4. データ入出力
- 4-1. ダウンロード
- 4-2. アップロード
- 4-3. 自動取得
- 4-4. データフォーマット
- 4-5. HTMLタグでの仕様について
4-1. ダウンロード
- 4-1-1. ダウンロードとは
- 4-1-2. 一覧画面からの一括ダウンロード
- 4-1-3. 詳細画面からのダウンロード
4-1-1. ダウンロードとは
本システムに登録されているレファレンス事例、調べ方マニュアル、特別コレクション、参加館プロファイルのデータをダウンロードします。
ダウンロードの対象となるのは、自館で登録したデータと自館の参加館プロファイルです。
ダウンロードするファイルの形式は、CSV形式かXML形式が選択できます。
ダウンロードには、下記の2つの入口があります。
- 検索した事例をダウンロードする
- ヘッダーメニューの「自館データ」からダウンロードする
ヘッダーメニューの「自館データ」をクリックすると、自館データの一覧画面が表示され、ダウンロードを行うことができます。
4-1-2. 一覧画面からの一括ダウンロード
次の場合に一覧画面からのダウンロードが可能となります。
- ヘッダーメニューの「自館データ」から一覧画面を表示した場合
- 詳細検索で「自館データのみを検索する」にチェックを入れて検索した場合
- 詳細検索で公開レベルを「自館のみ参照」とした場合
- 詳細検索でローカル項目に関する検索条件を入力した場合
※簡易検索では検索結果一覧からのダウンロードは行えません。
※検索結果一覧で「ダウンロード」「ダウンロード(全件)」をクリックすると、別ウィンドウでダウンロード項目選択画面が表示されます。ダウンロードしたい項目の選択や、ファイルタイプの選択はダウンロード項目選択画面で行ってください。
1.ダウンロードデータの選択
検索結果一覧からダウンロードしたいデータのチェックボックスにチェックを入れ、「ダウンロード」をクリックします。検索でヒットしたデータ全件をダウンロードしたい場合は、「ダウンロード(全件)」をクリックします。「ダウンロード」または「ダウンロード(全件)」クリックにより、ダウンロード項目選択画面が表示されます。
2.条件の指定
ダウンロード項目選択画面では、以下に注意して条件指定を行ってください。
「項目名を挿入」するとした場合、出力されるCSVファイルの先頭に出力内容の項目名が表示されます。(「項目名を挿入」はファイルタイプがCSV形式の場合のみ)
ダウンロード項目からファイルに出力したい項目を選択できます。チェックボックスのチェックが入っている項目のみ出力されます。
ダウンロードしたデータの内容を更新して再度レファレンス協同データベースにアップロードする場合は、項目順がそのままアップロードで使える標準フォーマット形式でダウンロードすることをおすすめします。
標準フォーマット形式としてダウンロードする場合は、下記のように指定してダウンロードします。
- [項目名を挿入]:しない(デフォルト)
- [ダウンロード項目]
- [標準フォーマット項目]:全選択(デフォルト)
- [システム項目]:全解除(デフォルト)
※標準フォーマット形式以外でダウンロードしても、アップロード画面で項目順設定を行っていただくことでアップロードが可能です。
条件を指定したら「ダウンロード」ボタンをクリックします。
3.ダウンロード一覧画面
検索結果一覧から遷移した場合は、ダウンロード一覧画面に遷移します。ダウンロードしたいファイルの「ダウンロード」ボタンをクリックします。
4-1-3. 詳細画面からのダウンロード
詳細画面からダウンロードができます。
※詳細画面から遷移した場合は、ダウンロード項目選択画面からダウンロード一覧画面には遷移しません。
※詳細画面で「ダウンロード」をクリックすると、別ウィンドウでダウンロード項目選択画面が表示されます。ダウンロードしたい項目の選択や、ファイルタイプの選択はダウンロード項目選択画面で行ってください。
1.ダウンロードデータの詳細画面表示
検索結果一覧などよりダウンロードするデータの詳細画面リンクをクリックします。
詳細画面上部の「ダウンロード」をクリックし、ダウンロード項目選択画面を表示します。
2.条件を指定してダウンロード
ダウンロード項目選択画面にて、条件を指定してダウンロードします(「4-1-2. 一覧画面からの一括ダウンロード」を参照ください)。
4-2. アップロード
本システムに、XML形式あるいはCSV形式でレファレンス事例、調べ方マニュアル、特別コレクションのファイルをアップロードし、新規登録・更新・削除を行います。自館システムに蓄積されたデータ等の登録にご利用ください。
- 新規登録・更新
- 取得したデータに含まれる管理番号のデータが既にシステムに存在する場合は更新処理を、なければ登録処理を行います。
- 削除(XML形式のみ可能です)
- 「REFERENCE」「MANUAL」「COLLECTION」タグのtype属性に「delete」を指定した場合には、一致する管理番号のデータの削除処理を行います。
※ファイル内にレファレンス事例、調べ方マニュアル、特別コレクションデータを混在させることはできません。
※ファイル内に新規登録・更新と削除データを混在させることは可能です。
アップロードファイル送信後、すぐにシステムでデータチェックを行います。チェック結果はアップロード処理予定・処理結果一覧画面で確認できます。これにより、データに誤りがあった場合でも修正して再度アップロードいただくことが可能です。
登録処理は、夜間のバッチ処理でデータベースに登録され、処理結果はメールで通知されるほか、アップロード予約状況・処理結果一覧画面で確認できます。
また、研修環境を利用して、アップロードテストを行っていただくことも可能です。
4-2-1. アップロード手順
- ヘッダメニューの「アップロード」をクリックすると、アップロード画面が表示されます。
