レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2005/11/16
- 登録日時
- 2007/06/14 02:10
- 更新日時
- 2007/06/14 15:39
- 管理番号
- B2005F0986
- 質問
-
解決
湿気硬化型ポリウレタンホットメルト接着剤の古紙再生製本以外の用途を知りたい。
- 回答
-
ご照会の「湿気硬化型ポリウレタンホットメルト接着剤の用途」について、当館NDL-OPACの書誌検索を「ホットメルト接着剤」で検索し、ヒットした下記(1)の資料を調査したところ、「湿気硬化型ポリウレタンホットメルト接着剤」は「反応性ホットメルト型接着剤」のひとつとして記述されていました。また「反応型ホットメルト接着剤」とも呼ばれているようです。
さらに、当館提供の「目次検索システム」(限定公開)を「反応型ホットメルト」で検索したところ、下記(2)の資料に用途の記載がありました。
【 】は当館請求記号です。
(1)『ホットメルト接着剤の実際技術』 シーエムシー 2000 259p (CMC books) 【PA461-G19】
「第3章機能性ホットメルト接着剤 1 湿気硬化型ポリウレタンホット
メルト接着剤」(pp.105-118)に、「1.3 RHMの用途」(pp.107-108)の項があります。本書では、湿気硬化型のウレタン系ホットメルト型接着剤をRHMと記しています。
(2)『粘接着剤・粘着テープ市場の展望とグローバル戦略.2003年』 富士経済
2003 451p 【DL528-H18】
「B.13粘接着剤動向編 13.反応型ホットメルト」(pp.131-136)の、「5.メーカー別国内販売数量及びシェア」(pp.133-134)では、メーカー別にどのような分野に販売しているかの記述が、「6.用途分野別販売数量及びウェイト」(p.134)では、<建材・木工・自動車・製本で伸長>の見出しのもとに、具体的な用途の記述があります。
〔雑誌記事〕
雑誌論文については、NDL-OPACの雑誌記事索引、および当館が契約している、独立行政法人科学技術振興機構が作成する文献情報検索システムJDreamを、「反応性ホットメルト」、「反応型ホットメルト」で検索し、広く用途に言及している論文3点を以下にご紹介します。
なお、反応型ホットメルト接着剤に関する文献が多く見られるようになったのは1990年以降のようですので、1990年以降の論文でお調べしました。
(3)『接着の技術』vol.15 no.3 1996.3 【Z17-983】
本号は、「特集:ウレタン系接着剤」です。
pp. 18-23 戸崎英男:3.2 ウレタン系反応性ホットメルト接着剤
「3.2.3 用途例」には、「自動車、建材業界を中心とした代表的な用途例を表3.9に示す。」とあり、p.20に「表3.9 R-HMの主な用途」があります。
(4)『接着の技術』vol.20 no.2 2000.9 【Z17-983】
本号は、「特集:接着剤の設計 Part1 ホットメルト」です。
pp. 43-48 上野精記ほか:8. 反応型ホットメルト接着剤
実際の用途例として、「8.2製本用RHM(ARX-1233シリーズ)」(pp.44-46)、「8.3 プロファイルラッピング用反応型ホットメルト接着剤ARX-1239シリーズ」(pp.47-48)の記載があります。
(5)『工業材料』 vo.46 no.2 1998.2 【Z14-121】
pp.41-44 高橋富雄:反応型ホットメルトポリウレタン接着剤
「PUR-HM接着剤の特徴 (2) 主な用途」(p.42)には、「主な用途を表1に示す」とあり、p.43に「表1PUR-HM接着剤の主な用途」があります。
本文に、PUR-HM(反応型ホットメルト)という記載がありました。
インターネットの最終アクセス日は2005年11月11日です。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- その他の化学工業 (579 9版)
- 参考資料
- キーワード
-
- 接着剤
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 公共図書館
- 登録番号
- 1000035454