○種痘に関する資料としては次のものを所蔵している。
・愛の種痘医 日本天然痘物語 恒和選書 浦上五六/著 恒和出版 1980.12
・オロシャ雪原の逃亡者 日本にはじめて種痘法をもちこんだ男 PHP愛と希望のノンフィクション 鈴木喜代春/作 PHP研究所 1992.12
・種痘医小山肆成の生涯 山本亨介/著 時事通信社 1994.12
・天然痘に挑む 種痘医北城諒斎 二宮陸雄/著 平河出版社 1997.5
・牛痘についてのその後の観察 エドワード・ジェンナー/著 近代出版 1981.9
・天然痘根絶史 近代医学勃興期の人びと 深瀬泰旦/著 思文閣出版 2002.9
・鍋とランセット 民間信仰と予防医学(1798‐1830) 新評論 1988.1
・日本痘苗史序説 添川正夫/著 近代出版 1987.1
・天然痘が消えた 中公新書 北村敬/著 中央公論社 1982.8
・ビジュアル博物館 第84巻 感染症~黒死病や天然痘から現代の「スーパー細菌」まで 同朋舎 2001.1
○香川県の種痘の歴史については次のようなものがある。
・新修高松市史 2 高松市史編集室/編 高松市役所 1966.2 Ⅱ
p.717-719「讃岐の種痘史」に次の記述があります。
「・・・こういうわけで、讃岐の牛痘苗接種は、河田禎雄、中桐文炳、柏原謙好、岡田禎蔵らが、嘉永3年春、ほとんど同時にやったものと思われる。」
・高松市医師会史 高松市医師会記念史編集実行委員会/編 高松市医師会記念史編集実行委員会 1990.7
p.6-7「第3節 種痘の歴史」有。
○種痘の道具について
・ジェンナーの贈り物 天然痘から人類を守った人 加藤四郎/著 菜根出版 1997.3
p.76-79「天然痘予防ワクチンと道具」という文章が掲載されている(写真有)
・地球上から天然痘が消えた日 国際医療協力の勝利 科学・技術の最前線 蟻田功/著 あすなろ書房 1991.8
p.74-75「二又針」という接種の道具の写真が掲載されている。
(ご参考)
国立感染症研究所の次のページも参考になるかと思われる。
Http://idsc.nih.go.jp/disease/smallpox/
(健康情報)