかる : 充電・放電の化学からポスト・リチウムイオン電池まで』 (技術評論社 2020.10 【PA185-M50】) *二次電池についてわかりやすく解説した資料です。各種二次電池(ニッケル亜鉛電池、NAS電池等)について基礎知識を解説しているほか、次世代二次電池(リチウム空気二次電池、多価イオン電池等)についても解説しています。『リチウムイオン電池の安全性と要素技術』 (科学情報出版 2016.10 【PA185-L64】) *市場トラブル例や安全性試験方法など、リチウムイオン電池の安全性について詳解した資料です。リチウムイオン電池の基礎に関する解説もあります。『よくわかる最新全固体電池の基本と仕組み』 (秀和システム 2021.12 【PA185-M60】)*全固体電池(全固体リチウムイオン二次電池)の原理や特徴、開発の現状などについてわかりやすく解説しています。巻末に索引があります。『水素・燃料電池ハンドブック』 (オーム社 2006.9 【PA2-H70】) *燃料電池と水素エネルギーに関して幅広く扱った資料です。燃料電池の作動原理、構造、性能や用途ごとの開発動向などを掲載しています。巻末に索引があります。『トコトンやさしい燃料電池の本』 (第2版 日刊工業新聞社 2018.3 【PA185-L82】)燃料電池についてわかりやすく解説した資料です。燃料電池の歴史や性質、材料、用途、技術動向などを図表を用いながら簡潔に解説しています。巻末に索引があります。なお、出版者のホームページで目次が閲覧できます。『トコトンやさしい太陽電池の本』(第2版 日刊工業新聞社 2013.10 【ND416-L34】)太陽電池についてわかりやすく解説した資料です。太陽電池の歴史に加え、太陽電池の原理、技術、性能、用途および安全性などを解説しています。巻末に索引があります。なお、出版者のホームページで目次が閲覧できます。『特許情報分析(パテントマップ)から見た「**」に関する技術開発実態分析調査報告書』 (パテントテック社 不定期刊)※資料名の「**」には、製品名や技術名が入ります。特定の製品や技術について、過去10年分の特許データ分析の結果をまとめています。国立国会図書館サーチで、「特許情報分析(パテントマップ) AND 電池」などで検索してください。近年の報告書として、『特許情報分析 (パテントマップ) から見たリチウムイオン電池「2021年版」に関する技術開発実態分析調査報告書』(2021.5 【M351-M275】)や、『特許情報分析 (パテントマップ) から見た電池の充放電技術「2020年版」に関する技術開発実態分析調査報告書』(2020.2 【M351-M191】)などがあります。"Handbook of fuel cells:fundamentals, technology, and applications" (Wiley c2003-2009 【PA185-B2】)燃料電池分野全体を概観することを目的とした、全6巻から成るハンドブックです。燃料電池の基礎(材料や触媒など)や原理、技術動向などについて詳しく解説しています。第4巻の巻末に第1巻から第4巻までの、第6巻に第5・6巻の索引があります。2. 国立国会図書館サーチで検索するにはここに紹介する以外の資料は、国立国会図書館サーチで検索できます。タイトルや編者・出版者名に含まれるキーワードから探してください。科学技術振興機構が提供するJ-GLOBALにて別名や同義語を調べ、キーワードを広げることも有用です。国立国会図書館サーチの検索結果を所蔵場所「科学技術・経済情報室」で絞り込むと、科学技術・経済情報室で開架している参考図書類を検索できます。ここでは、国立国会図書館分類表(NDLC)による分類や国立国会図書館件名標目表(NDLSH)による件名から検索する代表的な方法を紹介します。分類以下のような分類記号に、キーワードとして「電池」「燃料電池」などを掛け合わせて検索します。工業動力・エネルギー M265電子応用機器(太陽電池を含む) ND416電池 PA185件名「電池」「乾電池」「燃料電池」「太陽電池」「リチウムイオン電池」などが普通件名として挙げられます。また、Web NDL Authorities(国立国会図書館典拠データ検索・提供サービス)の分類記号検索において「NDLC」を選択し、「M265」、「PA185」などで検索すると、電池に関連するほかの普通件名を探すことができます。関連情報エネルギーについて調べる再生可能エネルギー・水素エネルギーについて調べる原子力について調べるエネルギー産業について調べるには(統計・名鑑・インターネット情報源等)
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筋無力症の遺伝について知りたい。(埼玉県立久喜図書館)
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000344602
2024-03-18T11:23:10+09:00
以下の資料と情報を紹介した。
1 図書
『重症筋無力症診療ガイドライン 2014』(「重症筋無力症診療ガイドライン」作成委員会編 日本神経学会監修 南江堂 2014)
p114「小児期発症MGの特徴は何か」に「2)家族発症 小児期発症MGは家族発症が高いとされており、2006年の全国調査では5歳未満発症例の2.38%と他の年齢発症例に比し高かったが、統計学的に有意ではなかった。」とあり。
(注)巻頭の「略号一覧」に「MG myasthenia gravis 重症筋無力症」とあり。
2 雑誌
「個別の指定難病」(『日本医師会雑誌 148巻・特別号(1)』p71-328 日本医師会 2019.6)
p126-127「先天性筋無力症候群」の項に「(前略)神経筋接合部に発現する分子の先天的な遺伝子変異によって神経筋接合部信号伝達が障害される疾患群であり、32種類の原因遺伝子が同定されてきた。」とあり。
3 インターネット情報
《難病情報センター》(https://www.nanbyou.or.jp/ 難病医学研究財団/難病情報センター)
「重症筋無力症(指定難病11)」(https://www.nanbyou.or.jp/entry/120)に「5. この病気は遺伝するのですか」の項あり。
「先天性筋無力症候群(指定難病12)」(https://www.nanbyou.or.jp/entry/3997)に該当記事あり。
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藤沢市文書館
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=pro_view&id=9000005
2024-03-18T10:09:31+09:00
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大河ドラマ「光る君へ」の中でまひろ(紫式部)が父から「お前が男であったら」と言われるシーンがあった。このエピソードは実際にあったことだと口語訳者がSNSで発信している。その出典を知りたい。(安城市図書情報館)
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000346313
2024-03-18T09:35:19+09:00
下記の資料を提供
『正訳紫式部日記 本文対照』(915.3/ムラ/) p137に記載あり
『新訳紫式部日記』(915.3/ムラ/) p477に記載あり
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地蔵(戦勝大地蔵)を建立した時期の全国傾向に関する資料がみたい
①いつごろ建立が始まったか
②どのように全国的に普及したか(安城市図書情報館)
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000346316
2024-03-18T09:33:53+09:00
起こりの時期は不明だが、戦死など非業の死を遂げた人々の魂の救済を求めた庶民が始まり。戦争での戦死者を供養する目的で祀られている地蔵もあるが、日露戦争以降、戦死者は靖国神社に祀られるようになった。また、呑龍地蔵大菩薩のように、特定の特攻隊員に由来を持つ地蔵も存在する
以下の資料を提供
『地蔵さま入門』(387/ダイ/)
『お地蔵さんと日本人』(387.4/シミ/)
『鎌倉古寺歴訪 地蔵菩薩を巡る』(186.9/ヤマ/)
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「ホシナシ」という本に、保科氏のことが書いてあるか。高遠家、飯野藩のことも書いてあるか。(県立長野図書館)
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000346945
2024-03-17T22:08:15+09:00
同名のタイトル資料は『保科誌』保科誌刊行会編纂委員会編 保科誌刊行会 2016【N212/553】のみ。地域誌のため、長野市保科地域(旧・高井郡保科)のことが書かれているため、同地で繁栄した時期の保科氏のことが中心となっている。
高遠(現・伊那市)の保科氏については、『高遠町誌 上巻 歴史1』高遠町誌編纂委員会編 高遠町誌刊行会 1983 【N242/79/1】に詳しい。また、上総国飯野藩の保科氏については、『藩史大事典 第2巻 関東編』木村 礎[ほか]編 雄山閣 1989【210.5/キモ/2】を案内した。
くわえて、全国の保科氏を扱った『保科氏800年史』牧野登著 歴史調査研究所 1991【N288/148】を紹介した。
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『白山文集 巻5』などに収録されている漢文、「五十嵐秋塘翁墓碣銘」の訳文を見たい。(県立長野図書館)
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000347181
2024-03-17T21:37:49+09:00
