レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2004年03月30日
- 登録日時
- 2004/03/30 14:55
- 更新日時
- 2007/03/31 21:20
- 管理番号
- 青森A-03-003
- 質問
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解決
『津軽じょんがら節』の「じょんがら」とはどういう意味か。
- 回答
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諸説あり。主なものは次のとおり。
1.浅瀬石(あせいし)城主・千徳政氏(せんとくまさうじ)を滅ぼした大浦為信がその墓をも暴こうとしたことに神宗寺役僧・常縁が抗議し、浅瀬石川に身を投げた。その地は「常縁河原」、後に「上河原」(じょんがら)と呼ばれた。「じょんがら」は「常縁河原」のなまり。
2.江戸時代、阿呆陀羅経を語り物にして節をつけたものを唄う門付け芸人を「ちょんがれ坊主」といった。その「ちょんがれ坊主」の唄「ちょんがれ節」が各地に広がり、輪島ちょんがり節や津軽じょんがら節となった。「じょんがら」は「ちょんがれ」のなまり。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 声楽 (767 9版)
- 参考資料
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- 『津軽民謡茶話』(成田雲竹著 東奥日報社 1952)
- 『うたのほんこ』(小沼幹止著 放送ジャーナル 1972)
- 『みちのく民謡ばなし』(松木宏秦著 東奥日報社 1977)
- 『民謡地図2 じょんがらと越後瞽女』(竹内勉著 本阿弥書店 2002)
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000004002