レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2007/10/31
- 登録日時
- 2008/03/31 02:13
- 更新日時
- 2008/04/17 13:55
- 管理番号
- 愛知県図-00171
- 質問
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解決
明治時代の末から大正時代の初めにかけて、名古屋港にあったという水族館について知りたい。
- 回答
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名古屋港にあった水族館とは、山田才吉が開設した「名古屋教育水族館」でしょう。【資料1】p54と【資料2】p95に記述と写真があり、「明治43年(1910)5月、社会教育のため東築地5号地に開館、魚・鳥類を約千二百種を飼育していた。大正元年(1912)の台風と高潮で倒壊し、近くの南陽館の敷地に再建されたが、昭和10年閉鎖された。」とあります。【資料3】p68-74に、詳しい記述と多数の写真が掲載されています。これによれば再建されたのは大正9年です。また【資料4】p82にも記述と写真があります。なお【資料3】によれば、当初の場所は、現在の名古屋市港区竜宮町の大同特殊鋼築地工場付近、倒壊後再建された場所は同区東築地町の東築地小学校付近です。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 動物学 (480 9版)
- 参考資料
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- 資料1『名古屋再発見 歴史写真集』中日新聞本社,1984 (1101479191)
- 資料2『明治・名古屋の顔 写真図説』六法出版社,1973 (1101476233)
- 資料3『道徳探検 昔と今』加納誠,2006 (1109068370)
- 資料4『名古屋今昔写真集 第3巻』樹林舎,2007 (1109317609)
- キーワード
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- 水族館
- 名古屋港
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000043160