『白山楼詩文鈔 巻之1,巻之2』高橋白山著【N990/45/1-2】、『白山文集 4,5』高橋白山著【N990/44/4-5】に収録されている「五十嵐秋塘翁墓碣銘」だが、当館が所蔵する高橋白山の資料で、この漢文が翻訳されているものは見当たらない。高橋白山は高遠藩士の子息で、名を「利貞」字を「子和」号「白山また貞」通称「敬十郎」という。これらをキーワードに、「国立国会図書館デジタルコレクション」でも検索したが、碑文が翻訳されているものは見あたらない。なお長野県においては、墓碑を石造文化財と捉え、県内各地の自治体などが刊行した文化財の資料に収録され、時には墓碑銘の翻訳がなされているものもある。
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日本で初めてツッコミをした人はだれか。(福井県立図書館)
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000347611
2024-03-17T17:54:55+09:00
鶴見俊輔 加太こうじ他著『日本の大衆芸能』 民衆の涙と笑い 現代教養文庫406 1962.12 社会思想社のp.125に「明治末年から大正にかけて、まだ漫才が<寄席>に出入りできずに、みすぼらしい小屋掛けで演ぜられていた頃である。一組一組の漫才などは問題ではなかった。無名の漫才師がいれかわり立ち替り、客の面前に登場し、エロスにみちた歌をうたい、踊りをし、猥談をやった。蠅とり紙にへばりつく蠅の断末魔のマネや、太夫が一言ごとに才蔵の頭をなぐるのもある」とあることから、明治末年から無名の漫才師がツッコミをしていたと言えそうなので、特定の人物を挙げることは難しい。
なお、『日本国語大辞典』によると、ツッコミとは、「漫才で、ぼけに対して話を進める役。万歳の大夫役にあたる」となる。「漫才」は、「エンタツ・アチャコの人気を受けて、昭和七年(一九三二)一月の吉本興業の宣伝雑誌「ヨシモト」に、宣伝部長橋本鉄彦が漫談にヒントを得て命名し載せたのが初めという」(日本国語大辞典)ことから、初めの漫才師をエンタツ・アチャコであるとみるならば、そのツッコミである「花菱アチャコ」が初めての人になる。「花菱アチャコ」1897−1974大正-昭和時代の漫才師,俳優。明治30年2月14日生まれ。喜劇の鬼笑会から漫才に転向。のち吉本興業にはいる。昭和5年横山エンタツとコンビをくみ「早慶戦」などのしゃべくり漫才で人気をえる。コンビを解消し,10年アチャコ劇団を結成。戦後は喜劇俳優として活躍した。昭和49年7月25日死去。77歳。福井県出身。本名は藤木徳郎。(『日本人名辞典』より)
漫才以前にあった、「歌を歌い、鼓を鳴らし、その合い間に愉快なしゃべくりが挿入される形」の芸である「万才」の太夫(ツッコミ)として資料の中で名前が挙がるのは「玉子屋円辰」「扇子屋豊丸」
「玉子屋円辰」明治-昭和時代前期の漫才師。慶応元年6月5日生まれ。卵の行商をしながら江州音頭(ごうしゅうおんど)をうたう。明治30年から玉子屋為吉,のち為丸の名で舞台にたつ。名古屋で尾張万歳(おわりまんざい)を修業後,37年円辰と改名,大阪の二人漫才の基本型をつくった。昭和19年6月19日死去。80歳。河内(かわち)(大阪府)出身。本名は西本為吉。(『日本人名辞典』より)
「扇子屋豊丸」知多万歳出身。大阪に来て三曲万歳をメーンに頭角を現し、円辰らに張り合っていた。三曲万歳は、鼓に三味線・胡弓を加えたことからこの名が出たが、のちには太夫一人に才蔵が数人、もしくは一座総出演して謎々・問答・尽くし物などをやりとりし、その区切り目ごとに「アイナラエー」と合唱した。豊丸は松島の堀内席を中心に活躍していたが、この席の名が見られるのは三十八年ごろからなので、その活躍もこのころと考えられる。また後に尼崎の大物で清水座を経営している。(『新修大阪市史』第6巻 1994.12 大阪市 p.974-975)
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お寿司の歴史や種類が載っている本がみたい。(小学生)(田原市図書館)
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000347471
2024-03-17T11:31:03+09:00
【資料1】『わっしょい祭りとすし おくむらあやおふるさとの伝承料理12』
p.12-31すしの原形、歴史、系譜図、道具、すしの種類などの記述あり。
【資料2】『すしのひみつ』
寿司の歴史が奈良時代から平成まで記述されている。年表あり。
【資料3】『日本食の大研究 作って食べる調べ学習』
p.60-61すしの原形、江戸時代の早寿司について記述あり。
【資料4】『すしの絵本 つくってあそぼう21』
p.4-11、32-35すしの原形からにぎりずしの誕生、日本各地のすしなど記述あり。
【資料5】『すしから見る日本 すしダネのいろいろ』
p.8-19にぎりずしのすしダネの種類を掲載。写真あり。
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書評の書き方、要約文の書き方についての本を知りたい。
Webでいくつかのサイトは参照したが、レポートの関係でWebを参考にしてはいけないこともあり、本で知りたい。(田原市図書館)
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000347470
2024-03-17T11:30:05+09:00
【資料1】『本棚にもルールがある』
p.189-210特別付録「Webで読まれる書評の書き方」の記載あり。
【資料2】『伝わる文章を書く技術 』
【資料3】『頭がよくなる!要約力』
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小学校4年生向けの生理のことが書いてある本を探している。子どもが自分で読みやすい本がよい。(田原市図書館)
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000347469
2024-03-17T11:28:45+09:00
①『ミラクルガール相談室ヒミツのステキ女子☆レッスン』
p.58-71「女子ルール6と7女の子の悩みカラダの内側からキレイになりたい!」の項目で生理の準備と快適に過ごす方法の記述あり。
②『ミラクルガール相談室女の子のトリセツ』
p.24-26「カラダの成長の差が気になっちゃう」の項目に生理用品の正しい使い方や快適に過ごすコツの記述あり。
③『ミラクルガール相談室女の子のトリセツスマイルdays 』
p.103-117「ヘルシーデイズ カラダ」の項目で体の変化、生理の悩みについての記述あり。
④『JSのトリセツ 1 』
p.133-167「ひまりの初経」というエピソードの記述あり。p.170の「女の子だけのナイショ話!!お悩み相談室」に生理用ショーツの選び方の記述あり。カバーの見返しにワコール運営のサイト「ガールズばでなび」のQRコードが掲載。
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猫用のハンモックをつくりたい(田原市図書館)
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000347468
2024-03-17T11:26:13+09:00
【資料1】『猫がよろこぶ手作りグッズ』
p.38、39、96、97 「ニャンモック」
【資料2】『かわいいねこグッズ手作り帖』
p.18、19 「にゃんモック」
【資料3】『結んでつくるマクラメの猫ハンモック』
【資料4】『手編みのかわいい猫ハウス』
p.23-32 「ハンモック&ハンギングバスケット」
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アサギマダラの載っている本が見たい。(田原市図書館)
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000347467
2024-03-17T11:24:38+09:00
(1)『渡りをするチョウ』
(2)『昆虫1』
p.52写真、p.55幼虫と蛹の写真、p.60吸蜜の写真、ヘアペンシル(腹端にあるにおいを発散させる突起)のにおいを性標につける雄の写真)、p.175(簡単な説明)
(3)『たはらの自然めぐりⅠ』
p.32-33 渡りをする蝶~アサギマダラ~
(高冷地から南下する際、渥美半島がコースに含まれている)
を紹介
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桑津環濠集落について知りたい。(大阪市立中央図書館)
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000347562
2024-03-17T00:30:38+09:00
「環濠集落」とは、『国史大辞典』(資料(1))によると、村落全体を壕や堀で囲んだ集落で、室町・鎌倉時代の中世において、大和(奈良県)や摂河泉(摂津国・河内国・和泉国)の平野部に多く存在しました。「桑津環濠集落」の跡は大阪市東住吉区三丁目にあります。
東住吉区のホームページ( https://www.city.osaka.lg.jp/higashisumiyoshi/page/0000033846.html )の東住吉100物語「030桑津環濠(かんごう)集落」(資料(2))の項に、
「桑津の場合、(中略)四周を水濠に囲まれ、竹薮で一部囲まれていました(古老の話)。 外周の濠の東南部に2カ所、金蓮寺東側に2カ所、それぞれ少しづつ離れて濠が広くなって池となっていました。外部に通じる道路としては北に2カ所、南に1カ所、西に1カ所の計4カ所だけで、現在でもその地名として桑津北口・桑津南口などが残っています。(中略) 桑津環濠集落は昭和はじめ頃まで、およそ400年間続いていました。今では、濠はうめられて道路に変わりましたが、細くて曲がりくねった道や、木戸口にまつられていた地蔵尊は今も残され、往時を偲ばせています」とあります。
「桑津環濠集落」について記述のあった資料を以下のとおりご紹介します。
(1)『国史大辞典 3』(国史大辞典編集委員会/編 吉川弘文館 1983.2)
p.810「かんごうしゅうらく 環濠集落」の項があります。
