レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2004年3月1日
- 登録日時
- 2006/08/03 15:23
- 更新日時
- 2012/12/26 16:21
- 管理番号
- 北九-2006-0029
- 質問
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解決
桜の開花は、日本の南と北とでは、どのくらい差がありますか。
- 回答
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サクラ(ソメイヨシノ)の開花日は、九州南部で咲きはじめてから、関東南部で咲きはじめるまで、わずか4~5日の期間しかありませんが、関東南部から、東北地方の北部までには、約1ヵ月くらいかかります。
『理科年表』(平成16年)によれば九州の宮崎ではソメイヨシノの開花日は3月25日。北九州(福岡)では3月26日。東京は3月28日。青森は4月26日。北海道の稚内ではエゾヤマザクラが5月16日というような観測結果の平均値が載っています。
また、沖縄県の那覇ではヒカンザクラの開花日が、1月19日となっています。
『日本の動植物季節前線図』によれば、サクラの開花日の早いときは、場所による開花日の差が大きく、季節が遅れたときは、開花日の差が小さいようです。さらに、開花日は樹齢によっても異なり、若木は老木よりも多少遅れます。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 『理科年表 第77冊(平成16年)』 文部科学省国立天文台編 丸善 2003年 (246~247頁) (R403.6/コ/04)
- 『四季・動植物前線』 百瀬成夫著 技報堂出版 1998年 (106~109頁) (468.5/モ)
- 『日本の動植物季節前線図』 百瀬成夫著 丸ノ内出版 1972年 (36~37頁) (468.5/モ)
- キーワード
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- 桜
- 桜の開花
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000029822