レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011年06月10日
- 登録日時
- 2011/06/10 13:05
- 更新日時
- 2011/12/17 20:14
- 管理番号
- 鳥県図20110047
- 質問
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解決
昭和10(1935)年当時における朝鮮慶尚南道統営郡沙等里(現在は統営市)について調べている。地図等の資料を閲覧したい。
- 回答
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1統営郡沙等里の沿革について
①『新旧対照朝鮮全道府郡面里洞名称一覧』(越智唯七/著 大正6年「中央市場」の復刊 草風館 1994.9)には、1912-1916年に朝鮮総督府が実施した地方行政区域の変更事業による新旧の地名が比較対照して掲載される。それによると沙等里は、統営郡沙等面の里として記録される(p.622)。
②『韓國地名辭典』(孫成祐/編著 ソウル 1989.12)によると、統営郡は、1914年に龍南郡と巨済郡が統合された郡であり、1953年まで統営郡と呼ばれたとある。(pp.675-676)
①②により、昭和10(1935)年当時の沙等里は統営郡沙等面内にあった。
2地図について
①『朝鮮旅行案内記』(京城 朝鮮総督府鉄道局 1934.9):
「案内編 京釜線」掲載の地図(p.6)に統営郡沙等里(城浦里)を確認。
②『朝鮮事情 昭和11年版』(朝鮮総督府/編 京城 朝鮮総督府1934.12):
添付地図で統営郡を確認。
- 回答プロセス
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・『大韓民国地名便覧 2001年版』 (日本加除出版株式会社出版部/編 日本加除出版 2001.1)に現在の統営市は、1995年に忠武市と統営郡とが合併して設置されたとあり。(p.508)
・『韓國道路地圖』ハングル・漢文・英文併記 (金明澤編 ソウル 中央地図文化社 2009.3)で、現在の韓国地図で沙等里(城浦)の位置を確認。(104-105頁)
- 事前調査事項
- NDC
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- アジア (292 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 朝鮮慶尚南道統営郡沙等里
- 朝鮮・韓国地図
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 環日
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000087253