(3) 国立国会図書館デジタルコレクション『大阪の歴史』1983年4月号・9号(大阪市史編纂所/編集 大阪市史料調査会 1983.4)(図書館・個人送信限定) <当館書誌ID:5100000973 >
https://dl.ndl.go.jp/pid/7953341/1/61 (2024.3.7確認)
p.117-121(コマ番号61-64)「明治期地籍図にみる桑津環濠集落」のうち、p.118(コマ番号62)では、明治17年に製図された『大阪府管下摂津国住吉郡桑津村地籍編成総図』という桑津村の地籍図を手がかりに、桑津環濠集落の形を復元した図を確認できます。p.121(コマ番号64)には、「桑津は(中略)、「環濠の形が……各所に折があり、特に入口の脇に折があって横矢掛かりになっている」「環濠の内側に土塁がめぐる」「集落内の道が見通しを妨げる丁字路や袋小路になっている」(中略)、軍事的自衛を重視した中世の環濠集落の特徴がよくあらわれているといえる。」とあります。
(4) 『大阪府中世城館事典』(中西 裕樹/著 戎光祥出版 2015.8)
p.138-143「46平野環濠都市 47喜連環濠集落 48桑津環濠集落」の項に、「桑津環濠集落は明確な遺構は残らないものの、絵図などにみられる集落の構造が現在の地割や地形にとどまる。(中略)桑津環濠集落は平野環濠都市の北西約二キロにあたる上町台地の東縁に位置し、同じ台地上の中世都市・天王寺と平野の中間に位置し、竜田越奈良街道が集落の北を通過していた。(中略)東西約二〇〇×南北三〇〇メートルの規模であり、(中略)集落の周囲には竹藪があり、大正十五年(一九二六)年写の地籍図では同じ場所が山とされるため土塁であったと考えられている。環濠には折れがみられ、集落には北・西・南の三ヶ所に口があった。」とあります。「桑津環濠集落の北口」の写真も掲載されています。
(5) 『桑津郷土史 [第2集]』(桑津郷土史研究会 1993)
p.22-25「桑津村環濠集落」の項があり、前掲の東住吉区のホームページと同様の記述とともに、年代は不明ですが、桑津環濠集落の地図と北・西・南の口や、見通しのできない四つ辻等の写真が掲載されています。
(6) 『桑津郷土史 [第2集]』(桑津郷土史研究会 1993)
口絵「宝暦十二年時代の桑津村古地図」があり環濠が確認できます。
(7)『大阪市公報』5861(大阪市 2018) (インターネット公開)<当館書誌ID:5114832379 >
https://dl.ndl.go.jp/pid/11481019 (2024.3.7確認)
p10-12「大阪市告示第348号」の項のうち、p.11に東住吉区の都市景観資源として登録されたなかに、「桑津環濠集落」があり、所在地「東住吉区桑津3丁目」との記述があります。
(8) 国立国会図書館デジタルコレクション『東住吉区史』 (川端 直正/編 東住吉区創設一五周年四カ村編入三周年記念事業委員会 1961)(図書館・個人送信限定) <当館書誌ID:0000301758 >
https://dl.ndl.go.jp/pid/3026655/1/54 (2024.3.7確認)
p.58「環濠部落」
(9)『わたしたちの桑津 :改定版』 (大阪市立桑津小学校 2001.3)
p.104-105「(5)桑津環濠集落」
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長野県立学校の名称は「長野県〇〇高等学校」などとなっている。県立なのに、なぜ「立」の文字がないの?(県立長野図書館)
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000346797
2024-03-16T21:22:38+09:00
設置者が長野県である学校の名称は、長野県の条例「高等学校設置条例」「特別支援学校設置条例」等で定められており、「長野県○○高等学校」「長野県□□養護学校」と「立」の文字はない。
学校の名称に「立」がついた経緯は、明治34年4月の文部省令第十一号に遡る。省令では、師範学校及び小学校を除く学校の名称に、費用負担の区別に従い都道府県立、私立等の文字を冠すことを義務づけているが、大正8年6月の文部省令第二十四号で廃止されている。
学校名に設置区分(費用負担区分)の文字を冠すことが大正8年に廃止され、当時の長野県立学校は全て、大正9年に学校名称を変更している。当時の状況については『長野県政史 第2巻』長野県編・刊【318.2/ナガ/2】長野県政の展開(大正)のうち、p.317-324「中等学校教育の拡充」の章に記述があった。
p.317 大戦景気の大正七年から中学校が増加し、また十二年の郡制廃止による一部郡立学校の県立移管もあって県立校が急増しているp.319中等学校の増加を背景に、九年長野県は学校の設立者別を明示する学校名称を廃止し、この時から長野県では、長野県長野中学校のように「立」の字が削除され、第二次大戦後の現在に至っている。
この時期、各郡の中等学校一校を県立とする「長野県学校網計画(新設または既設のものを県立移管)」を長野県が示したことで、各郡市の県立校選定に関連し、県会議員を中心に各地域で複雑な運動が起きたようだ。このような流れの中にも、学校名に「県立」と冠することを廃止した理由の一因があるかもしれない。
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明治39年当時の小県郡選出の長野県会議員名が知りたい。(県立長野図書館)
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000346806
2024-03-16T21:22:36+09:00
『長野県の選挙』 信濃毎日新聞社出版部編 信濃毎日新聞社 1991 【N318/274】 p.23-24 を確認したところ、明治39年の直近の県議選は明治36年に実施された第13回県議選で、小県郡選出議員名は以下の通り。
下村亀三郎(丸子町)
土屋文治郎(上田市)
本田与四郎(青木村)
三井繁作(真田町)
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昭和の多古町の行政の歴史がわかる本が見たい。(千葉県立東部図書館)
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000347550
2024-03-16T16:44:57+09:00
以下の資料に記載がありました。
<町勢要覧>
【資料1】『多古町勢要覧 多古の本』(多古町 1980)
p5に1868(明治元)年~1979(昭和54)年の年表がありました。
「1961(昭和36)年 多古地区簡易水道建設」、「1969(昭和44)年 町地籍調査始まる」など、各年の出来事の記載がありました。
p54「行政機構」発行当時の行政機構図、町長・助役・収入役(写真付き)の記載がありました。
p55「議員一覧」発行当時の町議会機構図、町議会議員(写真付き)の記載がありました。
【資料2】『多古町勢要覧 町村合併30周年記念誌』(多古町 1984)
p6-7「多古町30年の歩み「行政年表」」に1954(昭和29)年~1983(昭和58)年の出来事が写真付きで紹介されています。
巻末の「資料編」(ページ付けなし)に歴代町長、歴代議長、歴代助役、歴代収入役(昭和29年初代~昭和58年現職)の記載がありました。昭和58年4月1日現在の行政組織図の記載がありました。
【資料3】『多古の歌が聞こえる 多古町町村合併40周年記念町勢要覧'94』(多古町総務課編 千葉県多古町1994)
p30-31「多古町合併40年のあゆみ」に1954(昭和29)年~1994(平成6)年の出来事が記載されています。
p57に歴代町長、歴代議長、歴代助役、歴代収入役(昭和29年初代~平成6年現職)の記載がありました。
【資料4】『多古町町勢要覧 3 合併50周年記念特別編集版 データファイル&施設ガイド』(多古町役場総務課編 多古町 2004)
p8に歴代教育長(昭和29年初代~平成16年現職)
p10に歴代町長、歴代助役、歴代収入役(昭和29年初代~平成16年現職)
p12に歴代議長、歴代副議長(昭和29年初代~平成16年現職)の記載がありました。
【資料5】『多古町町勢要覧 4 合併50周年記念特別編集版 多古ものがたり』(多古町役場総務課編 多古町 2004)
見返し部分に「多古町合併50周年のあゆみ〔1954~1983年〕」の記載がありました。
【資料6】『多古町勢要覧 多古町讃歌 合併60周年記念町勢要覧2014』(多古町 2014)
本体に挟み込まれている「多古町統計資料編2014」の
p7に歴代町長、歴代助役・副町長、歴代収入役(昭和29年初代~平26年現職)
p8に歴代議長、歴代副議長(昭和29年初代~平26年現職)の記載がありました。
<広報誌>
【資料7】『広報たこ』(No.168-No.203 1987-1989)
【資料8】『広報たこ』(No.132-No.167 1984-1986)
【資料9】『広報たこ』(No.96-No.131 1981-1983)
【資料10】『広報たこ』(No.60-No.95 1978-1980)
『広報たこ』には時期に応じて「町長・議長年頭あいさつ」「年度決算」「年度予算」「定例町議会」「臨時議会」などが掲載されています。
<基本構想>
【資料11】『多古町基本構想』(多古町[編] [多古町] 1972)
昭和40年を基準とし、昭和60年を目標にした行政の基本構想が記載されています。
<町史>
【資料12】『多古町史 上巻』(多古町史編さん委員会編 多古町 1985)
p23-46「歴代町村長」に多古町・旧多古町・旧久賀村・旧常磐村・旧中村・旧東條村の歴代町村長が写真つきで紹介されています(初代~1985頃まで)。
上巻は上記の歴代町村長の項と通史編・地域史編で構成されています。通史編は近世まで。地域史編には昭和の記述は見つかりませんでした。
【資料13】『多古町史 別冊 村絵図および石造物等所在図』(多古町史編さん委員会編 多古町 1985)
p144-148に「大字別人口・世帯数一覧表(昭和59年10月末現在)」の記載がありました。
大半が地図で、他に該当の記述は見つかりませんでした。
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平成23年2月16日の千葉日報に載った、千葉県の公立高校入試問題と解答が見たい。