※独自の並び順のCSVファイルをアップロードする場合は、まず「8.項目順設定」を行ってください。画面を移動すると画面に入力した情報が保持されません。一度登録した項目順は保存されていますので、独自の並び順のCSVファイルをアップロードする場合でも、前回と同じ並び順のファイルを登録する際は項目順設定を再度行っていただく必要はありません。 - アップロードするファイルを選択します。
- ファイルタイプについて、「XML(UTF-8)」「CSV(Shift-JIS)」「CSV(UTF-8)」のいずれかを選択します。
※(4)(5)(6)(8)はCSVファイルの場合に指定します。 - データ種別について、「レファレンス事例」「調べ方マニュアル」「特別コレクション」のいずれかを選択します。
- 項目の並び順について、「標準フォーマット順」「独自の並び順」のいずれかを選択します。
※独自の並び順のデータを登録する場合は、項目順設定で並び順を指定してください(前回と同じ並び順の場合は、設定が保持されているので項目順設定は不要です)。 - 開始行について、数値を入力します。
例)タイトル行が無い場合は「1」、タイトル行が1行ある場合は「2」 - 「送信」ボタンを押下します。
- 「項目順設定」ボタンを押下すると、項目順設定画面が開きます。
4-2-2. 項目順設定
アップロードに用いるCSVファイルのデータ種別ごとの項目順を設定します。自館の独自の並び順でデータを登録する場合に使用します。
項目順設定の左側、並び順設定に表示されている各項目は、マウスでのドラッグ&ドロップで順番を入れ替えることができます(下図参照)。
「除外項目追加」をクリックすると追加される読込除外項目についても同様にドラッグ&ドロップが可能です。
4-3. 自動取得
XML形式のレファレンス事例、調べ方マニュアル、特別コレクションのデータを自動取得予約設定に基づき参加館様サーバーから自動的に取得し、新規登録・更新・削除を行います。
- 新規登録・更新
- 取得したデータに含まれる管理番号のデータが既にシステムに存在する場合は更新処理を、なければ登録処理を行います。
- 削除
- 「REFERENCE」「MANUAL」「COLLECTION」タグのtype属性に「delete」を指定した場合には、一致する管理番号のデータの削除処理を行います。
※ファイル内にレファレンス事例、調べ方マニュアル、特別コレクションデータを混在させることはできません。
※ファイル内に新規登録・更新と削除データを混在させることは可能です。
ファイルは夜間のバッチで収集され、登録データ内容のチェックを行った後に登録処理が行われます。データチェックでエラーとなった項目は登録・更新処理が行われません。
自動取得の処理結果は、自動取得予約設定単位でメールで通知されるほか、自動取得予約状況・処理結果一覧画面にてご確認いただけます。
4-3-1. 自動取得予約設定手順
- 取得予約日を選択・入力します。
- 取得先URLを入力します。取得先URLは参加館様が管理するWebサイトなど、レファ協システムからアクセスできる場所のURLです。取得対象ファイルを指すURLをフルパスで入力してください。
例)https://crd.ndl.go.jp/jp/public/file.xml
注意事項
外部からアクセスできるURLに直接データを置く際は、個人情報が含まれていないかなど、セキュリティ面に十分ご配慮いただきますようお願いします。
Basic認証をご利用のサーバの場合、以下の形式でURLを入力していただければ取得可能です。
例)http://ユーザーID:パスワード@ホスト名/ファイルパス
http://userid:password@host.jp/sample.xml
FTPをご利用の場合でID、パスワードを埋め込む場合は以下のとおりです。
ftp://userid:password@host.jp/sample.xml
※予約いただいたURLの情報は、国立国会図書館で確認のために参照する場合があります。ID、パスワードを埋め込む際はご認識いただきますようお願いします。
※ここに示したURLはあくまで一例であり、参加館様のサーバー環境によってはアクセスできない可能性もありますので、その際は事務局までお問合せください。
※アクセスできない場合は、予約登録時にエラーとなります。 - 「予約登録」ボタンをクリックし、設定します。
- 「予約状況・処理結果へ」ボタンをクリックすることで、設定されている自動取得の予約一覧を見ることができます。また、「取消」ボタンで予約設定を取り消すことができます。
4-4. データフォーマット
4-4-1. XMLフォーマット
データ入出力に用いるXMLフォーマットは以下をご覧ください。
4-4-2. CSVフォーマット
データ入出力に用いるCSVフォーマットは以下をご覧ください。
4-5. HTMLタグの使用について
- アップロード時のタグ文字の扱いについて
- CSVアップロード時に、<、>などのHTMLタグ文字を<、>などににエスケープします。ただし、Aタグなど利用可能なタグのみタグのまま登録します。利用可能なタグは「リッチテキストエディタの使い方」をご確認ください。XMLアップロード時に<や>が入っているとチェックでエラーとなり登録できません。
- URL判定方法について
- 日本語を含むURLは自動変換対象外となり、http(s)://から始まるURLについて、半角英数記号で記載された部分までをURLとして判別します。
例:以下の下線部分までURLとして判別します。- http://ja.wikipedia.org/wiki/国立国会図書館
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E7%AB%8B%E5%9B%BD%E4%BC%9A%E5%9B%B3%E6%9B%B8%E9%A4%A8
- http://google.com/ :googleのWEBサイト