マイクロフィルム以外で見られるものはあるか。(千葉県立東部図書館)
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000347549
2024-03-16T16:44:26+09:00
以下の資料に記載がありました。
【資料1】『千葉県高校入試問題総集編 平成24年度受験用』(千葉日報社 2011)
p136-175「平成23年度 前期選抜学力検査」
p176-208「平成23年度 後期選抜学力検査」
【資料2】東京新聞TOKYO Web「2011年首都圏公立高校入試 千葉の問題と正答」
(https://www.tokyo-np.co.jp/article/45283)
ただし「国語、社会は著作権にかかわるものがあるため、正答のみの掲載」との記載あり。
※過去の学力検査(入試問題)は千葉県文書館(千葉市中央区中央4-15-7)でも見ることができます。
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「メロン」の漢字表記を「甜瓜」とする出典を知りたい。「てんか」「まくわうり」とは読むようだが、本当に「メロン」と読むのか。(埼玉県立久喜図書館)
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000344095
2024-03-16T14:16:28+09:00
以下の資料と情報を提供した。
1 図書・雑誌
『日中辞典』(北京・対外経済貿易大学[ほか]共同編集 小学館 2015)
p1896〈メロン〉の項に「甜瓜tiangua」とあり。
松本栄文著「食材は語る 甜瓜」(『食生活 106-9 2012年9月号』p2-13 カザン 2012.9)
p4「メロンの起源」
「(前略)甘く瑞々しい甜瓜(メロン)が欲しくなる。メロンはウリ科キュウリ属で(中略)胡瓜(キュウリ)の親戚であり、甘瓜(マクワウリ)の兄弟だ。」
「現在、マクワウリの存在はメロンの影となっているが、弥生時代から戦前日本においては、最も親しまれてきた甘味系のウリなのだ。マクワウリは中国語で「甜瓜」と書き、甘いウリを意味する。」とあり。
2 インターネット情報
《国立国会図書館デジタルコレクション》( https://dl.ndl.go.jp/ 国立国会図書館)
『世界商売往来』(橋爪貫一(松園)著 青山堂 1871-1872)( https://dl.ndl.go.jp/pid/803316 国立国会図書館)23-24コマ(ページ付けなし) 国立国会図書館インターネット公開
23コマ下段 「小甜瓜 マクハウリ」
24コマ上段 「melon. 甜瓜」(注)melonにはメロンとふりがなあり。
《国立国会図書館デジタルコレクション》( https://dl.ndl.go.jp/ 国立国会図書館)
『通俗英吉利単語篇 下』(梅浦元善訳 択善居 1871)( https://dl.ndl.go.jp/pid/870173 国立国会図書館)5コマ(ページ付けなし) 国立国会図書館インターネット公開
46丁裏「The melon.(メロン) 甜瓜マクハウリ」とあり。
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江戸時代に作成された世話字の辞書『世話字節用集』『世話字尽』などの辞書や文献を紹介してほしい(安城市図書情報館)
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000346415
2024-03-16T10:48:30+09:00
〇江戸時代に発行された世話字の辞書
『世話用文章』(=『世話字節用集』)辞書 元禄五刊(国書データベースにて閲覧可(マイクロ/デジタル資料))
『世話字尽』往来物 享保五刊(福井市図書館など)
『雅語解/世話字撰集』辞書 延宝九 (金沢市立玉川図書館など)
『悉皆世話字彙墨宝』辞書 享保一八刊(NDL)
『世話字考』語彙 元禄一二 (東京大学)
【参考文献】
・『世話字往来』往来物 安永五刊(1776)(国書データベースにて閲覧可(マイクロ/デジタル資料))
・「近世日本山岳関係データベース」
➡『世話字往来』あり(ログイン必要)
・「国立教育政策研究所教育図書館 往来物デジタルアーカイブ」
➡往来物や世話字関係の資料が閲覧できる
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二宮金次郎像を建立した時期の全国的傾向に関する史料・文献がみたい。
①いつごろ建立が始まったか
②全国的に流行したか
③銅像を石像に造りかえることがあったのか
また、二宮金次郎像は銅製と石製どちらが多いのかも知りたい。(安城市図書情報館)
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000346461
2024-03-16T10:47:45+09:00
『ノスタルジック・アイドル二宮金次郎』より抜粋
・日本初の金次郎像:1924年豊橋市前芝小学校前芝町の元衆議院議員の報徳活動による寄付から1920年代の中ごろ、大正末期から、金次郎像を校庭に置くというアイデアの広がり
・金次郎像は、銅像か石像のものが多い。石像は、1920年代後半、昭和初期から広がりだす。岡崎では、銅像の金次郎も大正末期からつくりだしていた。・・・金次郎の銅像はあまり売れてはいない。・・・銅像は石像よりも値段がはる。
・1930年代も末期になると、日中戦争もしだいにエスカレート・・・金銀銅鉄などの金属不足は深刻であった。お寺のつりがねなども供出をよぎなくされ・・・金次郎の銅像も、もちろんその例外ではありえない。
以下の資料を提供
『ノスタルジック・アイドル二宮金次郎』(157.2/イ/)
『二宮尊徳』(157.2/オオ/)
『シリーズ二宮金次郎を調べる本 3』(157/ウル/3)
『銅像歴史散歩』(715/スミ/)
『新編岡崎市史 10』(A233.2/シン/10)
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軍人像、軍神・戦没者の像を建立した時期の全国的傾向のわかる史料・文献をみたい。
①いつごろ建立が始まったか
②全国的に普及したか
③銅像を石像に造りかえることがあったのか(安城市図書情報館)
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000346458
2024-03-16T10:46:51+09:00
①~③についてはっきりとした回答は見つからなかった。
下記の資料より、銅像は太平洋戦争中、回収の対象となり供出された。供出された代わりのものがセメント製で作られたという話や、供出を免れた銅像もあった。時期などはバラバラである。また、神社によっては、日露戦争後石碑が増えるなどしたとわかる。
以下の資料を提供
『銅像時代』(715/キノ/)
『銅像めぐり旅』(915.6/シ/)
【参考資料】
国立国会図書館デジタルコレクション『余目町史 下巻』1990
論文「北海道における金属回収令(戦時下)の対象となった銅像」
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戦没者慰霊碑を建立した時期の全国的傾向がわかる資料がみたい
①いつごろ建立が始まったか
②全国的に普及したか
③銅像を石像に造りかえることがあったのか(安城市図書情報館)
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000346465
2024-03-16T10:45:07+09:00
①②全国的な慰霊碑の歴史に関するまとまった資料はなし
地域別の解説及び照会あり。慰霊碑は戦後建てられるケースが多い。
※地域別の慰霊碑、建立日など記載のあるもの
〇総務省のサイト
全国慰霊碑地域別の追悼施設(先の大戦下の本邦における空襲等によって戦災に遭われた、一般戦災死没者の方々への追悼の意を持って建立されたもの)が地域別に閲覧できる
総務省 追悼施設(最終閲覧日2024/3/5)
全国戦災史実調査報告書(最終閲覧日2024/3/5)
〇『碑(いしぶみ)』(210.7/ヘ/)
…p62~80,p113~135 「全国各地の慰霊碑・記念碑の記録」
p160~165 「都道府県別慰霊塔」
【参考文献】
・『愛知県下英霊社忠魂碑等調査報告書』(A170/イワ/1)…愛知県内の忠魂碑一覧
・『石碑と銅像で読む 近代日本の戦争』(210.6/セキ/)戦争にまつわる石碑・銅像の紹介
・『戦争記念碑は物語る』(209.7/ロウ/)
…各国の戦争記念碑についての説明や建立したことでの影響を記した資料のため、普及した原因の記載はなし
※慰霊碑の建立について記載あり
〈デジタルコレクションで閲覧可〉
・『入間市史』1994
・『上平村誌』1982
③銅像を石像に造りかえた記述のある資料は見つからなかった
【参考文献】
(金属回収に関する資料)
〈デジタルコレクションで閲覧可〉
・『戦災と復興』1964
・『田沼町史 第7巻(通史編下)』1986
・『上半済打上五丁目郷土誌』1987
・『葛巻町誌 第4巻』1998
・『南向村誌』1966
・『山田村史 上巻』1984
・『神道指令の研究』大原康男1994(閲覧不可、書誌提供のみ)
・『知立市史 中巻』1977(A234.3/チリ/2) ※当館所蔵あり
・『今むかし:上岡本町郷土史』1982
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植物図鑑(国立国会図書館(National Diet Library))
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=man_view&id=2000028634
2024-03-16T10:43:00+09:00
ここでは、さまざまな植物図鑑やその探し方を紹介します。植物に関する参考図書や植物の学名の調べ方については、ページ下部の関連情報をご覧ください。【 】内は当館請求記号です。請求記号が記載されていないものは、版によって請求記号が異なります。国立国会図書館サーチでタイトルによる検索を行ってください。『資料名』(書誌情報)*は目次・索引が画面下方にある資料です。スクロールしてご覧ください。1. 植物図鑑を調べる『植物レファレンス事典』(日外アソシエーツ 2004.1 【RA2-H21】)*『植物レファレンス事典. 2(2003-2008 補遺)』(日外アソシエーツ 2009.1 【RA2-J17】)*『植物レファレンス事典. 3』(日外アソシエーツ 2018.5 【RA2-L93】)多くの図鑑・百科事典の植物の掲載事項をまとめている索引です。収録図鑑には、次のようなものがあります(収録時から改訂等がなされている図鑑については、新しいものを紹介しています。)。『新分類牧野日本植物図鑑 = NEW MAKINO'S ILLUSTRATED FLORA OF JAPAN』(北隆館 2017.6 【RA5-L122】)*種子植物から地衣類まで、約5,200種を掲載した図鑑です。各種について、精密な図と詳細な解説が掲載されています。種や属を特定するための検索表もあります。『日本の野生植物 = Wild Flowers of Japan』(改訂新版 平凡社 2015.12-2017.9)*日本の種子生物を幅広く掲載した全5巻の図鑑です。別冊の総索引のほか、各巻末に学名索引と和名索引があります。『原色日本植物図鑑』(保育社)*一般に広く分布する日本産の草本や木本などについて、原色の図を用いて解説した図鑑です。草本編は全3巻、木本編は全2巻から成ります。植物の部位の大きさに関する詳細な解説があるのが特徴です。各巻末に索引(学名、英・仏・独名、和名)があります。『原色世界植物大図鑑』(北隆館 1986.4 【RA5-104】)世界各地の代表的な植物や特色のある植物、約2,000種を掲載した図鑑です。分布や形態などの解説、カラー図版などが掲載されています。巻末に索引(和名、学名、用途別)があります。『日本植物種子図鑑』(改訂版 東北大学出版会 2004.4 【RA5-H41】)*野生植物、帰化植物、栽培植物などの日本に生育する約2,000種の種子植物について、種子のカラー写真と解説が掲載されています。巻末に和名索引と学名索引があります。『植物. 1』(世界文化社 2004.6 【RA5-H33】)『植物. 2』(世界文化社 2004.6 【RA5-H34】)専門家から一般の人々までの幅広い層を対象とした図鑑です。日本に自生する草本植物(高山植物を除く)を扱っており、1には約1,300種の双子葉植物、2には約800種の単子葉植物が掲載されています。図版はカラー写真が中心です。巻末に和名索引があります。これらの収録図鑑以外にも、以下のような植物図鑑があります。『花実でわかる樹木 : 951種の検索』(信濃毎日新聞社 2009.1 【RB2-J21】)*樹木の花と果実の形態から種名(名前)を検索できる事典です。花と果実の検索表が掲載されている「検索編」と、樹形、樹皮、花、果実などの特徴が記載されている「解説編」で構成されています。巻末に五十音順の索引があります。『鑑定図鑑日本の樹木 : 枝・葉で見分ける540種』(柏書房 2009.5 【RB2-J35】)*緑化樹木を中心に540種を収録した図鑑です。7月上旬から8月上旬までの時期の枝葉(葉のついた枝)の写真を掲載しています。原則として学名のアルファベット順に配列しています。樹木名や自生地のほか、葉のつき方の分類、樹形・樹高なども掲載しています。『原色野草検索図鑑』(北隆館 1996.9-1997.2 【RA5-G24】)*検索図表を使用して科名を特定し、種名を同定することができる図鑑です。被子植物(合弁花類408種、離弁花類408種、単子葉類380種)が全3冊に掲載されています。各巻末に和名索引と学名索引があります。『原色新樹木検索図鑑』(北隆館 1997.6-10 【RA5-G42】)*上記資料の樹木版です。全2冊で合弁花類236種、離弁花類444種、単子葉類36種、裸子植物68種、代表的な園芸種60種が掲載されています。各巻末に和名索引と学名索引があります。『草木の種子と果実 : 形態や大きさが一目でわかる734種 (ネイチャーウォッチングガイドブック)』(増補改訂 誠文堂新光社 2018.9 【RA5-L150】)*734種類の植物の種子と果実を掲載した図鑑です。ほとんどの項目に、生態写真および方眼紙上で撮影した標本写真の二種類を掲載しています。巻末に和名索引と学名索引があります。『日本産花粉図鑑』(増補・第2版 北海道大学出版会 2016.4 【RA5-L79】)*日本に自生する植物や帰化植物、約1,500種の花粉を解説した図鑑です。顕微鏡写真、解説などが掲載されています。巻末に索引(事項、和名、学名)があります。『フローラ』(産調出版 2005.2 【YU7-H2341】)*主に園芸、農業、医薬、繊維などで用いられる植物、約2万種を取り上げた全2巻の事典です。栽培方法に重点を置いた解説となっており、多くの植物について、カラー写真が掲載されています。第2巻の巻末に和名索引と属名索引があります。『A-Z園芸植物百科事典』(誠文堂新光社 2003.6 【RB2-H13】)*世界の園芸植物のうち、現在普及している品種または有名な品種、合計1万5000種以上を取り上げた事典です。栽培方法に重点を置いた解説とカラー写真が掲載されています。巻末に索引(属名、和名、園芸名、通称名)があります。2. 国立国会図書館サーチで検索するにはここに紹介する以外の資料は、国立国会図書館サーチで検索できます。タイトルや編者・出版者名に含まれるキーワードから探してください。科学技術振興機構が提供するJ-GLOBALにて別名や同義語を調べ、キーワードを広げることも有用です。国立国会図書館サーチの検索結果を所蔵場所「科学技術・経済情報室」で絞り込むと、科学技術・経済情報室で開架している参考図書類を検索できます。ここでは、国立国会図書館分類表(NDLC)による分類や国立国会図書館件名標目表(NDLSH)による件名から検索する代表的な方法を紹介します。分類以下のような分類記号に、キーワードとして「植物」、「図鑑」、「事典」、「百科」などを掛け合わせて検索します。生物学(辞典・便覧類・用語集 図鑑) RA2植物 RA5生態・分類 RA241植物相・植物誌 RA254顕花植物 RA341農林水産学(辞典・便覧類) RB2件名「植物--図鑑」、「観葉植物--図鑑」、「希少植物--図鑑」、「帰化植物--図鑑」、「種子--図鑑」などが普通件名として挙げられます。また、Web NDL Authorities(国立国会図書館典拠データ検索・提供サービス)のキーワード検索において「普通件名のみ」を選択し、「植物 図鑑」で検索すると、植物図鑑に関連するほかの普通件名を探すことができます。3. インターネット情報源植物図鑑(国立科学博物館筑波実験植物園)筑波実験植物園内で栽培している約1,400種の植物について、簡潔な解説と多数のカラー写真が掲載されています。牧野日本植物図鑑インターネット版(高知県立牧野植物園)「牧野日本植物図鑑」(1940)と同増補版(訂正版)(1956)を全文閲覧できます。関連情報植物について調べる植物の学名について調べる
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①自動車の三列シートの三列目の乗降性について(乗り降りのしやすさの研究)分かる本
研究論文がみたい
②また、自動車会社が乗降性についてどのような取り組みをしているのかを知りたい
③三列シートの乗降には、ウォークイン式とタンブル式があるが、どちらの形式が多いか?また、どちらが乗りやすいのか知りたい。(安城市図書情報館)
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000346338
2024-03-16T10:42:54+09:00
①三列シート乗降性(乗り降りのしやすさ)
『自動車の人間工学技術』(537/ジド/B)
p41~乗降性
『自動車技術ハンドブック3 人間工学編』(537/ジド/B)
p21~第2章 自動車設計・開発プロセスにおける人間工学技術
p155~図3-108 高齢者の乗降動作
〈論文〉
(CiNiiにて):「人間工学␣自動車␣乗降」と検索
➡・「自動車ドアの乗降動作と周辺アキ寸法の検討:身体を指標としたアキ寸法の計測研究」
『学術講演梗概集 E-1』 1995.7
➡・「構造的快適性評価手法の提案-事例(自動車の乗降における快適さの評価)」
『The Japanese journal of ergonomics 36(1) 』 2000.02 p39~51 (国会図書館複写可)
(インターネットにて):「人間工学」と検索
・「筋骨格モデルによる自動車乗降時の運動評価」桜井慎吾 他(一般公開)
②他社の取り組み
〔トヨタ自動車〕
(CiNii):「トヨタ自動車␣乗降性」で検索
・「車両の開発におけるユニバーサルデザイン」(特集;快適な車内空間;ユニバーサルデザイン)
『Toyota technical review』2006-3 p10~13
・「乗降時の筋負担定量化研究(特集 快適な車内空間;ユニバーサルデザイン)」
『Toyota technical review』2006-3 p20-25
・「シート機能による快適の実現(特集 快適な車内空間;品質)
『Toyota technical review』2006-3 p52-57
『Toyota technical review』所蔵確認
○2021年まで愛知県図書館所蔵あり vol64~69
○豊田市中央図書館所蔵あり
○インターネット 一般公開(バックナンバーは全て見られない)
〔マツダ〕
(調べ方)国立国会図書館デジタルコレクションにて「自動車␣乗降時」で検索
➡・「自動車乗降時における上半身の身体負担推定技法の提案」
『マツダ技報 2007(25)』p118~124
「マツダ技報」所蔵確認
・「マツダ技報」:1983~2023 一般公開(ネット)
・同様に各社調べる
〔Honda〕
・『HONDA R&D Techniacal Review 』
○ Vol.1(89)~Vol.35(23)インターネットで一般公開
〔日産自動車〕
・『日産技法』…インターネット2012~2023一般公開
〔いすず自動車〕
・『いすず技法』…デジコレ、インターネット公開
③前列をウォークインとタンブル(シートを倒して)降りる方法のどちらの形式が多いか?
どちらの形式が多いなど載っている資料はみつけられなかったが、三列シートのある車の一覧と販売台数の人気ランキングの掲載のある資料を参考資料として提供
〔参考資料〕
○雑誌「Moter Fan vol.208」
p70「日本市場の販売台数の推移」
*販売台数の人気ランキング掲載あり
○インターネットにて「自動車␣三列シート」で検索
自動車のwebマガジン
“Car Me”
➡‶メーカー別!国産車で3列シートが用意されている車種23種“
○“日刊工業新聞 電子版” で記事検索
➡キーワード「スライドシート」、「乗降性」などで検索すると、記事名がヒットする。記事の内容は会員でないと見られないが、当館所蔵の新聞にあたることができる。(保存期間あり)
【参考資料】
『自動車技術62-2 通常 第62巻2号(08年2月号)』p11~今後求められる車像
『自動車工学』(537/ヒグ/B)
『自動車の百科事典』(537.0/ジド/B)
『椅子の科学』(583.7/ココ/B)
『自動車室内の快適性向上に向けた材料開発と感性評価』(537.1/ギジ/B)
『自動車の技術ハンドブック4 設計(デザイン・車体)編』(537/ジド/B)
『インテリアの人間工学』(529/ワタ/B)
(論文)
「窮屈感を解消する小型車後席形状」松尾拓磨 他
『雑誌:人間工学 第36巻特別号』より「自動車の座り心地性能の解析」浅井祐司 他
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「太平洋戦争による我国の被害総合報告書」という資料を見たい(安城市図書情報館)
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000346161
2024-03-16T10:40:17+09:00
自館データベース:国立国会図書館デジタルコレクション
『太平洋戦争による我国の被害総合報告書』※送信サービスで閲覧可能
〈追記〉こちらからも閲覧可能です
国立公文書館デジタルアーカイブ『太平洋戦争による我国の被害総合報告書』
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「少年老い易く学成り難し」の漢詩を書道で書きたい。お手本となる本があるか(安城市図書情報館)
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000346221
2024-03-16T10:38:57+09:00
下記の資料を提供
『墨場必携名句を書く』(728.4/ニ/)日本習字普及協会/編 岩崎芸術社 1999
『墨場必携名句を書く 5字・7字・10字・14字名句248』(728.4/ニホ/)日本習字普及協会/編 日本習字普及協会 1999.7
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字が大きめの読みやすい万葉集を教えてほしい(安城市図書情報館)
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000345894
2024-03-16T10:38:01+09:00
以下の資料を提供
『万葉集全解 1 巻第一 巻第二 巻第三』(911.1/タダ/1)
『和歌文学大系 1 万葉集』(911.1/クボ/1)
『傍注万葉秀歌選 2』(911.1/ナカ/2)
『万葉集・古今集・新古今集』(913.3/サン/YA)
『はじめての万葉集 上』(911.1/ハギ/YA)
『はじめての万葉集 下』(911.1/ハギ/YA)
『日本の古典をよむ 4 万葉集』(918/シヨ/4)
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初代安城市長について知りたい(安城市図書情報館)
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000346548
2024-03-16T10:37:02+09:00
下記の資料を提供
①『新編安城市史4 通史編 現代』(A234.5/アン/A)
②『 あんじょう地元学 「人物」初級編 』(A280/アン/A)
③『 愛知県人物事典 西三河編上巻』(A280/テイ/A)
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『源氏物語』の①玉鬘(たまかずら)の巻を絵で見たい(絵巻など)②玉鬘の巻に二本杉(にほんすぎ)がでてくる。原文とできれば絵も見たい(安城市図書情報館)
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000346691
2024-03-16T10:36:26+09:00
質問①の回答
以下の資料を提供
『源氏物語扇面画帖 』(721.2/ナカ/)
『豪華〈源氏絵〉の世界源氏物語』(721/アキ/)
『源氏絵集成 研究篇』(721/サノ/)
質問②の回答
・”二本杉(にほんすぎ)”ではなく”二本(ふたもと)の杉”という
・右近から玉鬘に送った歌の中に二本の杉が出てくる
・絵、絵巻の中に”二本の杉”が載っているものは見つけられなかった
・玉鬘の巻が載っている以下の資料を提供した
『豪華〈源氏絵〉の世界源氏物語』(721/アキ/)
『源氏絵集成 研究篇』(721/サノ/)
『絵入簡訳源氏物語2』(913.3/ムラ/2)
『正訳源氏物語 第4冊』(913.3/ムラ/4)
『現代語訳 日本の古典5 源氏物語』(918/ガツ/5)
『現代京ことば訳源氏物語2』(913.3/ムラ/2)
『日本の古典5 グラフィック版源氏物語』(910.2/セカ/5)
『新編日本古典文学全集22 源氏物語』(918/シヨ/22)
〇データーベース「ジャパンナレッジ」より『日本古典文学全集22』
(本文より)
p116 「ふたもとの杉のたちどをたづねずはふる川のべに君をみましや・・・」とある
・『新編 日本古典文学全集22 源氏物語』(918/シヨ/22)所蔵あり
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松平氏は三河地方に勢力を伸ばすにあたり、室町幕府政所執事伊勢氏の被官という立場を利用したと言われている。そのことが分かる資料(県史、市史など)、文献を見たい(安城市図書情報館)
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000345695
2024-03-16T10:35:31+09:00
以下の資料を提供
図書
『愛知県史 通史編3 中世』(A201/アイ/ツウー3)
『安城の中世』(A234.5/ナカ/A)
『新編岡崎市史 2 』(A233.2/シン/2)
『新修豊田市史 2 通史編』(A232.4/シン/2)
『蒲郡市史 本文編1』(A223.6/ガマ/1)
『一向一揆の基礎構造』(A204/シン/)
『安城松平一族 徳川家康の源流』(A288/アン/A)
『戦国人名辞典』(281.0/セン/)
デジタル資料(国立国会図書館デジタルコレクション)
『室町時代史』
『朝野旧聞〔ホウ〕藁』
『親俊日記』
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史記に李牧(りぼく)という人物が登場するが、この人物の最期の場面が描かれている部分を読みたい。(安城市図書情報館)
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000346670
2024-03-16T10:34:27+09:00
下記の資料を提供
・『史記 別巻『史記』小事典』(222.0/シバ/8)
・『史記列伝 2』(222.0/シバ/2)
・『史記 2 乱世の群像』(222.0/シバ/2)
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岩石・鉱物について調べる(国立国会図書館(National Diet Library))
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=man_view&id=2000029738
2024-03-16T09:35:00+09:00
岩石・鉱物について調べるための資料には、以下のようなものがあります。【 】内は当館請求記号です。『資料名』(書誌情報)*は目次・索引が画面下方にある資料です。スクロールしてご覧ください。1.参考図書『鉱物資源百科辞典 : カラー版』(日刊工業新聞社 1999.12 【ME2-G19】)*「鉱物資源データベース」の章で、主含有元素の元素番号順に各鉱物を排列し、英名、和名、化学式、結晶系、X線回折強度、密度、硬度、色・光沢、産地などを掲載しています。「鉱物の分類図鑑」に、分類法(成因、結晶系など)に従った鉱物のカラー写真を掲載しています。巻末に英名・和名索引、各種物性(結晶系、比重など)から引く索引、産地別索引があります。『岩石学辞典』(朝倉書店 2005.3 【ME2-H19】)*岩石の種類や岩石に関連する現象の用語などを解説した資料です。「第5章 岩石学関係諸表」では、粘性率や拡散係数など、各種データを表にまとめています。和文索引と欧文索引があります。『鉱物・宝石の科学事典』(日本鉱物科学会編集 朝倉書店 2019.9 【ME2-M7】)*第1部「鉱物」、第2部「宝石」、第3部「鉱物・宝石各論」で構成されています。第3部は約170種類の代表的な鉱物について解説しています。付録として「鉱物と宝石に関係する研究史」、「鉱物・宝石に関連する学会のウェブサイト」などを掲載しています。巻末に索引があります。『楽しい鉱物図鑑 : 愛蔵版』(草思社 2019.12 【ME2-M11】)*350種、493点の鉱物を収録した資料です。鉱物ごとにカラー写真、化学組成、モース硬度、比重、産地などを記載しています。『原色新鉱物岩石検索図鑑』(北隆館 2003.5 【ME421-H2】)*鉱物、岩石を同定するための検索図表や鉱物・岩石の図説などを掲載しています。巻末に「日本および海外の鉱物・岩石産地名リスト」、和名索引、英名索引があります。『原色岩石図鑑』(全改訂新版 保育社 1987.9 【ME411-22】)*岩石の標本写真(カラー)と概説(名称、英名、標本産地など)を、深成岩類、脈岩類、火山岩類、堆積岩類、変成岩類に分類して掲載しています。『日本産鉱物の結晶形態 : 高田鉱物標本・結晶図集』(今井裕之 2010.4 【MC145-J10】)*日本で産出する鉱物の結晶形態を解説した資料です。化学組成の分類ごとに、名称、英名、化学組成、結晶構造(結晶系、空間群、格子定数)、結晶形態(点群、軸率、面指数、双晶)、結晶図、産地などを掲載しています。巻末に和名索引があります。『岩石と鉱物の写真図鑑 : オールカラー世界の岩石と鉱物500 完璧版』(日本ヴォーグ社 1997.4 【ME421-G3】)*鉱物と岩石の2部門から構成されており、鉱物、岩石ごとに特徴やカラー写真などを掲載した資料です。鉱物や岩石の生成、同定のための化学検査なども解説しています。巻末に用語解説、索引があります。"Dictionary of gemstones & jewelry"(IMACBC 2013.2 【ME2-B32】)近山晶 著『宝石宝飾大事典』(新訂版 近山晶宝石研究所 2004.4 当館未所蔵)の英訳版の資料です。宝石・宝飾に関する用語についてカラーの図や写真とともに解説しています。巻末にサンゴが採取される海域とその種類、ブリリアント・カットのファセット名などの図表を掲載しています。"The ore minerals under the microscope : an optical guide"(Second edition Elsevier [2015] 【ME421-B11】)鉱物の光学的性質の説明とカラーの顕微鏡写真を収載した資料です。鉱物ごとに化学組成、地質環境、光を反射させた際の色、反射率などを掲載しています。巻末に鉱物名索引があります。"Dictionary of gems and gemology"(3rd ed. Springer c2009 【ME2-B29】)宝石や宝石学に関する用語を解説した資料です。一部の用語には図を掲載しています。巻末に世界の著名な宝石をまとめた表(名称、産地、質量など)などを掲載しています。"Dana's new mineralogy : the system of mineralogy of James Dwight Dana and Edward Salisbury Dana"(8th ed., entirely rewritten and greatly enl. Wiley c1997 【ME421-A5】)*鉱物を化学組成の分類別に排列し、各種データを収載した資料です。名称、化学式、名称の由来または命名者、密度、色、硬度、光学特性、産地などを掲載しています。巻末に索引として、Index of Mineral Names in Alphabetical Order、General Indexなどがあります。"Handbook of mineral spectroscopy. Volume 1, X-ray photoelectron spectra"(Elsevier [2020]【ME423-D2】)"Handbook of Mineral Spectroscopy. Volume 2, Infrared Spectra"(Elsevier [2023] 【ME423-D3】)2,500の鉱物に関するスペクトルデータ集です。Volume 1ではX線光電子分光法による分析結果について、Volume 2では赤外分光法による分析結果について、スペクトルデータおよび高分解能スペクトルデータを掲載しています。"The Cambridge encyclopedia of meteorites"(Cambridge University Press 2002 【ME426-B1】)隕石の落下、形態、分類、クレーターなどを解説した資料です。付録(Appendices)では、隕石に含まれる鉱物、地上のクレーター(名称、国名、経緯度、大きさなど)などを掲載しています。巻末に用語集、索引、隕石名索引があります。2. 国立国会図書館サーチで検索するにはここに紹介する以外の資料は、国立国会図書館サーチで 検索できます。タイトルや編者・出版者名に含まれるキーワードから探してください。科学技術振興機構が提供するJ-GLOBALにて別名や同義語を調べ、キーワードを広げることも有用です。国立国会図書館サーチの検索結果を所蔵場所「科学技術・経済情報室」で絞り込むと、科学技術・経済情報室で開架している参考図書類を検索できます。ここでは、国立国会図書館分類表(NDLC)による分類や国立国会図書館件名標目表(NDLSH)による件名から検索する代表的な方法を紹介します。分類下記のような分類記号に、キーワードとして「岩石」、「鉱物」などを掛け合わせて検索します。岩石 ME411鉱物 ME421鉱床 ME481件名「岩石」、「鉱物」などが普通件名として挙げられます。また、Web NDL Authorities(国立国会図書館典拠データ検索・提供サービス)の分類記号検索において「NDLC」を選択し、「ME411」や「ME421」などで検索すると、岩石・鉱物に関連するほかの普通件名を探すことができます。3.インターネット情報源Handbook of Mineralogyアメリカ鉱物学会刊行の"Handbook of Mineralogy"(当館未所蔵)のPDFが閲覧できます。RRUFF ProjectUniversity of Arizonaを中心に進められているプロジェクトであり、鉱物のスペクトルデータを提供しているデータベースです。一部の鉱物については写真やX線回折のデータを調べることができます。関連情報地球科学について調べる時計・宝飾産業について調べるには(統計・名鑑・インターネット情報源等)鉱業について調べるには(統計・名鑑・インターネット情報源等)
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尼崎市内の鉄道専用線(引き込み線)について調べたい(尼崎市立歴史博物館 地域研究史料室 “あまがさきアーカイブズ”)
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000347485
2024-03-16T08:47:43+09:00
鉄道貨物輸送全盛期の昭和30~40年代において、全国有数の産業都市であった尼崎市には、多くの鉄道専用線(引き込み線)が存在していました。尼崎市内の専用線はいずれも貨物輸送専用で工場や市場の入出荷に使われていました。日本国有鉄道が刊行した『専用線一覧表』から専用線の所管駅、専用者、利用者、距離等を知ることができます。
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「江口の君」とは何か。(大阪市立中央図書館)
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000347379
2024-03-16T00:30:20+09:00
江口は、現在の東淀川区東端にあたる地名です。
『日本歴史地名大系 28-[1] 大阪府の地名 1』(資料1)には、「淀川の本流から三国川(現神崎川)が分岐する地点にあった水上交通の要所。」平安中期以降には、「江口宿には、その往来宿泊の客を対象として多数の遊女が集まり、神崎(現兵庫県尼崎市)・蟹島(現淀川区)などと並んで色里として繁栄していった。」とあります。
江口の君は、その江口にいた遊女と伝えられています。
江口の君の伝承について書かれた資料を以下のとおり紹介します。
(1)『日本歴史地名大系 28-[1] 大阪府の地名 1』(平凡社 1986.2)
p.606-608「江口・江口宿」に、江口の歴史と繁栄の様子、遊女たちについて詳しい記述があります。
(2)『昭和大阪市史 続編 第7巻 文化編』(大阪市役所/編集 大阪市役所)
p.509「寂光寺」の項に、西行法師と歌問答をした遊女の伝承について記述があります。
(3)『東淀川区史 : 現淀川区・東淀川区』(東淀川区史編集委員会/編集 市民日報社)
p.460-461に、江口の君の生い立ちや、西行法師とやりとりした歌について記述があります。
(4)『大阪墓碑人物事典』(近松 誉文/著 東方出版)
p.193「寂光寺」の項で、江口の君は謡曲「江口」のモデルであるという記述があります。
(5)『大阪の女たち』(西岡 まさ子/著 松籟社)
p.23-28「江口の君抄」に、西行法師と歌問答をした遊女の伝承が2件と、謡曲「江口」のモデルとなった遊女の伝承が紹介され、「「江口の君」という呼び名は、これら遊女の総称であるとともに江口の君堂、寂光寺をたてた女性で西行に出会ったさきの妙の前をさす、と寂光寺の縁起にはある。」と記述があります。
(6)『なにわ人物譜』(藤本 篤/著 清文堂)
p.13-16「風雅な遊女」で、「謡曲の「江口」、長唄の「時雨西行」、あるいは「西行撰集抄」などにより、遊女妙、江口の尼は有名になった。」としつつも、その伝承の真偽は問題ではなく、「肝心なのは、遊女妙の物語ではなく、江口の君と総称された遊女たちの中には、勅撰集に収められるほどの和歌を詠み、風雅の道にすぐれた者もいたということであろう。」とまとめています。
(7)『東淀川区の史跡と伝承』(大阪市東淀川区役所企画総務課広聴企画係/編集 東淀川区コミュニティ協会)
p.3-8に、江口の歴史、西行法師と遊女の歌問答、謡曲「江口」の流行、江口の君と呼ばれた遊女が開いたといわれる寂光寺についてまとめた記述があります。
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「阿遅速雄(あちはやお)神社」と「お蔭燈籠」について知りたい(大阪市立中央図書館)
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000347058
2024-03-16T00:30:19+09:00
以下の資料に阿遅速雄神社のお蔭燈籠について記述が見つかりました。
(1)『お蔭参りとお蔭燈籠』(牧村 史陽/著 史陽選集刊行会 1970.4)
p.107-136に「お陰灯籠」の項があり、p.107に「伊勢神宮の式年をかこつけに特におかげ参りが流行し、同時におかげ踊りがさかんに行われるとともに、各村々では大神宮への献灯を建て、その棹石に「おかげ」と彫ってそれを記念するようになった。」との記述があります。またp.130に「大阪市城東区放出町(片町線放出駅北東すぐ)阿遅速雄神社 慶応四年戌辰三月 太神宮 おかけ 大型、高さ約三・○m、壇上積式基盤上。下段に、寄進者二十五人、世話人十二人、「松屋町石工源助」の刻銘がある。」と記載があります。
(2)『近代大阪の史跡探訪:改訂新版(ナンバーガイド 37)』(大岡 欽治/編 ナンバー出版 1983)
p.28-32に「阿遅速雄神社のお蔭灯籠」の項があり、p.30-31に「”お陰まいり”は、幕末に”ええじゃないか”の爆発的流行となって形を変えるのであるが、一八六七(慶応三)年の”ええじゃないか”は、前回一八三○(文政三)年の”お陰まいり”から、三七年しかたっておらず、また、集団的な伊勢参りも少なく、町々で熱狂的に踊りまくる騒動が主であって、六〇年周期の従来の”おかげ騒動”とは異質の傾向を持っていた。」との記述があります。またp.32に「一八六七(慶応三)年の“ええじゃないか”の時のものとしては(中略)鶴見区放出町の阿遅速雄神社(「太神宮 おかげ 慶応四年戌辰三月」と刻まれている)の高さ三メートルもある“お蔭燈籠”などが残っている。」との記述があります。
(3)『大阪史蹟辞典』(三善 貞司/編 清文堂 1986.7)
p.9-11「阿遅速雄神社」の項、p.10-11「おかげ燈籠」の項目があり、「当社の大阪府天然記念物である楠の老樹の傍にあり、何の変哲もない燈籠であるが、「太神宮、おかげ、慶応四年戌辰三月」と刻まれている。おかげまいりを記念しての燈籠で、台石に寄進者二十五、世話人十二の名も記されている。(中略)永い幕府の圧政下で変革願望ともみられたええじゃないかは、翌四年大政奉還でやむが、当社のおかげ燈籠の慶応四年の刻字はまことにこの動乱の名残りをとどめているといえる。」との記述があります。
(4)『鶴見区昔ばなし』(赤坂敏行/著 ロ-カル通信社 1984.6)
p.384-388に「伊勢まいり」の項があり、p.385に「御蔭参りを物語る資料はほとんど残っていないが、稲田八幡宮や阿遅速雄神社、比枝神社等に奉献されている「お可げ燈ろう」は貴重な文化財である。」との記述があります。
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津守新田の開発について知りたい。(大阪市立中央図書館)
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000305117
2024-03-16T00:30:18+09:00
「津守新田」について記述があった資料を以下にご紹介します。
(1)『大阪の歴史』1980年12月号・2号(大阪市史編纂所/編集 大阪市史料調査会 1980.12)
p.92-94に「河村瑞賢らにより企画された大坂川口海表新田の一つ」とあり、元禄十一(1698)年、万年長十郎・小野朝之丞立会で定められた大縄五八七町歩を、京都の人横井源左衛門・金屋源兵衛が、地代金一二五〇両で落札請負い、三か年にわたり字南島・北島の周囲に総堤を築き、新田を開発・造成したと記載されています。また、元禄15(1702)年検地を受け、その石高は445石7斗1升8合であったとあります。
(2)『西成区史』(川端 直正/編集 西成区市域編入四〇周年記念事業委員会 1968)
p.19-22に「津守新田は初め木津川の前の島だからというので、木津川島新田といわれたが、のち袴屋新田となり炭善の所有後は再び津守新田と称された。」とあります。津守新田は、宝永4(1707)年10月4日大地震が起こり、新田の南島の堤防が破壊されて南島は流失し、北島の堤も破壊され海水が流入して、新田全部が波浪にさらわれることとなりました。このため経営難になり、宝永4(1707)年、湊屋久兵衛に津守新田の経営を譲渡しました。湊屋は北島堤防の復旧につき、土堤をやめて石堤とし石を亀甲形に積んだ石垣を作りました。一方南島は手つかずで湊屋は結局、享保18(1733)年に親族の袴屋弥右衛門に新田を譲渡しました。袴屋の工事は古船に大石を積込みそのまま沈めて基礎をつくりその上に亀甲形の石垣堤を築きあげるという8年もの大工事で元文5(1740)年に漸く完成しました。この功績により津守新田はその後長い間袴屋新田と呼ばれました。その後この新田復旧工事費用が多額であったので新田経営の維持が困難になり、天明4(1784)年7月に白山家の祖である炭屋善五郎に譲渡され、再び津守新田と称されたとあります。
(3)『座談会津守を語る会の記録』
p6に白山殖産が土地を所有していたと記述があります。
(4)『白山家のあゆみ』(白山殖産株式会社/[編] 白山殖産 1984)
p38-52「津守新田の開拓」に白山家が経営する以前の開拓について記載されています。p52「新田経営、白山家に譲る」の項に、天明2(1782)年に起こった大洪水を契機に、白山家が新田経営することとになったとあります。p53-94「白山家の新田経営と家訓」として、白山家による津守新田の経営と変遷が記載されています。
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御堂筋が拡幅して開通する昭和12年以前は、北から梅田新道、淀屋橋筋、御堂筋と呼ばれてたが、拡幅した際に全線が御堂筋と命名されている。淀屋橋筋と命名されていても、おかしくなかったと思うが、なぜ御堂筋と命名されたのか、その経緯が知りたい。(大阪市立中央図書館)
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000339695
2024-03-16T00:30:18+09:00
以下の資料に、拡張された「御堂筋」の名称ついての関連記述が見つかりました。
(1)の記述より、当初は「淀屋橋筋」と仮定されており、「御堂筋」に最終決定されたことがうかがえます。
(1) 『大阪人 41巻10号』 (大阪都市協会 1987.10)
p.20-23 三輪雅久「都市計画街路 御堂筋のできるまで」のp.22-23「七、都市改良計画調査 仮定・淀屋橋筋」の項に、「「仮定大阪市改正街路図(大正七年五月)」に、あらためて御堂筋が別の名称で登場する。(2図参照)」とあり、「2図 大正7年仮定大阪市改正街路図の淀屋橋筋(関西建築協会雑誌所載)」とした図が掲載されており、その図に「淀屋橋筋」と記されています。
p.23「八、大阪市区改正設計 広路・御堂筋線」の項に「大正九年一月二十一日大阪市告示の大阪市区改正設計となる。(中略)御堂筋はこのなかで、大阪で一本だけの「広路」二十四間(四十四メートル)でその名も御堂筋線と決定された」とあります。
またp.24-25「御堂筋完成50周年」の記事のうち、p.24に「“御堂筋”という名称は、現在の御堂筋ができるまで南北両御堂の東側道路(淡路町~長堀川)が「御堂筋」と呼ばれていたのを採用したものである。」とあります。
(2) 『大阪春秋 -大阪の歴史と文化と産業と- 第4号 御堂筋あれこれ』 (大阪春秋社/[編] 大阪春秋社 1974.9)
p.33-54 宮本又次「御堂筋界隈由来記」のp.33-35「一、御堂筋の拡張と地下鉄の建設」の項のうち、p.33に「大正七年四月都市改良計画調査会の答申あり、幅員は四三・二Mに大拡張され、(中略)この案は現在のものの基礎となったようで、ここにおいて初めて「御堂筋線」の名称があらわれている。(中略)調査会の委員長は関一助役(のち市長)と片岡安委員であった。」とあります。
またp.34に、「かつての両御堂の前だけをかぎって御堂筋と通称していたが、淀屋橋筋をふくめて南下して、(中略)ついには難波に至るまでも、一貫して御堂筋というようになった。また淀屋橋以北の梅田新道もふくみ、昨今は北より新御堂筋に延びている。」とあります。
(3) 国立国会図書館デジタルコレクション『第一次大阪都市計画事業誌』(大阪市 昭和19) (インターネット公開) <当館書誌ID:0000584606>
https://dl.ndl.go.jp/pid/1459229/1 (2024.3.7確認)
「第三章 大阪市區改正設計 第一節 市區改正設計の調査」に関連する記述があります。
p.61-73(コマ番号85-91)「第三項 都市改良計画調査会の調査及び成案」に上述資料(1)(2)記載の「大正七年四月都市改良計画調査会」の調査報告が、収載されています。
p.73-105(コマ番号91-107)「第四項 市区改正部の調査及び成安」に大正8年11月の市区改正部案である「大阪市都市計画説明書(交通運輸之部)」が全文掲載されています。p.90(コマ番号100)「大阪市都市計画説明書(交通運輸之部) 第四章 大阪市内道路 第二表 市内幹線道路新設構築箇所調 第一等道路」に「御堂筋線」と記されており、p.94(コマ番号102)に「(一)御堂筋線」として御堂筋線の説明があります。
なお、御堂筋の名称決定の経緯については記載が確認できませんでした。
(4) 『建築と社会 第2巻 第1集第5号~第7号』 (不二出版 1991.10)
第1集第7号(大正7年5月15日)の上述資料(2)記載の「仮定大阪市改正街路図」が掲載されており、当該路線には「淀屋橋筋」の名称が確認できます。
(5) 『大阪市公報 276〜427号』(大阪市役所 1918-1920)
「大阪市公報 第三百八十一号 大正九年一月三十一日」のp.1589-1592に「大阪市告示第一号」として、上述資料(1)記載の「大阪市区改正設計」が掲載されています。
p.1590「大阪市区改正設計 街路之部 第五 一、広路」に「一、大阪駅前北野角田町三百四十九番地ノ一ヨリ大江橋、淀屋橋並長堀川及道頓堀川ノ各新橋梁ヲ経テ難波駅前難波新地五番町五十三番地ノ一ニ至ルノ路線」とありますが、告示の中で「御堂筋線」の名称は掲載されていませんでした。
以下の(6)(7)(8)ほか多くの資料に、御堂筋の名称は沿道に北御堂(西本願寺津村別院)と南御堂(東本願寺難波別院)があることに由来する旨の記述があります。
(6) 『角川日本地名大辞典 27 大阪府』 (「角川日本地名大辞典」編纂委員会/編 角川書店 1983.10)
p.1150「御堂筋」の項に、「御堂筋の名称は北御堂(西本願寺津村別院)と南御堂(東本願寺難波別院)の門前を南北に通じる3間幅の近世以来の狭い道筋に由来し」とあります。
(7) 『日本大百科全書 :2版 22 ませ-もぬ』 (小学館 1994)
p.376「御堂筋」の項に、「沿道に南御堂(東本願寺難波別院)と北御堂(本願寺津村別院)があるため名づけられた。」とあります。
(8) 『産経新聞』 2017年5月13日 大阪夕刊p.8 「【御堂筋トリビア 完成80年】なんで「御堂筋」って名前なん?」
「御堂筋の名前の由来は、本町付近の沿道にある2つの巨大な寺院とされています。ともに16世紀末、この地に移ってきた「北御堂(浄土真宗本願寺派本願寺津村別院)」と「南御堂(真宗大谷派難波別院)」。2つの御堂を結ぶ道だから、「御堂筋」ってわけです。」とあります。
以下(9)(10)の資料には「御堂筋」の名称の決定には関一元市長が関わった旨の記述がありました。
(9) 『実記百年の大阪』(読売新聞大阪本社社会部/編 朋興社 1987.1)
p.711-712「御堂筋開通 船場を貫通、大メーン・ストリート」の項にて、御堂筋の名称決定について触れられています。p.712に拡幅にかかる用地買収が行き詰った際には天皇陛下が行幸される道を作ると言って交渉し、昭和4年6月に天皇の大阪行幸があった旨の記述があり、「御堂筋という名前も、実にこの御幸を前に決まったんです。(中略)この際、新しい道に名前を付けようと会議を開き、わたしらは“御幸通り”を提案しました。しかし、関さんは“大阪にその名はおかしい。御堂さんの前の道だから御堂筋だ”と、きっぱり言われました」と記載されています。
(10) 大阪市:みちよちゃん&みちるくんの部屋
https://www.city.osaka.lg.jp/kensetsu/page/0000116189.html (2023.3.7確認)
「みちるくんのつぶやき」の項に掲載されているPDFファイル「「御堂筋って?(PDF形式, 205.89KB)」に「大阪を南北に貫く御堂筋の名前は、北御堂・南御堂と呼ばれたこの2つの別院に由来しています。名づけ親は関一元大阪市長です。」とあります